右京動物病院

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右京動物病院ブログ: リハビリ

3月29日(金) 痛みのサイン、気付いていますか?

カテゴリー: 診察 リハビリ 


*****セミナーのお知らせ(本院)*********

デンタルセミナー:3月31日(日)

*****本院からのお知らせ*************
2022年5月から夜間診療を開始しました。
平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
***************************

こんばんは!獣医師の三浦です。

ようやく暖かくなってきましたね。
もう少し晴れの日が増えてくれると嬉しいところですが…。
太秦分院は目の前が桜の木なので、だんだんと蕾が膨らんでくるのが見えて
春を間近に感じることができます🌸


こちらは昨日の写真。
開花までもう少しですね!

 

さて、本日は犬の「痛みのサイン」についてです。

動物さんは痛みを隠すことが多いです。

もちろん「痛い!キャンキャン!」と分かりやすく訴えてくれることもありますが
そうでない方が多いかもしれません。
また、初期の一番痛い時期を乗り越えてしまえば
慢性的な痛みがあったとしても
痛いことを上手にカバーしながら動くことを覚えることで
特に日常生活には支障なく過ごせるようになってきます。

特に、慢性的な疼痛で見られる仕草について挙げていきます。

・運動後に足を引きずる
・散歩でノロノロ歩く
・立ち上がりがゆっくり
・ジャンプが苦手
・階段が苦手
・夜の寝つきが悪い

これらは「年寄りなってきたなぁ」と感じるような動作ですね。
きちんと痛みの管理をしてあげれば改善きるかもしれません!

また、若いこでも見られるのが

・お姉さん座り
・特定の足をたまに上げる
・足の着地位置がずれている

などの異常。
まだまだたくさんありますが…。
異常と気付かず、そのまま放置されていることもあります。

つい先日、「後ろ足を上げる事がある」という主訴で来院された子がいました。
鳴きもしないし、元気に走り回れてるけど
ふと立ち止まった時に左後肢が少し浮く。
レントゲンを撮ってみると、大腿骨に異常が出ていました。
(まだ診断がついていないのですが、手術が必要な状態でした)
この状態で診察にいらして頂けて、本当に良かったです!
元気だからまぁいっかで済ませてしまうと、
左後肢はどんどん弱っていったでしょう💦


もう一度お伝えします。

わんちゃんは「痛い」とは言わないことも多い。
そして、痛みを自分でカバーする方法をとっている。

 

お家の中やお散歩中、
「この動作なんだろうな?」という事があれば、
是非動画を撮ってみてください。
今はスマホでスローモードも簡単に撮れるので便利ですね。

痛みを早期発見して、より快適な犬生を送ってもらいましょう!

 

R. Miura@U-KYO-Animal Hospital

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⭐️サービス向上の為、右京動物病院HEALTH CARE CENTER (本院)についてのアンケートを行っております⭐️
所用時間約5分
下記リンクからご回答よろしくお願い致します。
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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO・OIKE・ARASHIYAMA・UZUMASA
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師

2月26日(月) 狭い廊下のメリット

カテゴリー: 診察 リハビリ 

*****セミナーのお知らせ(本院)*********

パピーセミナー:27日(土)、28日(日)

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2022年5月から夜間診療を開始しました。
平日20:00~24:00で実施しています。
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こんばんは。獣医師の三浦です。

UZUMASA分院が開院して早1ヶ月。
久しぶりの小さな病院で、とても新鮮な毎日を送っています。

 

さて、本日はUZUMASA分院の様子を少し紹介します。

UZUMASAの特徴は、何たって狭い!笑

「狭い」と思って行っても「あ!やっぱり狭い!」と思ってしまう狭さです。笑。

でも狭いなりに良いところもあって、
特に私は、待合から診察室に続く細くて長い廊下がお気に入りです。

「頑張ればすれ違えるかな」ぐらいの狭い廊下ですが、
完全予約制で、待合で人が待っていることがあまりいないので
リハビリの時などはここをよく使っています。
ドアの向こうで飼い主様に待っていただければ、
わんちゃんの歩き方をよく観察することができます。

2月に来院されたMちゃん。
本院に通っていたのですが、リハビリのためUZUMASAに来られました。
1週間あけて2回、
この廊下を歩いてもらうとその変化は一目瞭然でした。

動画でお見せできないのが残念ですが💦

1回目
左に行ったり右に行ったりしちゃっています。
3枚目は転んでしまっています。

2回目
少し右に行ってしまってますが、転ぶことなくお尻の位置も安定しています。

動画を撮ると、改善の具合がさらに良く分かります😊

1週間でこれだけ良くなっていることに気付けたら
リハビリのモチベーションも上がりますよね!
このまま順調に回復できるよう、頑張りましょう☺

 

R. Miura@U-KYO-Animal Hospital

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12月18日(日) 今年もあと僅かですね。

*****セミナーのお知らせ(本院)*********
パピー教室:12月24日(土)・25日(日)

*****本院からのお知らせ*************
5月から夜間診療を開始しました。平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。

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こんばんは。獣医師の三浦です。

本日は私にとって、今年最後のブログです。
皆様、今年はどんな1年だったでしょう?
私事ではありますが、先日、結婚1周年を迎えました🎂
独身生活が長かったので
家にずっと誰かがいることになかなか慣れずにいたのですが
文句ひとつ言わず、一緒にいてくれる夫には感謝しかありません🙏
リモートワークが多い夫は、いつも夕食を準備してくれています。
コンビニ利用がほぼゼロになり、より健康的になった気がします。
本当に、ありがたい!!の繰り返しだった1年間でした。
(私も休みの日は料理をしています。名誉のために補足します。笑)

 

さて、先日は少し長期のお休みをいただき、
5日間のリハビリ集中講座に行って参りました。
ホテル泊で朝から晩までがっつり勉強。
最近はオンラインでの講座が多いのですが、
やはり対面での講座は、他の先生からの刺激も受けるので有難いです。
講師の先生は、動物のリハビリを始めた第一人者なのですが
元々は整形外科専門の獣医師です。
外科手術をした後の、リハビリの重要さをずっと訴えられています。
手術をして終わり、ではなくその後もしっかりとサポートしていけるよう
たくさんの知識を教わってきました。
しっかりと皆様に還元していきますね💪

そして私がリハビリを勉強している他の目的は、
シニアの動物さんが、ずっと元気に歩いていられるようにサポートすることです。
少し滞ってしまっているシニアセミナーも、また新バージョンで再開しますので
来年を楽しみにしていてください!

ここで一つ、この目的を助けてくれるアイテムのご紹介です。
こちら、もうすぐ17歳のトイプードルさん。

パッと見て、背中は曲がっているし、後ろ足は伸びきって広がっているし、
重心が前に来てしまって辛いだろうなぁという姿勢です。
でもこの姿、以前よりは少し改善しています。
以前は、じっとしていると前脚が左右に広がってきて歩けない状態でした。
(写真がなくて申し訳ないです)
前にきた重心を支えきれなくなってしまってたようです。
それを少し解決してくれたのが、
爪につけている黄色いもの。

オシャレ??とよく言われますが、
「トーグリップス」という立派な商品です。

本来ワンちゃんの爪は地面に接触して体を支える重要な役目を持っているのですが、
年齢や神経疾患などにより筋力が弱まりこのグリップ力が弱まってくると、
「滑って歩けない」という事態になってしまいます。
トーグリップスは一つ一つの爪に装着することで、この爪の本来の役割をサポートしてくれます。
装着しても気にしないワンちゃんがほとんどですし、
万が一食べてしまっても小さいので便から排泄されて安全です。
この子は四肢すべてに装着して、以前よりよく歩けるようになりました🐾

姿勢が悪かったり、動けない状態が続くと、身体の中も縮こまって内臓機能にも影響が出ます。
また、「動けないストレス」が夜鳴きや要求吠えにも繋がります。
人の方の研究では「運動は抗うつ薬に匹敵する」という報告もあります。
何より、自分の足で歩けている子は、表情が明るいです😊
対策は、少し変だなと思った時に!
いつでもご相談ください。

 

まだ少し早い気はしますが…
皆様良いお年をお迎えください。

 

R.Miura@U -KYO-Animal Hospital

 

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7月26日(火) そもそもリハビリとは?

*****セミナーのお知らせ*********

パピー教室:7月24日(日)
シニアセミナー:7月29日(金)

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こんばんは。獣医師の三浦です。

先日、リハビリの講座に参加して参りました。
絶対に実技が必要!と分かってはいるものの、
対面での講座がコロナで延期続きとなり、もう何年も受講できずにいました。
今回は普段お世話になっている先生方のお招きで、
日本の動物病院でリハビリを担当されている理学療法士さんのお話を聞きにいきました。

みっちりと座学を行なった後、
骨格を触って評価をする方法を練習したり


実際のトレーニング練習を行ったりといった内容でした。

このトレーニング、結構難しく…
慣れているワンちゃんだったので比較的スムーズだったのですが、
思うように動いてくれない時もあり、
ハンドリングの練習って大切だなぁと実感しました。
日常生活でハンドリングが出来なくて困ることはあまりないと思うのですが、
やっぱりハンドリングが出来た方が、助かることが多い!
ぜひ、子犬の頃から練習しておいて欲しいです🐾
新しくなるパピー教室でも、みっちり練習できますよ🤗


さて、皆様「リハビリ」と聞くと、どういったイメージがあるでしょうか?
多くの方は、上の写真のように道具を使って歩けない時や手術をした後にする訓練、
と思われているのではないでしょうか。

そもそもリハビリテーションとは…
Re(再び)」「Habilis(ふさわしい)」「Ation(状態)」を組み合わせた造語です。
意味は、「再び適した状態にする」ということ。

もちろん、手術後に行うことが多いですが、それ以外にも多くのケースで必要となります。
例えば、肥満犬のダイエット、健康維持のための運動、老化に伴うトラブルの改善、など。
運動そのものも大切ですが、
環境の改善や食事管理、介護などもリハビリテーションに含まれます。
どんなケースでも大切なことなのですよね。


そしてリハビリを行う上で非常に重要なこと。
これは当院にリハビリに来られた方皆様にお伝えするのですが、
筋肉は、使わないとどんどん萎縮します!
専門用語で廃用性萎縮と言うのですが、
ある程度動きを制限されてしまった筋肉は1週間で萎縮が急速に進み、
1ヶ月の安静で10%も減ってしまいます😱
神経麻痺があると、さらに激しく萎縮が進みます😣
ここにリハビリを行っていくことで、筋萎縮のスピードを遅くしてあげることができます。
1日10分の起立だけでも、25%も軽減するそうです!

たまに、椎間板ヘルニアで安静にしてと言われ
数週間も安静にした後、当院へ相談に来られる方がいらっしゃいます。
もっと早く来て欲しかった…と常々思っています😥
制限はありますが、動ける分は動かさないといけないのです。

病院で気をつけないといけないのは、高齢の子の入院中。
寝たきりのまま入院期間が長引くと、どんどん筋肉量が低下します💦
そのため、歩ける子は積極的にお散歩に行ってもらいますし
歩けない子は起立時間を作ってあげたりという工夫をします。


この子は、先日虹の橋を渡って行ったAちゃん。
最後の入院中、スタッフと一緒に院内散歩を頑張ってくれていました☺
こうやって一緒にリハビリを行う時間も、大切なひと時ですね。


リハビリの相談が一番多いのは、椎間板ヘルニアで後肢麻痺になってしまったケースですが
それ以外でも、高齢になって足腰が弱ってきた子、
生まれつきの関節障害がある子、
元気だけど、何かしてあげたいなという方でも
気になることがあれば、いつでもご相談くださいね。

 

R.Miura@U-KYO-Animal Hospital


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