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右京動物病院ブログ: 診察

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5月26日(日) 詰まりませんように(>人<)

カテゴリー: 診察 

5月26日(日)

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :5月31日(金)
       6月8日(土)、15日(土)、21日(金)、29日(土)

毎日ほんとに暑いですね💦
5月とは思えないほどの気温に滅入ります😵
そんな中、お休みの日に久々にお家でオハナのシャンプーをしました。
そこまでお風呂が好きじゃないオハナは終始固まっていましたが…😅
でも嫌がることなく、きれいさっぱり、ふんわりオハナになりました😊
笑顔がホントに可愛いオハナです😍😘💕

さて、今回は肝外胆管閉塞という病態についてお話しようと思います。
あまり聞きなれない名前かもしれませんが、あらゆる原因によって胆管が閉塞して胆汁がうっ滞してしまう状態です。
原因は膵臓の腫瘍や膵炎などの膵臓疾患や肝臓、胆嚢、消化管の腫瘍性疾患、そして胆石症などが報告されています。
症状としては、嘔吐、活動性の低下、体重減少、発熱、腹部痛、黄疸などがみられることが多いです。

先日、どこか痛いのか身体を震わせていて元気食欲がないということで、救急で来院した子がいました。
8歳のヨーキーの女の子Cちゃんです。
Cちゃんは以前に、胆泥症が悪化して、胆嚢粘液嚢腫というかなり重篤な病態になりかけていたことがあり、早期に胆嚢の摘出手術を行ないました。
術後は経過良好で、ずっと元気に過ごしてくれていました。
定期的に検診は続けていましたが、今回、突然状態が急変しました。
検査を進めていくと、総胆管が拡張しており、胆管が閉塞していることがわかりました。

血液検査でも肝胆系の数値が跳ね上がっていました。
検診で行なった数日前の検査では異常がなかったので、本当に急性の出来事で驚きました。
胆管閉塞の原因を追求するために、さっそくCT検査を実施しました。
すると、肝内に複数の胆石があることがわかりました。

ちょうどエコー検査で認められた、総胆管の十二指腸への開口部にも大きな胆石がうつっていました。

治療法としては、外科的にいくのであれば、このつまっている胆石を取りにいく必要があります。
また、内科的にいくなら、点滴や注射でとにかく炎症を抑えていきます。
Cちゃんの場合、胆石が複数あるので、1個取れたとしてもまた他のがその後にまた詰まってしまう可能性があります。
したがって、今回はとりあえず内科的治療を開始することになりました。
治療開始後、徐々に状態は安定してきました。
震えることもなく、元気にご飯も食べてくれるようになりました。
ただ、今後またいつかのタイミングで閉塞する可能性は大いにあります。
今後もさらに定期的なチェックが必要です。
Cちゃん、なんとかこのまま安定してくれたらいいね😣
詰まりませんように(>人<)
一緒に頑張って病気と闘っていこうね〜!

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A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital

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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
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5月24日(金) 口内炎って痛いですよね・・・

カテゴリー: 診察 

5月24日(金)


*******セミナーのお知らせ*********

パピー教室 :5月25日(土)、31日(金)
       6月8日(土)、15日(土)、21日(金)、29日(土)

こんばんは、獣医師の國廣です。
ゴールデンウィークも明けて、4月よりも
フィラリア予防の診察も少し落ち着いてきた気がします。
「あ、忘れてた!!!」という方、
6月になる前にいらしてくださいね!

ちなみに先日うちの愛犬ショコラちゃんも母親に連れられて
大阪からはるばる来てくれました。
7歳になるので、健康診断も一緒に行い、
しっかりと予防もできました。

その後自宅でくつろいでいる愛犬の写真が送られてきましたが、
癒されますねぇ。

ではでは、今回のテーマは
猫さんの「歯肉口内炎」について

去勢手術をするために来院された6ヶ月のマンチカンのTくん。
少し前から食事をするときに口を痛そうにして食べにくそうにしていました。
去勢手術で麻酔をかけるので、そのまま口をしっかり確認すると、

歯肉が赤くなって、炎症を起こしているのが分かります。
この「歯肉炎」の原因としては口腔内細菌やウイルス、免疫などの影響が考えられています。
最も多い原因としては猫のカリシウイルスという報告があります。
おそらくTくんも若齢のこともあり、このカリシウイルスが原因の可能性が高いです。

治療としては歯石除去、抗菌薬、消炎剤など様々ありますが、
難治性の場合は完治が難しい病気です。

今回Tくんは歯石がほとんどついていなかったため、
まず下のようなレーザー治療により歯肉の中の殺菌を行いました。

続いてその歯肉部分に直接抗菌薬を入れてる処置を行いました。
これを「ペリオフィール処置」と言います。

こうすることで感染を防ぎ、炎症を和らげる効果があります。

難治性の場合には抜歯もしなければいけませんが、
今後のTくんの症状を見ながら、検討していきたいと思います。

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5月21日(火) もうすぐ1年

カテゴリー: 愛犬 診察 

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パピー教室 :5月25日(土)、31日(金)
       6月8日(土)、15日(土)、21日(金)、29日(土)

*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:5月21日(火)
   6月 2日(日)、4日(火)、29日(土)
三浦:6月5日(水)、7日(金)

こんばんは。獣医師の三浦です。

もうすぐ、つぶが我が家に来て1年になります🐈
つぶちゃん、実は外で痙攣して倒れていたところを保護した猫さんなのです。
腎障害があり、長時間の低血糖から脳浮腫が起こっていたのか、
抗痙攣薬を注射してもすぐに効果が切れてしまう状態でした。
仔猫だから、副作用が心配…と思いつつ、一晩抗痙攣薬を流し続けました。
翌朝、意識はボーッとしているものの、痙攣は止まりました!

その後は順調に回復し、我が家に仲間入りしました☺


こんなにも小さかったのに、


立派に育ってくれました❤(昼寝中を起こしたので迷惑そうです)
幸い後遺症もありません。

動物たちの生きる力に驚かされることが、多々あります。

今ではすっかり元気なおじいちゃん、ポメラニアンのTくん。

半年前は生死の境をさ迷っていました。

原因は、胆嚢粘液嚢腫からの胆嚢破裂

こちらが破裂前の胆嚢。中央の丸いものがそうですが、中に白っぽい物体が溜まっています。
これが、胆汁酸がドロドロになった胆泥というものです。


破裂後の胆嚢です。丸い形が不明瞭になり、胆泥が外側へ漏れ出ています。

胆嚢内の消化酵素や細菌が腹腔に流れ出すと、腹膜炎を起こしてしまいます。
この場合、外科的に胆嚢を切除し、腹腔内を洗浄する必要があります。
あるいは内科治療で回復を待つ場合もありますが、最悪の場合は命を落とします。
Tくんは高齢かつ一般状態も悪かったので手術に耐えらえるかどうかの問題もありました。
また、肝炎や膵炎を併発していると、手術だけでは治らない可能性もあります。
それでも、助かる可能性が一番高い手術を選択されました。

血液凝固異常が起こりかけていたので、輸血をしながらの緊急手術。
何とか無事に終わったものの、術後に膵炎が発症してしまいました。
吐き気と食欲不振が続く日々…
胃腸が全然動いておらず、水を飲んでも吐く状態が続き、
内科治療で、回復を待つしかできませんでした。
それでも手術6日後、ようやく自分からご飯を食べてくれました!
そこからはゆっくり回復し、
慢性的な肝炎は残っているものの、日常生活は問題なく過ごせています。

治療が長引くと、この子たちはどこまで頑張れるのか?と悩むことが多々あります。
特に家族と離れて、入院生活をしなければならない時。
私自身、いざという時は愛犬愛猫と一緒にいられるように、動物病院で働いています。
だから「先生ならどうしますか?」と聞かれたとき、とても困ります。
でもつぶちゃんや、Tくんのように動物たちは思っている以上に強くって、
少しでも可能性があるなら、諦めずに頑張ってみてもいいんじゃないかなと思います。
もちろん、苦しむだけの治療は勧めませんが。

毎月、元気なTくんに会えるのが嬉しいです。
Tくんもご家族も、頑張りましたよね!
これからも元気で長生きしましょうね😊

それでは今日はこの辺で・・・
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R.Miura@U-KYO-Animal Hospital

 
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5月12日(日) 健康診断で早期発見!

カテゴリー: 診察 

5月12日(日)

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パピー教室 :5月17日(金)、25日(土)、31日(金)
デンタル教室:5月19日(日)

*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:5月14日(火)、21日(火)

ゴールデンウィーク開けての1週間、みなさんお疲れ様でした😊
いつも以上に1日1日が長く感じられたのでは?
私たちはというと、病院は変わりなく開いていましたので、特に変わりなく連休が過ぎていきました。
違うことといえば、ホテルの子たちで溢れていて、いつも以上に病院内は賑やかでした😄
お迎えを待ち望んでいた子たちのはしゃぐ様子を見ていると、なんだか胸が熱くなりました😆
私もお休みの日にオハナと公園に行ってきました。
久々に芝生の上を思う存分走れて、とっても楽しそうなオハナでした😊
記念にパシャりっ📸
可愛い笑顔が撮れました😄

さて、今回は春の健康診断キャンペーンについてです!
今月までペットドッグの血液検査コースが1000円OFFで実施できます
年に1回フィラリア検査で採血をする際に、同時に血液検査をして全身チェックをすることができます。
もちろんフィラリア検査のいらない猫ちゃんも、同じように検査を受けていただけます。
コースは年齢や気になること、持病に合わせて選びます。
中でも、生化学検査18項目に甲状腺ホルモンまで測定できるCコースは、7歳を超えてくるシニアの子たちにおすすめです。
特に高齢のわんちゃんで多い疾患が甲状腺機能低下症です。
”この子も年をとってよぼよぼになってきたのかなぁ”と思っていたら、、、
実は甲状腺機能低下症のために代謝や活動力が低下していたためで、治療することで若かった頃の昔のように戻った子もいます。
甲状腺機能低下症の主な症状は嗜眠、無気力、肥満、脱毛、徐脈、歩様異常…などです。
どれもお年をめした子たちにみられそうなものばかりですよね。
年のせいかなと思っていたら実は病気のせいだったということもあるんです!

このお顔は甲状腺機能低下症の典型的な症状の一つで、”悲劇的顔貌”です。
とても悲しそうですよね😩
これも病気のせいなんです。

今年の春の健康診断期間中にも、偶然甲状腺機能低下症が見つかった子が多くみられました。
中にはなかなか皮膚炎が治らなかったり、なかなか肥満が解消できなかったり、、、
治療法はというと、甲状腺ホルモンのお薬をのむことです。
毎日欠かさずのむことで、甲状腺ホルモンが維持されます。
予後は良好で治療を継続することで寿命を全うすることができます。

このような病気以外にも、腎不全や肝不全、腸疾患…などが偶然みつかった子がいます。
特に目立った症状がでてくる前に発見でき、早期に治療ができることは健康診断の醍醐味です。
春の健康診断をして、健康寿命をのばしましょう!!

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A.Hyakkoku @U-KYO-Animal Hospital

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5月10日(金) 歯周病から・・・

カテゴリー: 診察 

5月10日(金)
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パピー教室 :5月11日(土)、17日(金)、25日(土)、31日(金)
デンタル教室:5月19日(日)

*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:5月14日(火)、21日(火)


こんばんは、獣医師の國廣です。
世間のゴールデンウィークも終わり、早4日。
みなさん10連休はゆっくり過ごせましたでしょうか?
10連休もしてしまうと、仕事に復帰するのが辛そうですよね。笑
「五月病」とはよく言ったものです。
そんな私は2.5休を頂き、恩師に会ったり、実家に行ったり、結婚式に行ったりと
予定が詰まっておりました。
休みがあっても、家で寝てるのがもったいないと思ってしまい、
結局ゆっくりできないことが多いです。
おやすみモードの気持ちを切り替えて、診察に励みたいと思います!

それでは、今日のテーマは13歳トイプードルのNくんのお話。
来院理由は「歯周病が原因となった下顎骨折の手術をしてほしい。」というものでした。
他院さんで診断をつけてもらって、外科手術は紹介されるということはたまにありますが、
院長が”外科認定医”になってからは、ますます増えた気がします。

Nくんは来院時、口が開いたままとなっており、
ごはんも缶詰などの柔らかいものしか食べれなくなっていました。
こちらがNくんのレントゲン写真です。

下顎の骨に亀裂が入っているのが見てわかると思います。

では手術に移りましょう。と言いたいところですが、
Nくんは高齢なこと、心臓に雑音があることなど
麻酔のリスクを上げる点がいくつかありました。
なので、まずNくんがしっかり麻酔に耐えうるかというところを
全身隈なく検査する必要があります。
血液検査、レントゲン検査、胸腹部のエコー検査をすべて行った上で、
Nくんは手術適応だろうという判断が下りました。

麻酔をかけ、手術を行う前にCTを撮影して骨の状況を把握します。

顎の下から見た3D画像ですが、
より詳細に骨折面が確認できます。

骨折手術はこの骨折面をプレートで固定する方法が用いられました。
骨折部分が湾曲していること、歯周病により骨が弱くなっていることなど
極めて難しい手術となりました。
一部写真を載せておきます。

無事手術を終えて、目が覚めたNくんは
なんと口をしっかり閉じていました。
これを見て飼い主様も大変喜んでおられました。
手術翌日からはしっかりごはんも食べ、
元気に退院されました。

歯周病1つで下顎骨折にまでなってしまうという今回のケースですが、
やはり歯も健康の重要な要素になってくることを改めて実感しました。

歯磨きなどのデンタルケアは手間がかかりますが、
ぜひみなさんしていただきたいと思います。
デンタルセミナーも月1回開催しておりますので、参加お待ちしております。

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4月28日(日) まだまだ元気なおおっきなわんちゃん(^o^)/

カテゴリー: 診察 お勉強 

4月28日(日)

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パピー教室 :5月11日(土)、17日(金)、25日(土)、31日(金)

今月はフィラリア予防開始前だけあって、病院は大忙しです💦
お待たせする時間が長くなってしまって大変申し訳ありません😞
そんな中、私珍しく風邪をひいてしまいました😷
いつも通り寝たら治ると思いきや、なかなか熱も下がらず、咳と鼻水が立て続けに襲ってきました😩
栄養のある食事をと思いながらコンビニご飯を食べる毎日が続きます🙁
お母さんのご飯が恋しくなります😌
体調管理は大切ですね!
みなさまもお身体にはお気をつけください!
わんちゃんねこちゃんともども元気にゴールデンウィークスタートしましょう!!

さて、今回はと〜ってもおおっきなグレートピレニーズのAちゃんのお話です。
13歳のAちゃんは以前からお尻に肛門嚢アポクリン腺ガンという悪性腫瘍があり、一度他院さんで切除の手術を行いました。
しかし、また再発がみられ、それからはそのまま経過をみることになっていました。
今では人の掌大にまで大きくなっています。
それでも最近までは元気にご飯も食べて、排便もなんなくできていたそうです。
ところが先日、食欲がなくなり、元気もなく立てなくなってきて弱ってるということでご来院されました。
すると血液検査で血中のカルシウム濃度がかなり上がっていることがわかりました。
”高カルシウム血症”という病態です。
原因は巨大化した肛門嚢アポクリン腺ガンと考えられます。
腫瘍随伴症候群の一つで多飲多尿や元気消失、食欲低下などがみられます。
基本的には原疾患の治療をすることが原則となりますが、Aちゃんのように高齢で再発症例で手術を望まない場合は、内科的に点滴や注射で治療していくこともあります。
利尿剤やステロイドの投与と点滴を開始すると、翌日にはAちゃん少し元気食欲がでてきてくれたようで、以降も同じ治療を続けました。
数日後、再診で来院された時にはなんと、Aちゃん立ち上がっていました!
すごい回復力です!😆!
オーナーさんも大変喜ばれていました。
それからはカルシウム濃度を持続的に安定させるために月に1回の点滴注射を始めました。
つい先日も半日お預かりで点滴治療を行いました。
Aちゃんはとっても寂しがりやで、入院中はオーナーさんと離れてどこか落ち着かない様子はありましたが、だんだん慣れてきてくれて、なんとか最後まで頑張ってくれました😄

同じ病気でもその子その子に合った治療法があるはずです。
それを一緒に相談させてもらって、一緒に病気と闘っていけたらいいですね!
何か気になることがあればなんでもご相談ください!

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4月26日(金) 角膜潰瘍が治らない・・・part2

カテゴリー: 診察 

4月26日(金)

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パピー教室 :4月27日(土)
       5月11日(土)、17日(金)、25日(土)、31日(金)
デンタル教室:4月28日(日)

こんばんは、獣医師の國廣です。
前回のブログで、季節の変わり目には体調に気をつけてください。と言っておきながら
私自身が風邪を引いてしまいました。。泣
元々体は丈夫なはずなんですが、予防の時期の多忙さに少しやられたのかな?
スタッフの皆さんにもご迷惑をお掛けしていました。
今はもうすっかり良くなっているので、これからもバリバリ頑張っていきたいと思います!!


先日は月1回の眼科研修に行ってまいりました。
2次施設だけあって、たくさんの患者さんが来院され、特殊な病気も多くなっています。
前回のブログで角膜上皮びらんが治らない子の治療法として
「角膜格子状切開術」をご紹介しましたが、
今回は
①侵襲性も低く
②簡易にできる
方法を学んできたので、ご紹介します。

それは「ポリッシングバー」と呼ばれる機械を用いて、
角膜上皮を研磨し、剥がしていく方法です。

写真のように丁寧に上皮を剥がしていきます。
今回は鎮静麻酔をかけて行っていましたが、
おとなしい子であれば、局所麻酔だけ行って診察時間中にやってしまうことも
あるようです。
この後は前回同様、動物用のコンタクトレンズをはめて
角膜を十分に保護していきます。

この「研磨法」で角膜上皮びらんの7割近くが完治するのですが、
残り3割の完治しなかった子に関しては、「角膜格子状切開術」を必要とします。
自分でコンタクトを外さないように、エリザベスカラーの着用は必須です!
後は抗生剤や角膜保護の点眼を行い、治療の経過を追っていきます。

今回も細かい眼科手技をはじめ、多くのことを学びましたが、
知れば知るほど眼科の世界の奥深さに引き込まれていきます。
近々眼科学会にも参加させていただくので、より知識をつけて診察に活かしていきたいと思います。

おまけ
3月15日のブログでも登場したTくん。
なんとなんと、Tくんに車椅子ができましたー!!!

猫ちゃんは車椅子に慣れるまで時間がかかると聞いていましたが、
Tくんは若さもあってか、待合室を1人でずんずん進んでいきました。
自分の思い通りに体が動き、満足そうでした。


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4月19日(金) モーズ軟膏

カテゴリー: 診察 

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デンタル教室:4月28日(日

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平野:4月23日(火)

*******分院の診察の注意事項について*********

ゴールデンウィークのお知らせ

下記日程は休診となります。

ご迷惑をおかけ致しますが、ご了承くださいます様よろしくお願いいたします。

4/29(月)

5/3(金)、5/4(土)、5/5(日)

 

 

 

こんにちは分院長の太陽です。

昨日で無事狂犬病ワクチンの集合注射が終わりました。その間診察時間を変更し、大変ご迷惑をおかけ致しました。ご協力ありがとうございました。

そういえば京都市獣医師会から配布されたバッチにも(太)の文字が。どうやら今後院内でも院外でも太陽と名乗り続ける事になりそうです笑

 

さて今回はモーズ軟膏についてお話しします。

この軟膏はアメリカのモーズ医師が開発した軟膏で、人医療で皮膚癌に対して用いられてきました。

主成分の塩化亜鉛はタンパク変性を引き起こし、塗布した腫瘍を縮小させる効果をもちます。

残念ながら根治的な効果は期待できませんが拡大抑制効果はあります。

そしてモーズ軟膏にはもう一つ大きなメリットがあります。それは抗菌作用と消臭作用を兼ね備えているという事です。

被膜に覆われていない腫瘍は独特の悪臭を放ちます。そこに細菌が二次感染を起こすと、愛している動物だとしても一緒に過ごすことが困難なほどの悪臭を放つことがあります。

モーズ軟膏は消臭作用と殺菌作用で本人とご家族のQOLを維持することができます。

 

耳のデキモノから悪臭がするとのことで早速患部を観察すると、、

耳道を塞ぐほど大きく育った腫瘍が認められました。

自壊しており、二次感染を起こしています。臭いもきつく部屋を充満するほどです。

全耳道切除を行い根治を目指す方法もありましたが相談の上、緩和治療をしていく事になりました。

モーズ軟膏は販売していないため、薬品を購入して、自己調合して製作します。とても安価に提供できるのもこの治療のいいところです。

軟膏はヨーグルトのようなもので、塗布して数分後に洗い流します。

すぐに腫瘍は灰色に変色して1週間後には退縮しています。

1週間後

 

臭いもかなり落ち着きました。

大きな手術をせずに腫瘍と付き合っていく。これも一つの形だと思います。

 

しかしモーズ軟膏には適応があります。

・腫瘍がなんらかの理由(費用やステージの観点など)で切除困難である

・化学療法(抗がん剤)が無効、もしくは希望されない

・腫瘍が体表にあり軟膏が塗布できる

・腫瘍が被膜に覆われていない

・現時点で感染を起こし悪臭を放っている

これらを満たしているのであれば選択肢の一つになると思います。

 

最適な治療とはご家族との相談の上に見えてくるものです。

どんな事でも気軽にご相談ください。

 

 

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4月14日(日) 大好きなGちゃん!

カテゴリー: 愛犬 診察 

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下記の日程は狂犬病集合注射のため、午後の診察開始時間に変更がございます。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいます様よろしくお願いいたします。
4月15日(月)16:30〜
4月18日(木)16:45〜

 

桜もあっという間にどんどん散っていきますね💦
お花見らしいお花見はしてませんが、実家に帰った時にオハナと近くの公園で日向ぼっこしながら眺めていました😊🌸
オハナは私の膝の上でまったりモードです😚

久しぶりにオハナとゆっくり過ごせました。
いつもお留守番ばっかりでごめんね😔
また一緒に公園行こうね💕

さて、今回は大きな病気と闘っているパグのGちゃんのお話です。

Gちゃんは以前から慢性リンパ性白血病を患っていました。
しかし、特に症状もなく元気食欲は犬一倍でした。
そんなGちゃんがいつからかご飯を少し残したりするようになり、どんどん食欲が落ちてきてしまいました。
血液検査をすると低アルブミン血症が認められ、精査のためCT検査と内視鏡検査を行いました。
胃の一部が肥厚しており、十二指腸から小腸にかけても粘膜がもろく浮腫んでいるのが確認されました。
病理組織学検査の結果、消化器型のリンパ腫という診断がでました。
リンパ腫とは”血液の癌”とも言われており、基本的には抗癌剤治療が必要になってきます。
無治療であれば診断がでてから1ヶ月ほどで亡くなってしまう例が多いです。
Gちゃんママはもちろん、私も大大ショックでした😭
抗癌剤は最も効果的ではありますが、その分副作用がひどくでる場合もあります。
抗癌剤による副作用は嘔吐、下痢、食欲不振などの消化器症状と、白血球減少による免疫力低下や貧血などの骨髄抑制が主にみられます。
そういった副作用が強すぎて命を落としてしまうこともあります。
抗癌剤にもいろんな種類や使い方があり、その子その子に合わせた薬剤や容量で行なっていきます。
相談の結果、このまま弱っていくGちゃんを見てられないということで、抗癌剤治療を始めることになりました。
その時点で食欲もなく下痢もみられ、一般状態がだいぶ悪くなっていたので、抗癌剤をした日から数日は全く食べない日が続きました。
強制的に口元にまでご飯を持っていって食べさせるのが精一杯でした。
それでも少しずつですが自分で食事ができるようにまで回復してくれました。
ある程度状態が落ち着いてきたら2週目の抗癌剤投与を行なっていきます。
投与後はまた少し食欲が落ちてしまい、日によって状態はさまざまです。
昨日もりもり食べたと思ったら今日は全く食べない😩
そんな闘病生活を、現在Gちゃん全力で頑張ってくれています。
少しでもGちゃんが楽になるように、少しでもGちゃんママが笑顔になるように、全力で一緒に闘っていきたいと思います!
大好きなGちゃん!

一緒に頑張ろうね!!

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4月12日(金) 若齢の整形疾患

カテゴリー: 診察 

4月12日(金)

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :4月13日(土)、19日(金)、27日(土)
デンタル教室:4月28日(日)

*******獣医師の臨時休診について*********
平野:4月14日(日)、23日(火)

*******分院の診察の注意事項について*********

下記の日程は狂犬病集合注射のため、午後の診察開始時間に変更がございます。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいます様よろしくお願いいたします。
4月15日(月)16:30〜
4月18日(木)16:45〜

こんばんは、獣医師の國廣です。
暖かくなったと思えば、寒くなったりと気温の変動が激しい日々が続いており、
体調を崩してしまいそうですね。
そんな私は花見をしてきました。
昼は嵐山の方に、夜は平野神社の方に行ってきました。
去年行ったときは満開だったのですが、今年は遅めに行ったにもかかわらず満開ではありませんでした。泣
そしてとてつもなく寒い!笑
神社内の食事スペースでお酒を飲みながら、ゆっくり夜桜を楽しむつもりでしたが
早々に退散してきました。
春の陽気が待ち遠しい今日この頃です。
何枚か写真を撮ったので載せておきます。



ではでは、本日のテーマは1歳9か月のプードルPちゃんのお話。
Pちゃんは「3週間ほど前から左後肢の跛行」を主訴に来院されました。
(跛行とはびっこを引くことです。)
しかし院内では足をつけて普通に歩いており、触診でも特に痛がる様子もなかったため
経過観察をすることになりました。
またご自宅での様子を動画で撮影してもらうようお願いしました。
そして1週間後の再診でもやはり症状が続くということで、
レントゲン検査を実施しました。

注目していただきたいのは、左の大腿骨頭の部分。(画像では右側)
左右でなんとなく違うのが分かるでしょうか?
これは「レッグ・ペルテス」という病気の所見に当てはまります。
別名「大腿骨頭虚血性壊死症」と呼ばれますが、
漢字の通り、大腿骨頭への血管がなくなり、その部分が壊死を起こしていく病気です。
この病気の特徴としては①若齢の②小型犬(チワワやトイプードルなど)によく起こることです。

治療法としては壊死した大腿骨頭を切除する方法と、股関節を人工関節に変える方法がありますが、
獣医療では、前者を選択する場合がほとんどです。
今回のPちゃんも大腿骨頭切除術を実施しました。
 

筋肉を剥離し、大腿骨を露出。そのまま大腿骨頭部分を切除します。

こちらは術後のレントゲン写真ですが、
大腿骨頭が切除されているのがお分かりかと思います。

手術を終えても、今後は毎日のリハビリを行い、
しっかりと筋肉をつけていかなければなりません。

飼い主様も大変でしょうが、これからも全力でサポートさせていただきます。

 

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