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右京動物病院ブログ: 診察

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4月22日(月) 犬猫の慢性腎臓病

カテゴリー: 診察 

4月22日

*****セミナーのお知らせ(本院)*********
パピー教室:4月27日(土)、28日(日)
デンタルセミナー4月21日(日)

*****本院からのお知らせ*************
2022年5月から夜間診療を開始しました。
平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。

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こんばんは!
獣医師の細田です👩‍⚕️

最近はもっぱらカエルやトカゲ、魚のお世話で幸せを感じている毎日です。笑
ずんだ君が、未知との遭遇を果たした時の写真を載せておきます🐸

か、かわいい😍

ヒョウモントカゲモドキの黒豆ちゃんも見てやってください🦎
手作りのハンモックでまったり寝てくれている姿です。

か、かわいい😍
爬虫類や両生類が苦手な方申し訳ありません、、、。
お付き合いいただきありがとうございます😌

さて、本題に入りたいとおもいます。
みなさん今年のフィラリアの検査はお済みですか?
フィラリアの検査では採血が必要なので、当院では採血ついでに健康診断もお勧めしています。
うちの子はいつも元気だし、血液検査はいらないかな!とお思いになるお気持ちはわかりますが
健康診断とても大切です!!
普段何も気になる症状がないけど、念のため血液検査しとこうかな!
と、実施してくださったわんちゃん猫ちゃんで
実は腎臓の数値高かった💦という子が時々います😢
腎臓病といえば、ヒトでも年齢を重ねると良く聞く病気なので
想像はつきやすいかと思います。
慢性腎臓病は、犬や猫でもやはり中高齢でよくみられる病気です。
腎臓は、血液中の老廃物や毒素を尿として排泄すると共に、
体に必要な水分やミネラル、タンパクを吸収する役割を持っています。
血圧の維持や、赤血球の産生を促す役割も持っており、とても大切な臓器のうちの一つです。
慢性の腎臓病の場合、症状の進行がゆっくりなので発見が遅くなってしまうことが多いです。
なので、なんの心配もなく血液検査をした時にはもう既に腎臓の数値が高かった。ということも多くあります。
飼い主様がはじめに気づく症状としては、多飲多尿(尿が薄く量が多い、水を飲む回数がふえる)や食欲低下、食べているが痩せている等があります。
重度になると、下痢嘔吐、食欲廃絶、尿量飲水量の低下、貧血、痙攣を起こすこともあります。
病態が進行するまで、なかなか気づくのが難しそうですよね、、、
血液検査で数値として異常が現れるのも、腎臓の機能が半分以上失われてからになります。
しかし、最近はより早期に異常として出てくる腎臓マーカーがあったり、食事内容に影響されにくいマーカーがあったりするので
何も症状がなくても検査してみる価値はあります!
腎臓機能は一度失われると回復することはありませんので、
いかに早期に発見して、進行をいかに遅らせるかがポイントとなります。
うちの子は健康だ!!と決めつけずに
健康でずっといてほしいから!!健康診断を実施しましょう☺️

ただいま当院では5月中まで外注血液検査を¥1000OFFで実施しています。
このキャンペーンを利用してぜひ血液検査を実施しましょう💉

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪

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4月1日(月) 外出に注意?!

カテゴリー: 予防について 診察 

4月1日(月)

*****セミナーのお知らせ(本院)*********
パピー教室:4月6日(土)、13日(土)、27日(土)、28日(日)
デンタルセミナー4月14日(日)、21日(日)

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こんばんは、獣医師の岡山です。
すっかり春らしい陽気になりました。
外出する機会も増えてくるこの時期、人間がいろんな病気を持ち込む可能性もあります!
外出する愛犬さん、愛猫さんはもちろんのこと、お外へ出ない子たちの予防もしっかり行なっていきたいとこですね!!🌸

さて今日は怪我をしてご自宅に帰ってきた猫さんCちゃんについて書かせていただきます。
元々Cちゃんお外とお家を自由に出入りする猫さんでした。
ある日、出かけてから数日後に左後ろ足を完全に浮かせて着地できない歩き方で帰ってきました。
病院でレントゲンを撮ってみると、、、
左の中足骨4本全てが折れてしまっていました💥

折れている場所お分かりいただけますか?(紫で囲んだ部分です)


反対側の足と比較すると一目瞭然かもしれません。

ひとまず動かないように固定をして2次診療施設である京都動物医療センターへご紹介させていただき、今後の治療法について相談していただくこととなりました。

相談の上、まずは手術はせずにコルセットで固定して骨がくっついてくれるかどうかみることになりました。
1ヶ月経過しましたが骨折した部位は順調に『仮骨』が形成してきているとのことです。(仮骨:骨折などした際に修復の過程でできる不完全な骨組織)

特に猫さんは日照時間が長くなる1月〜8月は繁殖期と言われています。避妊去勢していない子は尚更お外に興味を示すことが多くなると思いますがお外には思わぬ危険があります。交通事故に遭ったりする可能性もあるのでなるべくお外へ出るのは控えてもらったほうがいいですね🤕
Cちゃんも何が原因で4本も骨が折れてしまったのか不明のままです。。。
何はともあれこのまま順調に治癒していくことを祈るばかりです🙏

今回の症例のように専門医による意見も聞きたい、あるいは治療が難しい症例は2次診療施設へのご紹介を迅速にさせていただいております。まずは些細なことでも結構ですので当院へご相談ください。

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪

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3月29日(金) 痛みのサイン、気付いていますか?

カテゴリー: 診察 リハビリ 


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デンタルセミナー:3月31日(日)

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こんばんは!獣医師の三浦です。

ようやく暖かくなってきましたね。
もう少し晴れの日が増えてくれると嬉しいところですが…。
太秦分院は目の前が桜の木なので、だんだんと蕾が膨らんでくるのが見えて
春を間近に感じることができます🌸


こちらは昨日の写真。
開花までもう少しですね!

 

さて、本日は犬の「痛みのサイン」についてです。

動物さんは痛みを隠すことが多いです。

もちろん「痛い!キャンキャン!」と分かりやすく訴えてくれることもありますが
そうでない方が多いかもしれません。
また、初期の一番痛い時期を乗り越えてしまえば
慢性的な痛みがあったとしても
痛いことを上手にカバーしながら動くことを覚えることで
特に日常生活には支障なく過ごせるようになってきます。

特に、慢性的な疼痛で見られる仕草について挙げていきます。

・運動後に足を引きずる
・散歩でノロノロ歩く
・立ち上がりがゆっくり
・ジャンプが苦手
・階段が苦手
・夜の寝つきが悪い

これらは「年寄りなってきたなぁ」と感じるような動作ですね。
きちんと痛みの管理をしてあげれば改善きるかもしれません!

また、若いこでも見られるのが

・お姉さん座り
・特定の足をたまに上げる
・足の着地位置がずれている

などの異常。
まだまだたくさんありますが…。
異常と気付かず、そのまま放置されていることもあります。

つい先日、「後ろ足を上げる事がある」という主訴で来院された子がいました。
鳴きもしないし、元気に走り回れてるけど
ふと立ち止まった時に左後肢が少し浮く。
レントゲンを撮ってみると、大腿骨に異常が出ていました。
(まだ診断がついていないのですが、手術が必要な状態でした)
この状態で診察にいらして頂けて、本当に良かったです!
元気だからまぁいっかで済ませてしまうと、
左後肢はどんどん弱っていったでしょう💦


もう一度お伝えします。

わんちゃんは「痛い」とは言わないことも多い。
そして、痛みを自分でカバーする方法をとっている。

 

お家の中やお散歩中、
「この動作なんだろうな?」という事があれば、
是非動画を撮ってみてください。
今はスマホでスローモードも簡単に撮れるので便利ですね。

痛みを早期発見して、より快適な犬生を送ってもらいましょう!

 

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3月18日(月) 胆嚢の病気

カテゴリー: 診察 

3月18日(月)

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パピーセミナー:3月24日(日)
デンタルセミナー:3月31日(日)

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こんにちは!

獣医師の筑紫です😊

今日は胆嚢という臓器に起こる病気の『胆嚢粘液嚢腫』について紹介したいと思います!

そもそも「胆嚢」という臓器は肝臓で作られた胆汁という液体を貯蔵する臓器です。

本来であればサラサラな胆汁がゼリー状になってしまい、胆嚢内に大量に貯留することで胆嚢が拡張してしまう疾患が胆嚢粘液嚢腫です💦

↑が胆嚢の超音波検査画像です。黒色に抜けている円形の組織が正常な胆嚢です。

超音波検査では液体が黒く映るので、胆嚢内にはきれいな胆汁が満たされていることが分かります👏

 

↑が胆嚢粘液嚢腫と呼ばれる胆嚢です。先ほどの画像とは打って変わり、何となく胆嚢内が粘液で満たされている感じが伝わるかと思います😅

こうなってしまう原因は様々で、胆嚢内の細菌感染、ホルモン性疾患(甲状腺機能低下症や副腎機能亢進症)、高脂血症などの基礎疾患が関係していると言われていますが原因不明のことも多いです😱

胆嚢粘液嚢腫になってしまうと、胆嚢の出口である総胆管が粘液で閉塞したり、胆嚢が拡張を続けて破裂してしまったりします…

そうなってしまうと命の危機にもなり得ます!

なので破裂する前に、予防的な胆嚢摘出といった外科的治療も検討するべき病気なんです🤔

しかし、前もってこの病気を見つけることもなかなか珍しく、多くは嘔吐、元気消失、黄疸といった症状が出てから見つかることが多いです。

特に黄疸という症状は特徴的なので、目や皮膚、粘膜が黄色くなるようなことがあればすぐ連れてきてください!

あとは定期的な健康診断での早期発見も有効なので、ぜひ健康診断もお勧めしていますのでいつでも申し付けください!🙂

 

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3月9日(土) 鋭利なものの誤食は危険です!

カテゴリー: 診察 

3月9日(土)

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パピーセミナー:3月3日(日)、9日(土)、16日(土)、24日(日)
デンタルセミナー:3月10日(日)、31日(日)
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こんにちは。嵐山院院長の田中です。
3月に入っても寒い日が続きますね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は花粉症の季節に本格的になってきたのでつらいです

今日のお話は、「誤食」についてです。
誤食は若い犬に多く発生します。
犬はなんでも口に入れてしまい、丸呑みする習性があるので、誤食が多いと言われています。

また、猫でも誤食はあります。
ひもや糸、シャカシャカ音が鳴るビニールなどを飲み込んだ事例があります。

犬、猫のいずれにしても油断はできません。
誤食について、飼い主様が認識されていない場合も多々あります。
「食べたところは見ていないが、探しても見つからない」や、「多分食べてはいないと思う…」と仰られていても誤食している場合があります。

犬は特に口に入れた瞬間に飲み込むので、食べたところを見る方が珍しいかもしれません。

今回来院されたのは、女性がよく使う髪留めの金属部品が壊れ、針状になったものを飲み込んだ子です。
「いくら探しても部品が無い」と仰るのでレントゲン検査を実施しました。

レントゲン検査をすると、


針状の金属片が腸内にありました!😱

場所の特定のためにCTを実施しました。


回腸内に金属片があることがわかりました。😰


今回は手術で摘出することとにしました。🤕

手術は問題なく終え、4日間の入院で退院できました。
今は元気にご飯を食べてくれています。😊


誤食は一瞬で起こってしまいます。
食べた現場を見ることが少ないほどです。
誤食したかもしれない場合は、間違っていたとしてもすぐに病院に相談してもらいたいです。
また、飲み込んでも大丈夫なものかどうかもご自身で判断せず病院にご相談いただきたいです。

ネットには間違った情報がたくさん書かれています。
塩を飲ませて吐かせるという情報もあるようですが、危険なので絶対にマネしないでください。

ご自宅には意外と危険なものがたくさんあります。
誤食を疑った時にはすぐ病院にご連絡ください!

嵐山院 院長 田中

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2月29日(木) 猫ひっかき病ってご存知ですか?!

カテゴリー: 心構え 診察 

*****セミナーのお知らせ(本院)*********

パピーセミナー:27日(土)、28日(日)

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2/29(木)

こんばんは。獣医師の岡山です。
4年に1回の閏年に投稿できて光栄です。
先日診察中に元気な猫さんに両手を何箇所かガブッとされてしまいました。
噛まれたり引っ掻かれたりするのが日常的にあるので、いつも通り出血部位を絞り、消毒して、、、と処置をして、今回は少し傷口が深く、1箇所ではなかったので念のため人間の病院を受診して抗生剤を処方していただきました。

猫ちゃんの歯って尖ってるので結構奥まで刺さるんです。数日の腫れるのは仕方ないなと思いつつ抗生剤を規定量飲んでいたわけですが、咬傷3日後から倦怠感、微熱が認められ日にち薬で治るだろうと1週間経過しましたが、流石に完全回復しないため再度病院を受診しました。
メスで傷口を切開してみると中は膿が溜まり''瘻管''と言って膿のトンネルが作られていました。
体の不調もこの、皮膚の下で細菌感染を起こす蜂窩織炎によるものとのことでした。
右手が不調です↓


改めて猫ちゃんのお口はバイキンだらけなことを痛感しました。
バルトネラ ヘンセラエという細菌に感染している猫による咬傷、引っ掻きによって引き起こされる感染症を『猫ひっかき病』と言います。症状としては傷口の隆起、リンパ節の腫れ、頭痛、倦怠感などの症状が起こります。

このバルトネラ ヘンセラエという細菌、世界中のほとんどの猫が症状を起こさずに感染しています。ノミを介して猫から猫へ伝播します。

人が感染しても通常は完全復活しますが、元々免疫が低い方、持病がある方は死亡したりするケースがあります。

幸い私は抗生剤の内服と数日の点滴によって完全回復を遂げました。
今回は猫ちゃんの病気ではなく人間の病気についてでしたが猫ちゃんの咬傷に注意してください。お口の中にはバルトネラ以外にも無数の細菌が生息しています。それらの細菌によって私のような蜂窩織炎を引き起こしてしまうこともあるため消毒、人間の病院への受診をしてください。

それでは今日はこの辺で

TAICHI@U-KYO-Animal Hospital

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2月26日(月) 狭い廊下のメリット

カテゴリー: 診察 リハビリ 

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パピーセミナー:27日(土)、28日(日)

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こんばんは。獣医師の三浦です。

UZUMASA分院が開院して早1ヶ月。
久しぶりの小さな病院で、とても新鮮な毎日を送っています。

 

さて、本日はUZUMASA分院の様子を少し紹介します。

UZUMASAの特徴は、何たって狭い!笑

「狭い」と思って行っても「あ!やっぱり狭い!」と思ってしまう狭さです。笑。

でも狭いなりに良いところもあって、
特に私は、待合から診察室に続く細くて長い廊下がお気に入りです。

「頑張ればすれ違えるかな」ぐらいの狭い廊下ですが、
完全予約制で、待合で人が待っていることがあまりいないので
リハビリの時などはここをよく使っています。
ドアの向こうで飼い主様に待っていただければ、
わんちゃんの歩き方をよく観察することができます。

2月に来院されたMちゃん。
本院に通っていたのですが、リハビリのためUZUMASAに来られました。
1週間あけて2回、
この廊下を歩いてもらうとその変化は一目瞭然でした。

動画でお見せできないのが残念ですが💦

1回目
左に行ったり右に行ったりしちゃっています。
3枚目は転んでしまっています。

2回目
少し右に行ってしまってますが、転ぶことなくお尻の位置も安定しています。

動画を撮ると、改善の具合がさらに良く分かります😊

1週間でこれだけ良くなっていることに気付けたら
リハビリのモチベーションも上がりますよね!
このまま順調に回復できるよう、頑張りましょう☺

 

R. Miura@U-KYO-Animal Hospital

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2月22日(木) 保湿、保湿、保湿

カテゴリー: 診察 お勉強 

2月22日(木)

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パピーセミナー:27日(土)、28日(日)

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こんばんは、獣医師の朴です。
2月も終盤となりましたがまだまだ寒いですね。
学生時代、北海道で6年間過ごしましたが、やはり京都の朝は北海道と違った寒さを感じます。
日中はまだ暖かいですが、早く春が訪れてほしいものです。

さてこれから暖かくなるにつれて増えていく傾向にあるのが、痒みや脱毛と言った皮膚に
関連した疾患です。
その中でも犬アトピー性皮膚炎について書いていこうと思います。
犬アトピー性皮膚炎(cAD)とは遺伝的素因、環境要因、免疫学的要因など様々な病因が
関わってくる皮膚疾患です。
cADは完治することはなく、一生涯痒みと向き合っていかなくてはいけない疾患で、
いかに痒みを抑えて上げて日々を過ごしてもらうかが重要となってくる疾患です。
犬アトピー性皮膚炎には診断指標があります。下図のように8項目あり、
このうち5項目当てはまった場合、80%cADの可能性があるとされています。

さらにcADの確定診断を行うためには、除去食試験を実施しなくてはなりません。
除去食試験とは、除去食用のフードとお水だけで2ヶ月間過ごしてもらう試験です。
もちろんおやつもNGです。
2ヶ月間おやつなしかつフードとお水だけというのはなかなか大変です💧
その大変な中で、なぜ除去食試験を実施しなくてはならないかというと、痒みの原因が
食物アレルギー(AFR)またはAFRの併発の可能性があるためです。
AFRは挙動がcADに似ていることやcADの約30%近くがAFRを併発していると言われているので
除去食試験を実施する必要があるのです。

除去食試験の結果で、cAD、AFR、cADとAFRの併発が判定できます。
cADであった場合、かゆみ止めのお薬を飲んでもらい治療します。
この時、お薬だけを飲むのではなく保湿もぜひしていただきたいです。
cADは皮膚のバリア機能が落ちてしまっているため、外部からの刺激に弱くなっています。
なので、膿皮症や脂漏症も併発していることが多く見られます。
これらは保湿管理をしてもらうことで改善することが多く、保湿にはセラミドが含まれているものが
有効という研究結果も出ているので、ぜひセラミドが含まれた保湿剤を積極的に
取り入れていただきたいです。

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2月18日(日) 綺麗になりました🐶✨

カテゴリー: 診察 

2月18日(日)

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こんばんは、獣医師の細田です🧑🏻‍⚕️
暖冬が甚だしいですが、皆さんは花粉は大丈夫ですか?🌸
私は元々えげつなく花粉症がキツい人間でしたが、
大学時代を鳥取で過ごしているうちに、なぜか治りました笑
鳥取の方が京都よりは田舎なので花粉量が多そうに思いますが、
田舎の方が地面が土や畑である割合が高いので、
アスファルトばかりの場所より、花粉が舞いづらいみたいですね👌
へぇー、なるほどー!って感じですよね💡

花粉の時期といえば、人では鼻炎や結膜炎などがありますが
わんちゃん、猫ちゃんの場合は耳や皮膚に症状が出ることが多いです🐕🐈
動物に花粉症という病名がつくことはありませんが、
花粉やハウスダスト、カビなどのアレルゲンに体がアレルギー反応を起こして
皮膚炎等の症状が出るものをアトピー性皮膚炎と言います🌲🌾⚡️
花粉やハウスダストを環境中から取り払うことは難しいので
基本的にはお薬の治療やスキンケアを実施し、永続的に治療が必要になることがほとんどです😢

今回はアトピー性皮膚炎により、二次的に細菌感染を起こしてしまった
わんちゃん、Cちゃんの治療経過をご紹介したいと思います🐶
Cちゃんも、飼い主様も通院やスキンケア、飲み薬等を諦めずに怠らずに
頑張ってくれたお陰でとても綺麗になったのでぜひ見ていただきたいです!💪✨

まず始めは、1番症状がひどかった時のCちゃん😭
全身に発疹があり、痒みもひどいので掻いて出血しているところも多数、、、。
治療のために全身の毛刈りを実施した後の写真です。


痛々しいですよね😢
皮膚の検査を実施すると細菌感染が起こっていることがわかりました。
感染といっても、誰かから移った、誰かに移してしまうというものではなく
基本的には健康な子の皮膚にも常に存在する、常在菌が皮膚のバリア機能の低下により異常に繁殖してしまっている状態です🦠
Cちゃんには抗生剤、痒み止め、自宅での抗菌剤入りのシャンプーを
頑張ってもらいました💪
Cちゃんも飼い主様も大変だったと思います😌

長い道のりを経て約4ヶ月後の写真がこちらになります✨


綺麗な皮膚、ツヤツヤな毛並みになりました✨すごいですよね👏
ご家族の並々ならぬ努力のおかげです。
Cちゃんは根本にアトピー性皮膚炎があるので、これからも何かしらの
治療、ケアが必要にはなりますが
お利口なCちゃんなら頑張ってくれる事でしょう💪

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2月14日(水) 猫の尿道閉塞について

カテゴリー: 診察  

2月14日(水)

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こんばんは💖分院SAGANO, OIKE 獣医師 坂野上です。

今回は、猫ちゃんが水を飲まないこの季節に増加する傾向にある、猫の尿道閉塞についてお話させて頂きます。

まずは、、、尿は腎臓で産生され、尿管を介して膀胱に貯留されます。

膀胱に貯留した尿が、体外に排出される時の通り道となる尿道が、何らかの原因によって尿道が閉塞してしまうことを「尿道閉塞」といいます。

尿道が完全に閉塞した場合、症状は急激に進行するので、
早期に対応する必要がある救急疾患です💦

腎臓や膀胱内で形成された結石や、剥がれ落ちた細胞成分によって形成される栓子などが主因となり閉塞が起こります。

特に猫の場合はメスと比較して、オスの尿道は細く、会陰部でS字状に湾曲するために、構造的に閉塞を起こしやすいと言われています🐺

症状として、ほとんどの場合が強い尿意を示します。

血尿、頻尿、尿が出ない、尿がぽたぽた滴る、不適切な場所での排泄などといった症状に加え、腹痛、落ち着かない、鳴く、歩き回る、元気や食欲の低下、嘔吐などの症状を示すこともあります。

尿毒症が進行すると、痙攣発作や致死性の不整脈などを引き起こすなど重篤な症状を示すので、迅速な治療が必要となります。

治療は疼痛を伴うために、基本的に鎮静麻酔下で実施し、膀胱内までにカテーテルを挿入し尿路を確保します。

先日、9才の男の子の猫ちゃんが「尿が出ない」と来院されました。

お腹を触るだけで膀胱がパンパン、超音波検査でもこのように膀胱内に貯留した尿と結石(←尿検査実施しています)を認めました。



ただちに、鎮静下でカテーテルを挿入し尿路の確保を試み、尿路の確保を実施しました。

その後は入院して点滴を流しつつ、療法食への変更を行いました。

とてもよく頑張りました🌺

最後に、、、

猫の尿道閉塞は決して珍しい病気ではありません💦

特に寒くなると運動量や飲水量の低下からか尿道閉塞の子が増加するので、冬場はより注意が必要とされています。

命に関わる病気であり、早期の対応が必要になります。 

本日の我が家の猫ちゃんです。2匹でじゃれあっております💓



坂野上

SAKANOUE@U-KYO-Animal Hospital

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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO・OIKE・ARASHIYAMA・UZUMASA
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師

 

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