右京動物病院

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右京動物病院ブログ: 2019年3月05日(火)

3月5日(火) お尻のケアも大事です

カテゴリー: 診察 

3月5日(火)

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室:3月9日(土)、15日(金)、23日(土)、29日(金)
デンタルセミナー:3月10日(日)

*******獣医師の臨時休診について*********
院長:3月9日(土)、10日(日)、12日(火)、26日(火)
百石:3月24日(日)
廣畑:3月26日(火)、27日(水)、28日(木)、29日(金)、30日(土)、31日(日)
三浦:3月10日(日)
國廣:3月8日(金)

皆さんこんにちは。獣医師の廣畑です。
病院のLINE@にご登録して頂いている方はご存知かとは思いますが、
3月25日を持ちまして退職することになりました。
残り約3週間となりましたが、どうぞ宜しくお願いいたします。

さて、今日は定期的な体のケアの重要性が分かるお話です。
皆さん肛門腺・肛門嚢はご存知ですか?
肛門腺はワンちゃんの肛門を時計に見立てると4時と8時方向に存在し、
マーキングに使われる臭いが強い分泌液を出します。
その分泌液は肛門嚢という小さな袋状の構造物に溜まります。

ワンちゃんはかつて野生で生活していた時には分泌液を出すことで
外敵から身を守っていました。
しかし、人と一緒に生活を送るようになってからは身を守ること機会も
少なくなってきたので昔に比べて分泌液を出すことが下手になってきました。
中型・大型のワンちゃんは自分で出せる子が多いですが、
小型・肥満気味・老齢のワンちゃんは自分で出せない子が多いのが現状です。

出さない状況が続くと、当然分泌液が肛門嚢にどんどん溜まってきてしまいます。
その為、定期的に肛門絞りをして分泌液を出してあげる必要があります。
それを放置してしまうとどのようなことが起こりうるかというと、
肛門嚢内で感染を起こし炎症が発生してしまいます。
これを肛門嚢炎と言います。
肛門嚢炎では肛門周囲が腫脹し、痛みのせいで肛門を頻繁に気にして舐めたり
お尻を地面に擦る行動が出てきます。

さらに悪化すると、肛門嚢が破裂してしまいます。
破裂すると肛門の横に大きな穴が開いてしまします。
先日お尻から出血しているとのことで来られたワンちゃんがいました。
見てみると肛門の右側の皮膚が裂けてそこからの出血だと判明しました。

この子は1年近く肛門絞りをしていなかったそうです。
今では皮膚はすっかり綺麗になりましたが、
肛門嚢が破裂した時には痛みのせいで元気食欲が少し
無くなってしまいました。
こういったことが起きないように定期的に肛門絞りが
必要です。
病院で肛門絞りだけさせて頂くことも可能ですので、
お気軽に御来院下さい。

 

・。_それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪

K.HIROHATA@U-KYO-Animal Hospital

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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
 ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定 

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