右京動物病院

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右京動物病院ブログ: 診察

12月31日(火) 大晦日

カテゴリー: 診察 

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パピー教室:1月13日(月)、18日 (土)、24日(金)、2月1日(土)
デンタル教室:1月19日(日)

*******年末年始のお知らせ(本院)*********
12月30日(月)〜1月4日(土)は、救急・予約対応の午前のみの診察となります。
来院される場合は事前にお電話にてご連絡ください。
なお、フード・薬のみの受け渡しも上記期間はご遠慮ください。

*******年末年始のお知らせ(分院)*********
12月31日(火)~1月3日(金)は、休診となります。
診察をご希望の場合は、本院へご連絡ください。

 

こんばんは。獣医師の三浦です。

今年もいよいよあと1時間ですね!
みなさま年越しはどのように過ごしますか?
我が家は毎年、0時ギリギリにエビ天の乗った蕎麦を食べるのが恒例です😋
今年は今日が仕事納めなので、
無事に帰省して蕎麦を食べれていることを祈ります…!


2019年最後のブログ、この1年を頑張って乗り切ってくれた子を紹介します💪

チワワのPちゃん。
今年の始めに、肺水腫で入院しました。
肺水腫とは、文字通り肺に水が貯まった病態のことです。
重度の心臓病があると、心臓から血液をうまく送り出すことができず
貯まった血液で心臓が膨れ上がり、肺に漏れ出てしまいます。
こうなってしまうと、呼吸がしにくくなり酸素不足になります。
症状としては、咳が出る、呼吸数が早くなる、舌の色が紫色になる などがあり
伏せや横になると苦しいので夜も眠れない、といった特徴があります。

Pちゃんの入院時のレントゲンです。

心臓の左下の部分が白くなっているのが分かるでしょうか?
ここは肺の部分なので、本来であれば黒く見えるのが正常です。
白く見えるのは、空気以外の何かが貯まっている証拠。
Pちゃんの場合は、元々心臓病があったのと、白くなった場所から、肺水腫と診断しました。

退院時のレントゲンです。

心臓の丸い形がとても綺麗に見えるようになりました。

Pちゃんは腎臓も悪かったので薬をあまり増やすことができず、
退院までかなりの時間がかかりました。
それでも、驚くほどの回復力を見せてくれました!
家に帰ってからはご飯もしっかり食べてくれて、
最初は酸素室をレンタルしていたのですが、外に出られるようになり
気が付けばもうすぐ1年。
心臓病は少しずつ悪化していますが、
一度も再入院することなく、過ごすことができました👏
Pちゃん自身の生命力はもちろんですが、
毎日大量の投薬を続けている飼い主様の努力のおかげの1年ですね。
お正月明けには、16歳の誕生日!おめでとうPちゃん😍

 

この1年間、関わって下さった皆様に感謝いたします。
良い事も悪い事も、すべてを吸収して成長していきます。
また来年も、よろしくお願い致します。

最後になりましたが2020年が皆様にとって実り多き1年でありますよう、お祈り申し上げます。

 

それでは今日はこの辺で・・・

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R.Miura@U-KYO-Animal Hospital

 


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12月27日(金) 冬でも・・・

カテゴリー: 診察 

12月27日(金)

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こんばんは、獣医師の國廣です。
クリスマスも終わり、2019年も残りわずか!
みなさんの家にはサンタクロースは来たでしょうか?🎅
私のプレゼントはこんな感じです😍

伊勢海老です!!
まぁプレゼントといっても、自腹ですが😅笑

人生で初めて食べたんですが、なんといっても甘い!!
エビをこんなにも甘いと感じて食べるとは思ってもなかったです。

他にもペットと一緒に入れる水族館「志摩マリンランド」や
イルミネーションがきれいな「なばなの里」にも行ってきました。
たまには小旅行もいいですね。
少し羽を伸ばせたので、このまま年内もしっかり働きます💪


ではでは、今日の話題はある診察のお話。
山に行って帰ってくると、わんちゃんの体にこんなものが!

そう、”マダニ”です!
人間や動物を吸血し、繁殖していきます。
冬場でも山や草むらに潜んでおり、知らず知らずのうちに寄生されてしまいます。

マダニは何が恐ろしいかというと、感染症を運んでくることです。
日本紅斑熱やライム病、最近では「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」が流行っていますよね。

ウイルスは6日〜2週間潜伏し、発熱、消化器症状(下痢、嘔吐など)、神経症状などを引き起こします。
SFTSは現在日本にどんどん広がっており、なんと死亡例も出ています。
恐ろしいですよね。

もし人が噛まれてしまったり、動物が噛まれているのを見つけたら
ピンセットで刺さっている口が残らないように取ってください。
感染症のこともあるので、できるだけ早急に対応したほうが良いでしょう。
なかなか難しい場合は、人であれ、動物であれ病院に行くことをおすすめします。


ただ何と言っても、動物たちにはしっかりと「予防」してあげることが重要になります。
おやつタイプやスポットタイプなど、その子に合わせた予防薬を月に1回しっかりしてあげましょう。

そしてだけではなくて、もしてあげてください。
現に、冬でもノミやダニをつけた子が来院されています。

幸い、診察にきた子はしっかりと予防していたので吸血されることはなかったようです。
この記事を読んでいただいた方の予防意識が上がればいいなと思います。


では、年内のブログはこれで終わりです!
また来年もよろしくお願いします。

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12月22日(日) うんちが出ないのはつらいです(;_;)

カテゴリー: 診察 

12月22日(日)

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こんばんは。獣医師の百石です。
先月、毎年恒例のフルマラソンに参加してきました😃
体調が万全ではなかったこともあり、記録更新には至りませんでしたが、なんとか完走できました😀✨
20kmの時点で足がつり始め、引きずりながら走ることもありました。
ゴールが見えた時には自然と涙が溢れてきました😭
こういう経験をすることで、どんなことにも乗り越えられる強い身体と心がもてるようになる気がします。
また来年に向けて、トレーニング開始です💪😎✨


さて、今回はずっとずっとうんちがだしずらかった、14歳のチワワのRくんのお話です。
Rくんは心臓の病気もあり、他院で手術が難しいと言われ当院に来られました。
Rくんの病気は会陰ヘルニアといって、去勢避妊手術をしていない高齢のわんちゃんにみられる病気です。
お尻周りの会陰部にある筋肉は年とともにと薄くペラペラになってしまいます。
吠えたりして腹圧がかかった時に筋肉同士間に隙間ができてしまい、腹腔内にある腸管や膀胱が突出してしまうんです。
なので、避妊去勢をしていないよく吠えるわんちゃんでよくみられます。
腸管が蛇行して皮下に突出し、そこに便が溜まるので、便が出にくくなります。
治療法はその隙間を閉じる手術をすることです。

Rくんは肛門直前の左側に便が溜まってしまい、3日に1回のペースで便を掻き出す処置を行っていました。
処置中、Rくんは痛くていつもおたけびをあげていました。
こんな生活を死ぬまで続けるのは本人にも負担やストレスがかかります。
そこで、高齢で心臓病というリスクはありますが、なんとか手術を頑張ってくれることになりました。

術前の写真です。便を掻き出した後なので、腫れてる感じがわかりにくいかもしれませんが、左側に腸が突出していました。

切皮して筋肉の隙間を見つけ、周囲の筋肉や靭帯を寄せて穴を閉じます。
    
術後の写真です。かなり痛々しいですが、無事に穴は閉じました。
 
心臓も安定していましたし、術後も特に問題なく、食欲もあり、翌々日には退院できました。
おうちに帰ってようやくうんちが出ない生活ともおさらば🤗
ストレスフリーな生活を手にいれることができました!
Rくんよく頑張ったね!
これからもまだまだ長生きしようね!!

それでは今日はこの辺で・・・

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12月20日(金) なんて綺麗な写真!

カテゴリー: 診察 

12月20日(金)


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平野:12月21日(土)、22日(日)

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12月23日(月)獣医師不在の為、休診となります。

 

 

こんにちは。

もういくつ寝ると〜。お正月楽しみですね。

申し訳ございませんがSAGANOは12/31~1/3の間お休みをいただきます。

ご迷惑をお掛けいたしますがご了承ください。

 

 

今日はレントゲンの撮影法についてです。

まずは次の写真を見て皆さんはどう思いますか。

犬の股関節を中心に撮影したレントゲン写真です。

 

めちゃくちゃ綺麗なレントゲン写真ですね。

誰が撮ったんでしょう。。

そう思わなかった方は最後までお付き合いください。

 

実は評価したい部位によって、レントゲンの撮影方法が細かく決まっているんです。

その基準を満たしていない場合、その部位を正確に評価する事は出来ません。

股関節を評価する際のレントゲン撮影の条件は6つあります。

 

1.第7腰椎が写っている

2.棘突起が第7腰椎の中心に位置している

3.膝関節が写っている

4.膝蓋骨が大腿骨遠位の中心に乗っている

5.左右の大腿骨が平行

6.左右の閉鎖孔の形が対称

 

改めて見てみましょう。

 

う〜ん、完璧ですね。

少しでも体が捻れるとこれらの基準を満たす事は出来ません。

もちろん協力的な子でないとこのように完璧に撮影する事は出来ませんが、、

とりあえずレントゲンを撮ればいいという訳ではなく、撮影基準を満たす事で診断率が格段に上がるというお話でした。

ちなみに撮影者は私太陽。ハハハッ

 

 

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12月17日(火) 歩けない原因は?

カテゴリー: 診察 中医学 

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こんばんは。獣医師の三浦です。

今年も残すところあと少しですね。
早いもので京都に来て3回目の年末です🙂
今年は、京都に来た目的の一つであった、鍼灸外来をスタートできました。
最初はお預かりでの施術だけだったのですが、
飼い主様も一緒にいられる時間を設けることによって
一人っきりだと不安になってしまうコにも施術を受けて頂けるようになりました☺

最近施術に通っているトイプードルのKくんを紹介します。
Kくんの最初の症状は、右後肢の跛行でした。
かかりつけで各種検査を行い、CTやMRIも撮りましたが大きな異常なく、原因不明とのこと。
困っていた矢先、状態はさらに悪化し歩けなくなってしまいました😖
痛み止めが少しは効いていそうですが、大きな改善は見られず…💦
そこで、鍼灸治療を希望し来院されました。


初診時、立ち上がっても後ろ足に負重することができず、前のめりになっています。

そして数歩動くと、すぐに座り込んでしまいます。
後肢麻痺はなく、追加の検査でもやはり異常は見つかりません。

西洋学的な異常が見つからない状態でもアプローチできるのが東洋医学の利点です。
Kくんのように腰が持ち上がらず歩けなくなる状態は、
気や血の不足や、血液ドロドロの瘀血という状態からくるもので
さらにその原因は五臓のうちの脾や肝の虚弱によるものと、
その子その子によって様々な原因に分けられます。

週2回の施術を開始してすぐ、Kくんに変化が見られてきました。

1週間後の様子です。
まだ前のめりで時々後肢が浮いてしまいますが、歩ける歩数が確実に増えました!


そして3週間後。
写真だけじゃ分かりにくいのですが…
後肢への負重が強くなり、起立姿勢を維持することもできています👌

そんなKくん、実はかなりの怖がりさんだそうで
他の病院では吠えて吠えて大変だったそう。
それでも鍼灸の施術中は、大人しくしてくれいています☺
常に逃げたそうでありますが…笑。
きっと、お母さんも一緒だからでしょうね。
元どおり歩けるように、もう少し頑張りましょうね!

鍼灸外来は土曜日午前の他に、相談のうえ平日も予約診療で行なっています。
気になる方は、まずは一度、ご連絡ください。

 

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12月13日(金) 冬に多いトラブル

カテゴリー: 診察 

12月13日(金)

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こんばんは、獣医師の國廣です。
今年も残すところ約2週間となりました。いやー、早いですねぇ😅笑
つい、この間まで半袖半ズボンで過ごしていたように思います。
今年やり残したことがまだまだあるので、新年までに終わらせます!
(頑張って大掃除しよう・・・。😩笑)

あとは先日母親から連絡が入り、
「今日はおじいちゃんの1回忌だよー。」という内容で
もう1年経ったのかぁ。としみじみでした。
年末年始にはお墓参りでも行って、元気な顔を見せてこようと思います。
一緒に送られてきた実家のわんちゃんがかわいすぎました!


ではでは、本日のテーマは冬に多い”泌尿器疾患”について
寒くなると、動物たちは飲水量が減ってしまいます。
そのため、尿のトラブルが四季の中で一番多くなるのが冬です。

先日来院された柴犬のRちゃんも
「血尿、排尿痛」を主訴に来院されました。

尿検査では潜血反応が出ており、尿沈渣の中には
皆さんご存知「ストルバイト結晶」がたくさん!

その後、結石がないかをしっかり確認するためにレントゲン検査を行いました。

その写真がこちら。

膀胱の位置に大量に結石があるのが分かります。
この結石のせいで、膀胱粘膜が傷つき、膀胱炎を起こしていたんです。

この「ストルバイト結石」は、療法食によって溶かすことができます。
なので、最も重要な治療としては”食事”になります。
Rちゃんもしばらく泌尿器系に特化した療法食を食べてもらいました。
すると・・・
2週間後のレントゲンでは、

膀胱の位置に大量にあった結石が、明らかになくなったのが分かります。
こうしてRちゃんは血尿も出なくなり、排尿時に痛みで鳴くこともなくなりました。

冬場に
ほんとに多い泌尿器疾患!
もちろんわんちゃんだけでなく、猫ちゃんも圧倒的に増加します。

普段から飲水量をこまめにチェックして、
少ないなぁと感じたら、ウェット系のフードやドライフードに水を足してふやかすなど
工夫をしてあげてください。

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12月8日(日) 不幸中の幸い(>_<)

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先月、私ごとながらお誕生日を迎えました😄
たくさんの方からお祝いのメッセージをいただき、ありがとうございました😚
いくつになったかは、内緒です😙笑
年はとりたくないですが、みんなにお祝いしてもらうのはいくつになっても嬉しいものですね😊
どうぞこれからもよろしくお願いいたします😃


さて、今回は偶然病気が発覚した、アンラッキー中のラッキーな9歳の女の子、Tちゃんのお話です。
Tちゃんはほっぺが急に真っ赤に腫れてきたことを主訴に来院されました。
ちょうど左目の下の皮膚が赤く腫れ上がり、今にも破裂しそうな感じです。
原因は歯槽膿漏です。
歯の根っこが腐って膿を溜めているんです。
治療法はその歯を抜くことになります。
したがってTちゃんも抜歯の処置をすることになりました。
また、Tちゃんは避妊手術をまだ行っていなかったので、今後の病気の予防のためにも、同時に避妊手術も実施することになりました。
手術の際、仰向けに保定し、お腹の毛刈りを行っていると、、、股近くの体表に1cmほどの柔らかい腫瘤があるのが見つかりました。

いざ細胞診を行ってみると、なんと、肥満細胞腫だったんです😱
肥満細胞腫は皮膚や腹腔内の臓器に認められる悪性腫瘍です。
放っておくとどんどん大きくなり、その他の臓器に転移します。
即、オーナーさまに連絡をし、相談の結果、肥満細胞腫も同時に切除することになりました。
お腹側で毛にも覆われてたので、オーナーさまも気づかれていませんでした。
今回たまたま早期に発見できたのが奇跡的でした。
抜歯とスケーリングと避妊手術と肥満細胞腫切除、と長丁場になりましたが、すべて無事に終え、その日には退院できました。
Tちゃんよく頑張ってくれました。
オーナーさまもほっと一安心です。

8歳を超えてきたシニアの時期になると、腫瘍性の疾患の罹患率はぐんとあがります。
健康診断で偶然見つかることも少なくありません。
早期発見早期治療のためにも、定期的な健康診断をおすすめします。
当院ではいろんな健康診断のコースをご用意していますので、気になる方はぜひ一度ご相談くださいね!

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12月6日(金) 指端の軟部組織肉腫  

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こんにちは。

ついに来ますよ。007シリーズ最新作。

ダニエルクレイグ、まだ頑張ってくれてます。

先の楽しみが出来るっていいですね。

来春公開です。

 

 

今日は軟部組織肉腫という癌についてのお話です。

指先にデキモノができたとの事で来院されたGちゃん。

確かに見るからに悪そうなデキモノがあります。

例に漏れずまずは細胞診検査。(針で細胞を採取する無麻酔検査です)

細胞診の見た目では肉腫を疑う非上皮系の細胞が認められました。

指先にできる非上皮系の癌の中で発生率No.1のものは軟部組織肉腫という癌です。

この癌は周囲の正常組織に染み込んでいく様に増殖するいやらしい癌です。根治的に切除するには指を根本から切断するしか方法はありません。

また癌自体の悪性度を表すグレード分類も重要で、グレードは1〜3まであり3が高悪性度になります。

グレードにより術式を変更する必要があるので、術前にウエッジ生検(癌の一部を切り取る鎮静下での検査)を行い、グレード予想と確定診断を行う事にしました。

病理検査の結果、軟部組織肉腫である事、およびグレード2を疑う所見があるという事がわかりました。

 

軟部組織肉腫なので残念ながら断指は免れられませんが、グレード2であれば術後の放射線治療までは必要なさそうです。

術中写真は痛々しいので割愛しますね。

 術後の写真です。癌は隣の指の一部まで広がっていましたが何とか取りきれました。

真ん中の二本の指が両方ともなくなると犬はその足で体重を支える事ができません。(人間でいうと中指と薬指)

何とか断指を一本に抑えられてよかったです。

Gちゃんはとても怖がりで、初診はご自宅でした。何とか慣らしながら無事手術終了までもってこれてよかったと思います。お疲れ様Gちゃん。

しばらく痛むだろうけどお薬しっかり飲むんだぞ。

 

 

 

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12月3日(火) 排尿トラブルがあるコには…

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國廣:12月8日(日)

こんばんは。獣医師の三浦です。
先日、紅葉狩りに行ってきました🍁
毎年どこに行くかとても迷うのですが、今年は奥嵯峨を選びました。

一番好きなのは祇王寺です。
ちょうど前日の風が強く葉がたくさん落ちたようで、
地面も一面染まってとてもキレイでした。
こんなところがすぐ近くにあるなんて、京都に住む醍醐味ですね☺

さて、今回はWくんのお話です。
Wくんは椎間板ヘルニアの既往歴があり、
残念ながら手術後も下半身の麻痺が残っていました。
それでもリハビリをずっと頑張っていて、自力で歩き続けていました。
トレッドミルや鍼の様子が何度か公開されているかと思います📷
しかし年齢と共に筋力が弱ってきて、
だんだんと転んでしまう事が増えて歩行困難になってきています…。
トレッドミルで歩くことは難しくなってきたので、
自宅での運動をメインに続けてもらっていました。

そんなWくんが最近、突然の元気食欲不振で来院されました😣
食欲だけは旺盛だったWくんですので、これは一大事です💦
いつも体温は低めなのですが、39.4度で高熱ぎみでした。

血液検査の結果では、炎症を示す白血球数やCRPが高値を示し、腎数値も上昇しています。
そして尿検査をしたところ、細菌感染が認められました。

小さな青い点々が、全て細菌です。
エコー検査では、軽度の前立腺肥大も認められました。

これらの検査を踏まえ、尿路感染症に続発して腎炎や前立腺炎が生じたと考えられます。
Wくんは排尿はできていたものの、
自分の意思でしている…というよりは、無意識のうちに漏れてしまっている状態でした。
そのため、ずっとオムツが欠かせません。
このように排尿障害がある子は、尿路感染症を度々起こしやすく、
慢性的な膀胱炎になっていることも多いです。
膀胱炎で止まればまだ症状は軽度なのですが、炎症が波及すると重症化し命に関わることもあります😣

すぐさま入院し、点滴と抗生物質の投与を開始。
治療への反応は良好で、熱はすぐに下がり、
3日ほどでご飯を食べれるようになり退院しました☺
15歳のWくん、体力がとても心配でしたが、無事に回復してくれて良かったです。

Wくんのように、排尿障害によりオムツや圧迫排尿が必要な子たちには
定期的な尿検査をお勧めします。
また、前立腺の疾患は去勢手術により予防効果があります。
重症化する前に、対策していきましょう!

 

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動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
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11月29日(金) 緊張の手術!

カテゴリー: 診察 

11月29日(金)

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :12月7日(土)、13日(金)、21日(土)
デンタル教室:12月22日(日)
*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:12月1日(日)、2日(月)午前、9日(月)午後、14日(土)、17日(火)、19日(木)午前、21日(土)、22日(日)
國廣:12月8日(日)

こんばんは、獣医師の國廣です。
気温も下がり、本格的に冬が近づいてきました。いやぁー寒いですね!
季節の変わり目には注意してくださいー!と前回のブログで言っておきながら
体調を崩してしまいました😅
一人暮らしの風邪もなかなかつらいものです😷
今年もあと1ヶ月!気が緩まないように走りきります😤

それでは、本日のテーマは角膜の傷がなかなか治らなかったフレンチブルドッグのWくんの話。
Wくんは「角膜潰瘍」で何回も来院されていましたが、普段は点眼で治っていました。
しかし、ある日から全然治りません。これはもしかすると・・・と思い、
滅菌した綿棒でデブライトを行いました。
そうすると、角膜の傷部分がペラペラとめくれていき、「角膜上皮びらん」になっていました。
そのときの染色の写真がこちら。

このフルオロセイン染色は角膜の上皮部分の欠損部分が染まります。
角膜の表面をほぼ占める大きな傷が確認できます。
そこから犬用コンタクトと点眼薬を使って、治癒を促進させていくことにました。
犬用コンタクトは、人間とは違い視力を補正するものではなく、
傷の治癒を手助けしてくれる役割があります。
今回はこちらのコンタクトを使用しました。

わんちゃんの種類に応じて、サイズも変更します。

それでも改善が見られなかったため、角膜の手術を行うことにしました。
それが「角膜格子状切開」と呼ばれるもので、
角膜表面に針で無数の傷を作り、そこから再生を促していくという手術方法です。
実際の写真がこちら。

まずは鎮静をかけて、しっかり綿棒でデブライトします。
どの部分まで「びらん」が広がっているかを確認するためです。


そして、針で格子状にたくさんの傷を作っていきます。


最後はコンタクトをはめて、処置は終了です。


Wくんはお家での安静が難しいとのことだったので、
そこから1週間ほど入院して、しっかりと点眼治療を施しました。
術後1週間の写真ですが、

ピンク色に肉芽を形成し、傷が治ってきているのがわかります。
このように内科治療で治療が困難な場合は、外科的な処置も施していかなければなりません。
そのタイミング等を見極めるのはなかなか難しいですが、
今後も適切で迅速な判断をしていきたいと思います。

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ)

KUNIHIRO@U-KYO-Animal Hospital


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