右京動物病院

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右京動物病院ブログ: 診察

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7月14日(土) チャコちゃん

カテゴリー: 診察 

7月14日(土)

先日、無事に新しい飼い主さんのところへ
もらわれていった子猫ちゃんが診察に来てくれました 

名前は「チャコちゃん」に決定したようです
P1010811

写真で比べるとあまり分かりませんが
以前より一回り近く大きくなってくれていました

新しい飼い主さんにもすっかり慣れているようで
診察台の上から逃げては抱っこしてもらってました
この調子でどんどん大きくなって
人好きの良い子に育ってくれればと思います

それにしてもやっぱり子猫は可愛いですね
癒されてしまいました

7月10日(火) お腹の寄生虫

カテゴリー: 診察 
7月10日(火)

つい最近に子猫を保護したばかりですが
この時期は子猫ちゃんを拾われた方の診察が多いです

春先に生まれた子猫達が
ちょうど大きくなって保護されるからなんでしょうね 

ちなみに野良猫たちの間では実に多くの病気が蔓延しています
例えば・・・
 猫エイズ、猫白血病(不治の病ですね)
 ヘルペスウイルス感染症、カリシウイルス感染症(風邪のような病気)

これらはワクチンで予防できる病気ですし
飼い猫を外出させない(野良猫との接触を断つ)
ということでも予防できます

もし猫を保護して飼っていくのならば
こういう病気にかかっていないか、そして予防していくことが重要です

しかしそれだけではなく
外の野良猫達はお腹に寄生虫がいる子もたくさんいます

寄生虫が住み着いていると下痢をしてしまったり
衰弱してしまったり
数が増えれば増えるほどやっかいになります

先日来院された子猫ちゃんも便検査で寄生虫が見つかりました
実際に便を観察すると白い寄生虫が見れます
定期的に駆虫していくこととなりました
P1010732(少し覚悟をしてみてくださいね)

子猫を迎える際は
このように様々な検診を行い
健康状態をチェックした上で飼っていくことをお勧めします

もちろん野良上がりの猫ちゃんを飼われている方でも
こういった検査は可能ですので
検査がまだで心配な方はいつでもご相談ください

可愛いからこそ検査も予防も大切なのです
可愛いから「猫可愛がり」ではいけません
先日書いたように「責任のある可愛がり方」があるようですね

7月6日(金) 乳歯遺残

カテゴリー: 診察 
7月6日(金)

人間もそうですが
ワンちゃんも乳歯が生え変わって
永久歯が生えてくるのをご存知ですか? 

だいたい半年~8ヶ月くらいで 
すべてが生え変わるのですが
特に小型犬では生え変わらずに
乳歯が残ったままになることがあります

それを乳歯遺残というんですが
放っておくと・・・

永久歯の歯の伸長が妨げられたり
歯並びが悪くなったり
何より乳歯と永久歯の間に汚れが 貯まりやすく
すぐに歯周病になってしまいます

ですので余分な歯に関しては抜歯することをお勧めしています
今回避妊手術をおこなった子も
1歳を超えても乳歯が残ったまま(犬歯の部分)だったので
一緒に抜歯しました 
IMG_0031


これで本来の歯も伸び伸びと大きくなれますね
皆さんも一度愛犬の口の中をチェックしてみてはどうでしょうか?

7月4日(水) 予防について ②混合ワクチン

カテゴリー: 診察 
7月4日(水)

以前にも書きましたが
当院では4大予防を推奨しています
予防について・・・の配布資料ができあがりましたので
ご入用の方はいつでも仰ってください
DSC_0852

 さて今日は
混合ワクチンについてです
 このワクチンは狂犬病以外の病気を予防してくれるワクチンです
 狂犬病は日本にはない病気でしたが
混合ワクチンで予防する病気は日本にもまだまだ存在する病気です

混合ということですので数種の病気を予防する効果がありますが
当院では ワンちゃんでは
7種
     ネコちゃんでは 3種 を推奨しています 

一つ一つの病気を説明すると難しくなってしまうので割愛しますが
どれもいつでも感染する恐れのある、
そして治療がやっかいで恐ろしい 病気ばかりです
中には人間にも感染する病気(人獣共通感染症)もあるため注意が必要です

基本的には初年度には複数回、二年目以降は一年に一回の接種をお勧めしています
しかし ワクチンアレルギーが重度に出てしまう子
    抗がん剤治療中や重症疾患で免疫力の落ちている子 
などは抗体価というものを測定して時期を検討するようにしています

毎年のワクチンはちょっと・・・という方でどうしてもという場合には
抗体検査をして時期を調節するという方法も可能ですが 
費用も時間もかかってしまうため、それならば年一回の接種が確実だと思います

注射は人でも犬でも猫でも 嫌なものですが
恐ろしい病気から身を守るためにも
忘れないようにしていただければと思います

6月22日(金) 歯石除去

カテゴリー: 診察 
6月22日(金)

以前にも少し歯磨きについて書きましたが・・・
実はワンちゃん、ネコちゃんにも歯磨きは必要です

特に小型犬では歯と歯の間が狭く
歯垢が貯まりやすいため
歯周病の発生率が高く
「3歳以上のワンちゃんの8割は歯周病」
とまで言われています 

一度付いてしまった歯石は 
歯磨きでは落とせません
そしてどんどん歯周病が進行していきます

そこで先日はラムちゃんの歯石除去を行いました

Before
IMG_0018



After
IMG_0019



歯石を超音波の機械で落とし
歯の表面の細かな傷を消すためキレイに磨き上げます

場合によっては
歯周ポケットに抗菌剤を注入したり
抜歯を行ったりします 

お家のワンちゃんの口の匂いが・・・
歯茎が赤く腫れぼったい・・・
歯石がいっぱい・・・
という方はいつでもご相談ください

ラムちゃん、これからは歯磨きがんばってね

6月10日(日) 予防について ①狂犬病ワクチン

カテゴリー: 診察 
6月10日(日)

開業時のバタバタも何のことやら
最近はすっかり落ち着いて
ゆっくりと仕事をすることができるようになりました

    梅雨にも入って病院前のアジサイもつぼみです
12



時間もできてきましたので
予防のお話をしたいと思います
知らない方はよく覚えておいてくださいね

当院では
ワンちゃんでは4大予防
ネコちゃんでは3大予防
を推奨しています
 
今日紹介するのは狂犬病ワクチン についてです

狂犬病とはウイルスによって引き起こされる感染症なのですが
実はワンちゃんだけでなく全哺乳類(ヒトにも)にも感染する 病気です
しかも狂犬病は一度発症すると
致死率100%で治療法のない非常に恐ろしい病気です 

photo_3

現在、日本に狂犬病は存在しませんが
隣国ではまだまだ多数発生している病気ですので
いつ日本に入ってきてもおかしくない状況です
日本で発生すると全国民に危険がおよんでしまいます

image211

そうならないよう日本のワンちゃんは
 狂犬病ワクチンを1年に1回接種するように
法律で義務づけられているのです

また接種することで
その子の情報が公的に認められ
それが戸籍代わりにもなりますので
皆さん忘れないようにしてください

狂犬病注射は毎年4月に集合注射 で接種してもらいますが
病院でも接種可能です
まだ済まれていない方はいつでも仰ってください

6月9日(土) 口の中の“できもの”

カテゴリー: 診察 
6月9日(土)

愛犬ヴィヴィの際にも“できもの”のことを少し書きましたが
“できもの”とは非常に厄介なものです

年をとってできる単なるイボのようなもの
感染や炎症によるもの
腫瘍・癌というもの

“できもの”といっても様々ですが
やはり腫瘍は一番怖いですね
動物たちも高齢化してきているため
腫瘍になることがとても多いです 

先日も口の中の“できもの”を手術で切除しました
 16歳のワンちゃんですが、よく頑張ってくれました
 IMG_0014

本人も口をかなり気にして
“できもの”を咬んでしまって出血したり…
飼い主さんも大変だったことでしょう
これでご飯は食べやすくなったと思います

あとは病理検査(“できもの”が何なのかを調べる検査)の結果待ちです
悪性でないことを祈ります

ちなみに口の中の腫瘍というのは
犬では4番目に発生しやすいと言われています
なかなか気づきにくい部分ですが
歯磨きなどを毎日心がけていれば、
早期発見できる可能性はあります

そして早期に治療・切除すること
腫瘍だけではなく病気全般に対して重要なことですね


ちなみに動物に歯磨きが必要なの?
と思われた方もおられるかもしれません(笑)
歯磨きの重要性については
また後日書こうと思います。

6月1日(金) 確かに小鳥さんも

カテゴリー: 診察 
6月1日(金)

確かに小鳥さんも登場しています この看板
13そこで(??)小鳥さんが来院してくれました

小鳥さんといっても野生のスズメでしたが(笑)

後ろ足を骨折しているようで
まっすぐに歩くことができていませんでした

しかし保護された方の手厚い看護によって
かなり体力は取り戻してきていたので
後は放鳥(野生に返す)できるかが問題です

結果…レントゲン検査で骨折があるのは足だけで
翼には問題がなかったので放鳥可能と判断しました

あとは数日間安静にして、投薬治療をしてもらって
足がある程度固定されたところで
放鳥に行ってもらいます

野生鳥獣というのは人間の手が加わってしまうと
野生復帰が難しくなってしまいます
ですので本当に保護していいのか?しないほうがいいのか?
また治療後、野生に返すタイミングはいつがいいのか?
などたくさんの問題があります

また復帰できない場合や保護した後の世話などは
ボランティア精神に基づくものであり
保護した方が責任を持っておこなう必要があります

今回のケースは保護された方の的確な判断と強い責任感によって
上手くいきそうです
とても優しい方で感動してしまいました

愛玩動物と野生動物
同じ動物でも接し方は変わってきますが
どちらの幸せにも貢献できればと思います

5月30日(水) うさぎ

カテゴリー: 診察 
5月30日(火)

当たり前ですが動物病院では
犬・猫だけではなく様々な動物達が来ます

もちろん其々の動物種によって
薬容量や治療法、さらには接し方まで変わってきます
残念ながら、それら全てのことが何でもできるわけではありません
重症例やさらなる治療が必要な場合は専門医を紹介させていただきます

さて先日はウサギさんが爪切りに来てくれました

no title
ウサギは歯並びが悪いと
歯が伸びすぎてしまって食事ができなくなってしまいます
涎が多くなっている場合は要注意です
今回は一緒に口の中までチェックしましたが問題ありませんでした

また換羽期(毛のはえかわる時期)では毛が消化管につまってしまい
消化管うっ滞(毛球症)という病気もよく起きます
この子も以前患ったことがあるとのことでしたが
現在は食欲もバッチリなようです
予防としては食物繊維の豊富なペレットやチモシーを与えたり
ブラシ等で早めに抜けた毛を処理することが大切です



病気の説明や治療ができる獣医師は当たり前ですが
どうすれば病気になりにくいか
どこを気をつければよいのか
そういった日常生活のことまでアドバイスできるよう心がけています

動物病院という以上、少しでも多くの動物達を救えるように
犬・猫だけでなく様々な動物達の勉強しないとと再認識しました

5月29日(火) 検査

カテゴリー: 診察 
5月29日(火)

日ごとに....段々少しずつ自分の病院にも
慣れてきました

初めは、あれどこだったかなとか、動きにも無駄が多かったのですが、
何とかやれるようになってきました

昨日・今日は心臓病の子の検診を行いました
レントゲン検査
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               そしてエコー検査も
IMG_2495IMG_2491



一口に心臓病といっても、どういう心臓病なのか
さらには、どういう状況にあるのかというのが重要です

心臓病は完治することはありませんが
適切な治療を早期よりおこなうことで
かなり進行を遅らせることができます 

 どんな病気であれ早期発見・早期治療が重要ですね
日々勉強しながら最新の治療を提供できるように精進したいと思います
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