右京動物病院

診察ネット予約はこちら

お問い合わせ

075-406-5211

24時間365日なんでも相談窓口
(当院かかりつけ専用)

050-2018-2505

右京動物病院ブログ: 診察

6月22日(金) キャバリアといえば・・part2

カテゴリー: 診察 

6月22日(金)

゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。 
平野:6月24日(日)、30日(土)午後
百石:6月23日(土)午後

こんばんは、獣医師の國廣です。
今週は大阪で大きな地震がありましたねぇ。京都も震度5くらいで、私はお休みの朝でしたがさすがに飛び起きてしまいました。
すぐに大阪にいる母親や友人に連絡して安否を確認しましたが、皆無事でなによりでした。
まだまだ今週いっぱいは気が抜けないみたいなので、皆さん用心されてください。
そんな地震の影響か、家のお湯が出なくなるという事件が起きました😵笑
もちろんお風呂に冷水で入るのはつらいので、久しぶりに銭湯に行くことにしました。
急遽分院長の太陽先生も来てくれ、お風呂上がりに乾杯なんてしちゃいました😋

普段シャワー派の私ですが、たまには大浴場でゆっくりお湯に浸かるのも悪くないですね。
太陽先生ありがとうございました!


ではでは、本日の内容は以前のブログで紹介したことのあるキャバリアのRちゃんについてです。
Rちゃんは心臓の治療をしており、薬で維持治療を行っていました。
ところが最近咳の頻度が多くなってきたとのことで来院され、久しぶりに心臓の検診を行うと・・・
以前と比べて確実に心臓が拡大していました。追加で利尿剤を処方し、状態を注意深く観察してもらうことにしました。
その数日後、食後に倒れ、呼吸が苦しそうということで緊急来院されました。
当時来院されたときの状態は非常に悪く、すぐに手術室へと連れて行き挿管を行いました。
挿管時には、気管の入り口に食塊が詰まっており、誤嚥していました。
すぐさま取り除き、人工呼吸器による補助呼吸で状態が安定してきました。
その後”ICU"と呼ばれる、酸素を高濃度で維持できる特別な入院室でしばらく様子を見ていました。
状態も落ち着き、検査を行うと

肺野が真っ白になっており、「肺水腫」を起こしてました。梅雨の時期は湿度の上昇と共に、心臓や呼吸器の病態が悪化することがあります。
この「肺水腫」は名前の通り肺に液体が貯まり、低酸素症、呼吸不全を起こす疾患です。
治療としては利尿剤、血管拡張薬。強心薬などを使用します。簡単に言うと心臓の負荷を軽減させます。
数日間の治療によりRちゃんは呼吸状態も落ち着き、肺野もきれいになりました。

無事退院できましたが、今後も呼吸状態を注意深く観察していく必要があります。

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ) 

KUNIHIRO@U-KYO-Animal Hospital


  にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER

 

6月19日(火) おばあちゃんは強し!

カテゴリー: 診察 

6月19日(火)

゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。 
平野:6月24日(日)、30日(土)午後
百石:6月23日(土)午後

こんばんは。獣医師の三浦です。
昨日の地震、当院の周りでは大きな被害なくホッとしております💦
ただ、動物たちが震えてしまって…という声をたくさん聞きます。
しばらく余震が続くかもしれないので、どうか安心できるように側にいてあげてください。
入院中の動物たちは、吠えることも震えることもなく
皆、何事もなかったようにしていましたのでご安心ください☺
私一人パニックになりかけて、動物たちを見て心が落ち着いたぐらいです。
彼らはたまに、びっくりするぐらい肝が座っていますね。

さて、今回は、そんな肝っ玉わんちゃんの一頭、Aちゃんを紹介します。
先週から入院していましたが、本日無事に退院できました🤗

Aちゃんは月1回、トリミングに通っている16歳のおばあちゃんです🐕
私が初めて会ったのは昨年の4月で、
トリミング中に痙攣発作を起こし、慌てて診察室に運び込まれました。
その日は血液検査、フィラリアの予防注射を行っていて、さらに嫌いなお顔周りのお手入れと、
たくさんの苦手なことに無理がたたったのかもしれません。
発作はしばらくして治まり、再発はありませんが
その後の来院では極力無理がないようにしようねと、一層注意させていただいています。

ここ数か月は持病だった心臓病が悪化し、入退院を繰り返しています。
最初は左心不全から、肺に水が溜まり入院しました。
すぐに退院できたのですが、飲み薬だけでは心臓の悪化を抑えることができず、
今度は心臓の周りに水が溜まり入院。
左心不全の次は、右心不全が進み、今回はお腹の方にも水が溜まってしまいました。

入院時のレントゲン写真です。
心臓と肝臓がパンパンに膨れ上がっています。
全身的な循環不全で、胸にも腹にも水が溜まり、臓器が溺れた状態です。
きっと相当に苦しいはず…。
この日は朝から調子が悪く、少し動いては立ち止まり、を繰り返していたそうです。

それでもAちゃんの凄いところは、少しの間集中治療を行うと、元気に戻れることです。
今回も、酸素室に入るとすぐに熟睡し、たっぷり寝た翌日にはウロウロ動き回り、
数日後には酸素室から出てご飯も食べれるようになりました。

そしてお顔周りを触ると、しっかり「嫌だ!」と自己主張してくれます☺

いつも悩むのは、治療をすることによって、逆に辛い思いをしないかな?ということです。
いくら正しい治療でも、検査や投薬は動物にとって全く理解できない行為であり、一時的にストレスを与えることになります。内容によってはリスクを伴うこともあります。
高齢になれば尚更、辛いだけの闘病生活は悲しいですから。
それでもAちゃんは全身で「まだまだ頑張れますよ!」と言ってくれているようで、
いつも私の方が勇気づけられています😊

お迎え前に、スピード仕上げでお顔を綺麗にしてもらいました✨

嫌がりながらも最後まで頑張ってくれるAちゃん、とってもかわいいです😚
元気を維持できるように、お薬頑張ろうね!

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ) 

R. MIURA@U-KYO-Animal Hospital


  にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER

6月17日(日) はしゃぎすぎにご注意を

カテゴリー: 診察 

6月17日(日)

こんばんは、院長です。

梅雨のため雨が降ったり止んだりでなかなかサッパリしない日が続きますね。
しかし梅雨が明ければ、もう夏です。
本当に1年の経過が早く感じます。

暖かくなると外でワンちゃんと遊ぶ機会も多くなるでしょう。
当たり前の話ですので流してもらっても結構ですが、
どうしても犬は汗をかけないため人間よりも体温調節が下手で、
なおかつ低い位置の方が太陽の照り返しがきついため熱中症に陥りやすいです。
日中のアスファルト上での散歩は控えてあげてくださいね。

また内外限らず、最近の小型犬は非常に小さくなっておりちょっとした拍子で骨折する子も多いため注意が必要です。
今回は骨折の症例でも少し紹介します。

骨折は部位や折れ方によって様々な分類がありますが、
犬で圧倒的に多いのは腕の骨折(橈尺骨骨折)です。
しかしこの骨折、安易に考えていると癒合不全なども起こすことが多く気をつけなければなりません。
当院では近年よりロッキングプレートという新しい金属の板を利用して手術するため、
その危険性がだいぶ少なくなったように感じます。
昔は治療した後、骨が無事にくっつくかどうか・・・恐る恐る経過を観察したものですが、
どんどんと新しく良い医療機器が開発されて便利になったものです。
(その分、医療機器の費用もどんどん上昇していますが・・・)

さて今回は1歳のトイプードルの男の子で、
バギーより自分で飛び降りた際に折れてしまったようです。

骨が二本とも折れてしまています。
ここから解放しているのかどうか、
成長板と絡んでいないか、
複雑骨折はどうか、
様々なことを考えて治療プランを練ります。

今回は一部複雑化した部分もありますが、比較的オーソドックスなため問題なくプレート固定を選択です。

皆で手術に向かいますが、男性獣医師ばかりで何やら写真からしてむさくるしいですね(笑)
しかし皆真剣に手術に向き合っています。

骨折部位にアプローチして、実際の状況を確認します。

骨とプレートを当てがって仮固定したのち、
ドリルを使ってネジ穴を作っていきます。
今回はPAXプレートというものを使用しました。

ネジ穴ができたら、それぞれに埋めていきます。
中央部分は開けておくことで骨折部位への過度な負担は減らす容姿します。
これで無事に固定終了です。


術後のレントゲン写真ですが、問題なく固定されています。
ネジはあえて長くすることで滑落防止を防いでいます。

この後ももう少し安静が必要ですが、ここまでこれば安心です。
現在は走り回っているため、また新たな骨折ができないかは心配ですが元気になってくれたのは素直に嬉しいですね。
このように現在ではロッキングプレートを利用することにより、骨折治療が比較的容易になりました。
当院では様々な種類のプレートを取り揃えていますので、何かあれば急いで来てくださいね。

外で遊ぶことが多くなるこれからの季節、人間も動物も怪我なく事故なく、はしゃぎすぎに注意して楽しむようにしましょう。
私は7月は心臓外科や学会が重なり、少し院外での仕事が多くなってしまって申し訳ないですが、
どの仕事も手を抜かず頑張ってこようと思います。

院長

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ) 

  にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER

6月12日(火) 目を刺激する正体は

カテゴリー: 診察 

6月12日(火)

゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。 
平野:6月16日(土)午後、24日(日)、30日(土)午後
百石:6月23日(土)午後

こんにちは、獣医師の廣畑です。
今回はワンちゃんの睫毛(まつげ)の異常についてお話ししたいと思います。

最近やたらと左目ばかりを前足で擦るというワンちゃんが来られました。
目を見てみると、、、



右目に比べて左目が充血していることが分かります。
左目を詳しく見てみると睫毛の異常が認められました。


この睫毛の異常ですが、一般的にワンちゃんで多く、ネコちゃんには稀です。
片側性もしくは両側性に発生し、上瞼、下瞼共に罹患する可能性があります。
また、睫毛の異常には主に3パターンあります。
①睫毛重毛:マイボーム腺と呼ばれる分泌腺から睫毛が生えている状態
②睫毛乱毛:正常な位置から生えている睫毛や付近の被毛の向きが異常で、
                 それらが角膜に接触している状態
③異所性睫毛:マイボーム腺から発生した睫毛が、眼瞼結膜を貫通して角膜を
                 刺激している状態

睫毛の異常があればワンちゃんは以下の様な症状を示します。
・涙が増える
・前足で目をこすろうとする
・目ヤニが出る
・目の周囲が腫れる
・瞬きの回数が増える
・結膜炎や角膜炎

睫毛の異常は放置すれば角膜に潰瘍ができてしまうなど
ワンちゃんの目にとって大きな障害です。
先述のような症状が見られたら一度病院で診察を受けることをお勧めします。

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ

K.Hirohata@U-KYO-Animal Hospital

  にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER

6月10日(日) 病院生活もお手の物(^o^)/

カテゴリー: 診察 

6月10日(日)

゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。 
平野:6月16日(土)午後、24日(日)、30日(土)午後
百石:6月23日(土)午後

梅雨に入りましたね。
昔からやっぱり雨は好きになれなくて、なんとなく憂鬱になりそうな…
今月末の勉強会の発表に向けて、寝不足が続く毎日です😪
最近のオハナはというと…
ようやくお散歩に慣れてきてくれたようで、一緒に歩くようにまではなってくれました😁
ただ何かの拍子に急ブレーキするので、まだまだ要練習です。
自由に走り回るのが大好きで、広場で放してあげると思いっきり走り回ります。
ただ、走るのもまだまだ下手くそで、足の回転がついていけてないのか、すごく異様な格好で飛びまわるんです。
初めて見たときは笑いがとまりませんでした😆

そんなオハナも愛おしくてたまりませんが😊
まだまだ新しい発見がいっぱいのオハナでした😄


さて、今回は4月から長期入院中の柴犬のMちゃんのお話です。
よく病院のテラスで飼い主さんとお散歩しているのをみかけられた方もいらっしゃるのでは?
Mちゃんはいろんなホルモンの病気で治療中なんです。
一つ目は副腎皮質機能亢進症、別名クッシング症候群ともいいます。
コルチゾールというホルモンが過剰にで過ぎてしまうことで、多飲多尿、多食、腹部膨満、脱毛、筋肉の萎縮、皮膚の菲薄化、パンティングなどの症状を示します。
治療法は、外科的に原因となっている腫大した下垂体あるいは副腎を切除する方法と、内科的に薬を飲むことで過剰なホルモンを抑える方法があります。
Mちゃんは内科療法で、毎日お薬をのんで治療しています。

二つ目は糖尿病です。
インスリンが不足することで高血糖状態が持続し、代謝異常を呈する病気です。
犬の糖尿病にはいろんなタイプがあります。
①インスリンを分泌する膵臓の変性によりインスリン分泌が不足する糖尿病
②家族歴、環境、生活態度が発症因子となる糖尿病(人の糖尿病に近いです)
③膵炎に伴う糖尿病
④クッシング症候群に伴う糖尿病
⑤高エストロゲン血症に伴う糖尿病  …など
症状は多飲多尿、削痩、被毛粗剛、糖尿病性白内障などです。
治療法はインスリンの注射と食事療法です。
Mちゃんの場合はおそらく④番目のクッシング症候群に伴うものになります。

そして三つ目が甲状腺機能低下症です。
名前の通り、代謝をコントロールしている甲状腺ホルモンが低下している病気です。
代謝が落ちてしまっている状態なので、症状としては嗜眠、無気力、肥満、脱毛、悲劇的顔貌などです。
甲状腺ホルモンのお薬をのんで補うことで治療します。

Mちゃんはこのような病態を抱え込んでいるため、毎日たくさんのお薬をのんで療法食を食べるという生活をおくっています。
しかし、全体的にホルモンのバランスが崩れてしまっているため、なかなか状態を安定させることができません。
ただ、入院し始めの頃に比べると、だいぶ元気にはなってくれていてよくお散歩もしてくれています。
どの病気も完治するものではないので、これからもずっと治療が必要です。

Mちゃんの飼い主さまはご高齢のため、なかなかこれだけの治療をお家でされるのは大変ということで、病院でできるかぎりの治療をさせてもらいながらの生活を送っています。
Mちゃんもだいぶ病院には慣れてくれたようですが、飼い主さまがご面会に来られると、やっぱりとっても嬉しそうに尻尾を振って甘えています。
そんな姿を涙を流しながら喜んでいらっしゃる飼い主様の姿をみると、私も胸があつくなります☺

Mちゃん、まだまだこれから😃
一緒に頑張っていこうね!!

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ) 

A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital

  にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER

6月8日(金) 顕微鏡をのぞくと・・・

カテゴリー: 診察 

6月8日(金)

゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。 
平野:6月16日(土)午後、24日(日)、30日(土)午後
百石:6月9日(土)午後、23日(土)午後
三浦:6月10日(日)

こんばんは、獣医師の國廣です。
ここ数日はじとじとした天気が続き、いよいよ梅雨入りですね。
皆さん雨の日は何をして過ごしますか?
私は家で引き篭もるか、居酒屋などで飲みに行くくらいしかありません。笑
室内で有意義に過ごせる趣味など作ろうかなぁと思う今日この頃です。


ではでは、今日のテーマはいつもと趣向を変えてハリネズミのHくんのお話。
Hくんは「フケが出る。」とのことで来院されました。
確かに診察台の上を歩くと、Hくんの歩いた後にはフケが散らばっていました。
このフケを顕微鏡でのぞいてみると・・・



なんと、ダニがいました😖
ハリネズミのフケの原因で最も多いのがこの「ダニ症」です。
ダニの種類は今回は分かりませんでしたが、疥癬の原因である「ヒゼンダニ」が多いようです😯
症状として
・激しく痒がる。
・針が抜け落ちる。
症状の進行度によっては食欲・元気がなくなることもあります。

治療としては、自然治癒では治らないため薬が必要になってきます。
今回は猫ちゃんの予防薬でよく使われるレボリューションを使用しました。
このレボリューションの成分である「セラメクチン」はフィラリア予防だけでなく、耳ダニなどの駆虫剤にも用いられます。
また今回のHくんのようなエキゾチック動物(ウサギやフェレットなど)にも比較的安全に使用することができます。

まだまだエキゾチック動物に関しては勉強中ですが、少しずつ知識を蓄えていき
治療に励みたいと思っております。

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ) 

KUNIOHIRO@U-KYO-Animal Hospital


  にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER

 

5月27日(日) 天国へ☆

カテゴリー: 愛犬 診察 

5月27日(日)

゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。 
廣畑:5月31日(木)


今週で今年の春ももう終わりですね!
動物病院が一年で一番忙しくなるフィラリアの時期がようやく過ぎようとしています。
毎年のように思いますが、嘘みたいに一瞬で時が過ぎていきました。
みなさんはもうフィラリア対策はばっちりですか?
まだ〜という方は急いで検査を受けてフィラリア予防を始めましょう!

動物病院で働いていると、当たり前ですが、たくさんのいろんな病気をもった子に出会います。
大きな病気に打ち勝って元気になってくれる子もいれば、病に命を奪われてしまう子もいます。
ふいに思うことがあります。
どうして神様は病気なんてものをつくったんだろう…
頑張って生きようとしている子の命を蝕んでいく病気なんて…なかったらいいのに…。

つい先日、長い間病気と闘い、とうとう天国へ旅立っていった子がいます。
年を感じさせない、とってもイケメンのDちゃんです。
Dちゃんは以前から気管虚脱と心臓病を患っており、たくさんのお薬を毎日頑張って飲んでくれていました。
興奮しいのDちゃんは病院へ来るだけで毎度大大興奮で、いつも診察台の上では大パニックでした。
Dちゃんはオーナーさんのことが大好きで、診察中も全く私の方を向いてくれず、オーナーさんのもとへなんとかダイブしようと必死でした😄
息も常にパンティング状態で、聴診器をあててもハァハァしか聞こえません😅
実は怒りん坊さんだったので、出会って間もない頃はふいによく噛まれかけました💦

そんなDちゃんも病態が少しずつ悪化してきて、ここ最近では入退院を繰り返していました。

Dちゃんのレントゲン写真です。
見ての通り気管はぺしゃんこにへしゃげています。
それから心臓病からの肺水腫という状態で、肺野が真っ白になっています。
気管虚脱は基本的には手術をしないと治りません。
手術自体もかなりハイリスクなもので、心臓病もあるDちゃんには到底耐えうるものではありません。
なんとかお薬を飲みながらの内科的な治療でいくしかありませんでした。
心臓病も少しず進行し、これまでにも何度か肺水腫を繰り返していました。
入院中のある朝、いつも通りお薬はのんでくれましたが、いつもと様子が違います。
舌の色が紫色で息遣いが異常でした。
そうこうしている間に呼吸が止まり、すぐに心配蘇生の処置を行いましたが、残念ながらそのまま息をひきとりました。
Dちゃんの気管も心臓ももう限界な状態でした。
最後まで本当によく頑張ってくれました。
Dちゃんのオーナーさんも最後まで諦めずに、私についてきてくださって本当にありがとうございました。
1日に何度も面会に来られる姿を見て、Dちゃんに対する深い愛情、Dちゃんとの深い絆を感じました。
大切なDちゃんを最後までみせていただいて、ありがとうございました。
Dちゃんのオーナーさんにはアムロの闘病生活の時にもたくさん勇気付けていただいて、本当に感謝しています。

DちゃんもDちゃんのオーナーさんも大好きです。
素晴らしい出会いに感謝しています😊
会えなくなるのはとても寂しいですが、きっとDちゃんが天国でアムロと走り回ってくれていることを願っています😇
ご冥福を心からお祈りいたします。

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ) 

A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital

  にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]/CTスキャン導入/進行性脊髄軟化症/
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER

保存保存

5月25日(金) 眼の病気と思ったら・・・

カテゴリー: 診察 

5月25日(金)

゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。
平野:5月26日(土)午後 
廣畑:5月31日(木)

こんばんは、獣医師の國廣です。
最近暑くなったり、寒くなったりと気温の変化が激しいですねー。
体調を崩している人も院内でちらほら見受けられます😣
来週から6月に突入し梅雨が始まりますので、余計に体調管理をしっかりしていきましょう!
ちなみに去年の近畿の梅雨入りは6月20日ごろで、今年はそれよりも早い予想が出ていました🤔


ではでは、本日のテーマは11ヶ月チワワのSちゃんについて・・・
Sちゃんの来院理由は「瞼にできものができた。」というものでした。
年齢も若いこともあり、初めは抗生剤入りの眼軟膏で様子をみてもらうことにしました。
そして数日経っても全く改善しないということで再び来院されました。
その時の写真がこちら。

瞼が赤く腫れ、目やにもたくさん出ていました。本人も痒いのかとても気にして掻いているようでした。
眼の他にも「足をかばうような歩き方をする。」という症状も出ており、これは何かおかしい・・・と思い、
免疫系の血液検査を行いました。
すると陽性で引っかかってきたものが1つ、それは「リウマチ因子」でした。
人間の病気でも聞いたことがあると思いますが、「関節リウマチ」という病気の診断に用いられる検査です。
犬では「関節リウマチ」にかかっている犬の20〜70%が陽性結果になると言われています。

「関節リウマチ」とは、自己免疫が関係してくる全身疾患で、びらん性関節炎の1つです。
「びらん性」とは、骨が破壊されたためにレントゲン検査で骨が虫食い様に見える状態を指します。
この「びらん性」が「関節リウマチ」の特徴的な症状になります。
原因は現在の研究では詳しいことが分かっていませんが、おそらく環境因子と遺伝因子の2つが関わっていると考えられています。
発症は中年齢の小型犬に多いとされており、ミニチュアダックスフンドやチワワが好発犬種となっています 。

今回のSちゃんはレントゲン検査を行っても「びらん性」の所見はありませんでしたが、全身的な免疫の異常が起こっていることは間違いありませんでした。
そのときに用いられる治療法は免疫を抑制する薬になります。一般的にはステロイド剤が最も使用されます。
ステロイド剤は普段炎症を抑える目的で使用されますが、用量を増やすと免疫を抑制する効果があります。
実際にSちゃんもステロイド剤を使用すると

眼の腫れがずいぶん収まり、足をかばうような症状もなくなりました。
現在Sちゃんは他の免疫抑制剤を併用することで、ステロイド剤の用量を減らしているところです。
発症して3ヶ月程経ちますが、現在は元気にしています。

ただ「関節リウマチ」は根本的な完治がない病気なので、いつまた再発するか分からないというのが現状です。
今後もよく経過を観察しながら、治療を続けていきたいと思います。

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ) 

KUNIHIRO@U-KYO-Animal Hospital


  にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]/CTスキャン導入/進行性脊髄軟化症/
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER

保存保存

5月22日(火) 大切なこと

カテゴリー: あれこれ・・・ 診察 

5月22日(火)

゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。
平野:5月24日(木)午後、26日(土)午後 
廣畑:5月31日(木)

こんばんは。獣医師の三浦です。
最近、歯医者やら整骨院やら色々と病院に通っているのですが
毎回、お会計時に「それだけですか!?」と驚いてしまいます🙄
普段は通院をお願いしている側ですが、
自分自身のこととなると通院は面倒ですし、薬は嫌いですし、
我慢して何とかなるなら病院には行きたくない気持ちが強いです。笑
でも、それなりの負担額で身体が楽になるなら、頑張って通院しようかな…という気持ちになれます👛

そんな訳で今回は、少し趣向を変えてペット保険のお話をします🐕

当院は保険の代理店ではないので、積極的にお勧めすることはできませんが
個人的には、新しい家族をお迎えしたら、できるだけ早期の保険加入を推奨します。

ご存知のとおり、獣医療は自由診療のため病院によって診療料金が様々です。
そのため国民皆保険などの制度はつくることができず、保険加入は個人の意思に任されます。
保険に加入しない場合の医療費はもちろん全額負担なので、
人の医療費に比べ非常に高額に感じてしまうかと思います。
きちんと検査をして、処置をして、薬を飲んで…1度の来院で数万円かかることも多いですよね💦
治療が必要だけれども、経済的負担のために断念される方も中にはいらっしゃいます。
とても悔しく思いますが、お費用を頂かなければ医療提供が続けられなくなってしまいます。
そんな時、保険があれば、治療の選択肢を増やすことができます。

「できるだけ早期」とお伝えしたのは、当然のことですが、加入前に見つかった病気は保険適応することができないからです。

お迎え直後に多い病気でお費用がかかるのは、転落による骨折。
手術が必要になると、お迎えしたお費用以上にかかることもあります😵

また、最近人気のトイプードルやチワワ、柴犬に多い病気は、膝蓋骨脱臼です。
膝関節にある膝蓋骨が、本来あるべき場所から外れてしまう病気です。
成長期の体が小さすぎる時期は正常でも関節が不安定なことがあり、
ペットショップの検診では大丈夫と判断されてしまうことがあります。
それでも、早いコでは3~4か月頃から跛行や肢を噛むなどの症状が認められてきます。
症状が経度であれば内科療法で維持することも多いですが、
脱臼の頻度が増え日常生活に大きく支障が出るのであれば、手術が適応されます。


トイプードルのMちゃんも、お迎え直後に足を痛がる様子が認められ
膝蓋骨脱臼が原因であることが分かりました。
その後脱臼の頻度はどんどん増え、1歳を過ぎた先日、手術の決断をされました。


手術後のレントゲン写真です。
膝蓋骨が接する大腿骨の溝を深め、脛骨の回転を抑えるため固定しました。
膝の上に乗る丸い骨が、膝蓋骨です。
2枚目の写真で、手術した方は骨の中央に乗っていますが、逆側は内側にずれているのが分かるでしょうか?
ひとまずはMちゃん自身がとても気にしている右後肢の手術をしましたが、
今後は逆側も手術しなければならない可能性があります。

保険に加入する前に病気が発覚してしまったため、今後の治療費含め、
すべて実費でのお支払いになってしまいました。
もっと早く加入していれば…!と悩まれるお気持ち、よーく分かります😫
このような形で後悔される方はたくさんいらっしゃいます。
中には手術を悩んでいる間に病態がどんどん悪化し、
痛みで座ることすらまともに出来なくなってしまったコもいました。
Mちゃんは本当に辛くなる前に手術できて、良かったです。

新しく動物をお迎えされる方は、是非、お迎え前からその後の費用の準備を始めてください。
ひとつの命を預かるには、想像以上のお金がかかります。
そして動物の医療保険が今よりもっと充実し、より選びやすく身近なものになることを心より願っています。

 

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ) 

R. MIURA@U-KYO-Animal Hospital


  にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]/CTスキャン導入/進行性脊髄軟化症/
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER

保存保存

5月20日(日) 続々と来院されます〜犬の進行性脊髄軟化症〜

カテゴリー: 診察 

5月20日(日)

゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。
平野:5月26日(土)午後 
三浦:5月20日(日)
廣畑:5月31日(木)

こんばんは、院長です。

だいぶ暖かい季節になって、暑さも感じるようになりましたね。
蚊も出てきています。
フィラリア予防薬は忘れずに飲ませ始めてくださいね。

本日は診察終了後に京都の獣医師の勉強会グループで集まってBBQしました。
開業してから発足した勉強会ですが、早いもので5年以上にもなりました。
毎月1回は症例を持ち寄り発表会を実施するほか、研修医たちに向けた講演も行っています。
これからも共に頑張る同志と共に京都の獣医療界を盛り上げていきたいものです。

また5月24日には当院も開院6周年を迎えます。
6年と聞くと長く感じますが、本当に早かったです。
その間に渡って当院を応援してくださる全ての方にお礼申し上げます。
いつもありがとうございます。

さて今日も脊髄軟化症の症例をご紹介します。
今回は先月に実施した4頭の犬(ダックス、トイプードル)です。
2匹は大阪府より、1匹は高知県より、1匹は千葉県からご来院されました。

皆、脊髄軟化症の診断が下ったことにより、
安楽死を勧められたり最後を看取ることを考えなければいけない中で、
当院を探し見つけてご来院されました。

皆さんが動物を愛すべき家族と考えていらっしゃり、たとえ一生の介護が必要となっても頑張りたいという意思を持たれていらっしゃいます。
動物たちも皆生きたいという顔をしています。
プレッシャーではありますが、そんな思いに応えるべく緊急手術が続きました。

いずれの手術も4時間に及ぶ大手術となりましたが、
無事に全て成功。
そして集中管理の後は、リハビリ担当の獣医師や看護師にバトンタッチです。

こうやってチームで動物の治療に取り組めることが嬉しく、
そしてスタッフが頼もしいです。
私一人だけでは何もできませんから。

そして紆余曲折はあるものの、皆無事に退院してくれました。
本当に皆助かってよかった。
そして脊髄軟化症の子達の退院前には必ず写真を撮らせていただいています。


ご家族もご一緒に退院の記念撮影です。
この病気で来院される子は遠方の子も多く、
なかなか会えませんので、
こういう写真は私の楽しみの一つです。
こうやって元気に嬉しい顔をして帰っていただいた写真を見返すと、
ヤル気スイッチが入ります。

このように当院では多い時は月に4件、少なくても1〜2件は進行性脊髄軟化症の治療を実施しています。
全てが緊急手術となってしまうため、どうしても院長平野の外来診察が急遽キャンセルになったりしてしまいますがご理解いただきたく思います。
またCT検査も導入されたために、通常の椎間板ヘルニアの治療も非常に多くなっています。

脊髄外科疾患でお困りの友人やお知り合いがいらっしゃいましたらご紹介ください。
特に重度の椎間板ヘルニアや進行性脊髄軟化症は時間との戦いでもあるため、飼い主自身がこの病気の治療法を知っておくことが必要です。
すこしでも多くの命を助けるべく、この治療には全身全霊で当たらせていただいています。
進行性脊髄軟化症で命を落とす犬がいなくなるように・・・
ひたすら切り続けようと思います。

院長

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ) 

  にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER

2024年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930