右京動物病院

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身体にやさしい腹腔鏡手術

手術中の様子

腹腔鏡手術とは数mmの小さな数カ所の穴からカメラや鉗子を挿入しておこなう手術であり、通常の開腹手術と違って傷口が小さいのはもちろんのこと、痛みや身体への負担の少ない低侵襲医療の一つでもあります。
当院では京都市内で初めて最新型のドイツ・カールストルツ社製の腹腔鏡システムを導入し、腹腔鏡による避妊手術をおこなっております。

しかし腹腔鏡手術というと人の医療でも事故が問題になっていることもあり、
少し心配な方もいらっしゃるかもわかりません。
実際に腹腔鏡手術は体に負担の少ないのは紛れも無い事実ではあるものの、高度な手技が求められます。
経験の不足している施設では手術時間の延長や、スキル不足によるミスが生じる可能性があります。

そのため当院ではアメリカ腹腔鏡外科コースの認定を受けた経験豊富な外科認定医が担当・指導しており
年間100例以上もの腹腔鏡手術を実施しています。
手術時間も約30分ほどで終了し、過去3年間での医療トラブルはもちろんありません。
腹腔鏡手術を希望される方は、技術の確立された施設で手術を受けられることを強くお勧めします。

また当院では実際の手術において超音波凝固切開装置「ソノサージ」も併用することで、体内に縫合糸を可能な限り残さないよう配慮しています。
現在の獣医療において最も負担の少ない手術法といえるでしょう。
愛犬や愛猫にとって、できるだけ安全・安心・負担の少ない手術法を求められている方は是非ご相談下さい。

避妊・去勢手術申し込みフォーム

腹腔鏡手術の適応

  • 避妊手術(卵巣・子宮摘出術)
  • 潜在精巣摘出術
  • 肝生検
  • 胆嚢摘出術
  • 膀胱結石摘出術
  • 予防的胃腹壁固定術 etc…

当院ではドイツ・カールストルツ社の最新型デジタル腹腔鏡システムを導入し、京都市内で唯一、負担の少ない腹腔鏡下避妊手術(ふっくうきょうかひにんしゅじゅつ)を実施しています。(2018年4月現在)

メリット
傷口が小さい
痛みが少ない
回復が早い
感染のリスクが少ない
癒着が少ない
デメリット
追加費用がかかる
高度な手技が必要
適応が限られる

腹腔鏡下避妊手術の流れ

① お腹にトロッカーといわれる内視鏡器具を挿入するための、筒状の器具を三箇所設置します。一つあたりの穴の大きさは5mm大と非常に小さいです。

腹腔鏡下避妊手術の流れ

② 設置したトロッカーからソノサージなどの器具を挿入して、内視鏡カメラから映し出される映像を見ながら手術を行います。

腹腔鏡下避妊手術の流れ

③ 最後に子宮と卵巣を体外に出してきて、切除します。その後はトロッカーの穴を縫合して終了となります。

腹腔鏡下避妊手術の流れ

通常ではお腹を大きく開ける避妊手術も、腹腔鏡手術では5mm大の大きさの傷3箇所で済んでしまいます。
手術時間も30分程と短時間で手術は終了し、術後数時間後には自分で歩き回れるくらい体への負担も少ないため、即日退院が可能です。

腹腔鏡下避妊手術の流れ

京都市内で犬猫の去勢・避妊手術を検討されている方は、お問い合わせください。遠方の方においても即日退院の手術が可能なため、朝預けて夕方のお迎えで手術を受けることが可能です。

手術のご予約・お問い合わせは以下よりお願いします。
お電話 075−406−5211
問合せフォーム(本院医療センター)