右京動物病院

診察ネット予約はこちら

お問い合わせ

075-406-5211

24時間365日なんでも相談窓口
(当院かかりつけ専用)

050-2018-2505

右京動物病院ブログ: 診察

9月6日(金) 血尿の出所は?

カテゴリー: 診察 

9月6日(金)

*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:9月8日(日)、16日(月)
三浦:9月18日(水)、22日(日)

*******臨時休診のお知らせ*******
9月20日(金)午後は獣医師セミナー参加のため、休診となります。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :9月7日(土)、13日(金)、21日(土)、27日(金)

 

 

 

こんばんは分院長です。

私ごとではありますが先日誕生日を迎えました。

沢山の人からお祝いの言葉を頂き本当に幸せ者だなと改めて実感致しました。

贈り物やケーキをを頂く事もあり、この場を借りて御礼申し上げます。

草津のマダム、無事受け取りましたよ!ありがとうございます!

これからも皆さんの期待を裏切ることのないよう日々精進してまいります。

 

 

さて軽く病気の話を。

前回に続き泌尿器のお話です。

今回は3ヶ月続く血尿を主訴に来院された猫のMちゃんのお話です。

おしっこがピンク色で明らかな血尿ですが、Mちゃんの特徴はおしっこの仕方(排尿様式)に全く異常が見られない事です。

つまり頻尿やおしっこが出しづらいなどの症状が見られないのです。ただ尿がピンクなだけ。

 

ここで少し脱線して言葉の定義のお話をします。

おしっこの出し方に関する異常を排尿障害といい(例えば頻尿や排尿時にいきむなど)、

おしっこ自体に関する異常を排尿異常といいます。(例えば血尿や尿結石)

今回のMちゃんは排尿異常は認められますが、排尿障害は認められないという事です。

 

ではこの排尿障害の有無は診断の上でどのように役に立つのか。

排尿障害がある場合、その原因は膀胱、尿道、陰茎、膣などの尿排泄部位にある場合が多く、

排尿障害がない場合、その原因は腎臓、尿管にある事が多いのです。

つまり排尿障害が認められないMちゃんの血尿原因はどうやら腎臓か尿管に存在していそうです。

 

ここででも腹部エコー検査の出番です。

左の腎臓は正常よりも白く写っています。慢性的な腎臓病による腎臓の硬化を疑う所見です。

(実はMちゃんは慢性腎臓病の治療中です)

右の腎臓です。大きく腫大しておりエコーの写り方も白い部分と黒い部分が混じるような汚い見た目をしています。第一に腎臓腫瘍を疑う所見です。(腎臓リンパ腫など)

正常な腎臓と比較するとその違いにお気づき頂けいただけると思います。

どうやら血尿の原因はこの右腎臓にありそうです。

これ以上は画像検査での判断はできないため、何らかの形で腎臓から組織を採取する必要があります。

 

ここから先の検査は多少本人に負担がかかる検査になるため、オーナー様と相談の上治療方針を慎重に決定していく必要があります。

 

今日の話はここまでです。

このように色々な情報をもとに病気の原因箇所を特定していくのが獣医師の仕事なんですねー。犬猫は痛いところを自分で話せませんからね、どうぶつだもの  みつを

違うか

 

 

 

 

 

それでは今日はこの辺で・・・
出来ましたら、「いいね」をお願いします♪

taiyo@U-KYO-Animal Hospital

 
⭐︎LINE@はじめました⭐︎

 獣医師の診察スケジュール、フードの日、セミナーのご案内等
    便利でお得な?情報を配信して参ります(^^)v
 フードのご注文も24時間可能です♪
 ID検索【@ukyo-ah】

⭐︎インスタ始めました⭐︎ 
京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
 ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定

 

8月30日(金) 失神の原因は・・・?

カテゴリー: 診察 

8月30日(金)

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :9月7日(土)、13日(金)、21日(土)、27日(金)
デンタル教室:9月29日(日)

*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:9月3日(火)、8日(日)、16日(月)
百石:9月15日(日)
三浦:9月18日(水)、22日(日)

*******臨時休診のお知らせ*********
9月20日(金)午後は獣医師セミナー参加のため、臨時休診となります。
どうぞご理解の程、宜しくお願いいたします。


こんばんは、獣医師の國廣です。
気がつけば、あっという間に8月が終わってしまいましたね。
今年はビアガーデンや海には行けませんでした😂
夏の思い出は先日行った宮津灯篭花火くらいですかね?
久しぶりに花火を見ましたが、やっぱり綺麗ですねぇ😍
一緒に連れていったヨーキーのベルちゃんは花火の音に怯えておりました。笑

天橋立で股覗きしてみたり、ボートに乗ったりと久々に充実した休日になりました。
たまには羽を伸ばさないといけませんね😎


では、今日のテーマはアメコカのKちゃんのお話。
日曜日の午後は緊急患者のみ対応させていただいていますが、突然1件の電話が。
「ふらついて倒れた。呼吸もやや苦しそう。」という内容で、すぐに来院を指示しました。

来院したときの状態は、ぐったりとしており、お腹がパンパンに膨らんでいました。
まずは緊急時に行う検査として腹部エコー検査を3箇所当てます。(FASTと言います。)
これにより腫瘍や腹水の有無などを簡易にチェックすることができます。
Kちゃんは大量の腹水が貯留していました。
酸素室で状態の安定化を測り、血液検査とレントゲン検査を順に行いました。
(左:胸部 右:腹部)
レントゲン検査は全身状態を簡易に把握するためには重要な検査です。
胸部のレントゲン画像では、肺野が白くなっており
腹部のレントゲン画像では、胃の中のガス(中央部の黒い円)と腹水が確認できます。

この段階でおそらく心臓が原因だろうということで、胸部エコーに移りました。
心臓自体の問題として、まずはうまく血流を送れていないことで
心臓がうっ血している状態でした。
この根本的な要因は「洞不全症候群」です。
簡単にいうと、洞房結節と呼ばれる心臓のペースメーカー部分に異常をきたし、
心臓の運動がうまく伝達しない病気です。
こうなると先ほどのように心臓がうっ血し、
続いて肺のうっ血による肺水腫、全身のうっ血による腹水貯留が起こってきます。
また心臓発作による失神やふらつきも認められます。

強心薬や利尿薬などによる数日間の入院治療を行い、
Kちゃんの状態も大幅に改善しました。
そして先日には無事に退院できました。
アメコカさんは「洞不全症候群」の好発犬種としてもよく知られているので、
同じような症状がある場合は、放っておかずにすぐに来院されてください。

今後は薬の量を減らしつつ、状態の悪化がないか定期的にモニタリングする必要があります。
Kちゃんがんばろうね!

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ)

KUNIHIRO@U-KYO-Animal Hospital


⭐︎ LINE@はじめました ⭐︎

 獣医師の診察スケジュール、フードの日、セミナーのご案内等
    便利でお得な?情報を配信して参ります(^^)v
 フードのご注文も24時間可能です♪ 
 ID検索【ukyo-ah】

⭐︎インスタ始めました⭐︎ 
京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
 ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定

8月25日(日) 首が腫れてる?!?

カテゴリー: 診察 

8月25日(日)

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :8月31日(土)

*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:8月27日(火)


夏もあと少し。
まだまだ暑いですが、ご体調は崩されていませんか?
今年の夏の暑さは本当にこたえますね😓
秋が待ち遠しいものです😚
これといった夏の思い出は残念ながらありませんが、オハナともども元気に過ごせたことがなによりです😊

さて、今回は癌治療で頑張っている、とっても可愛いチワワのRちゃんのお話です。
Rちゃんは首の片側が腫れていることを主訴に来院されました。
他院で検査した結果では、何かしらの腫瘍を疑うとのことでした。
治療としては外科的に切除することが第一選択になります。

まずは切除可能なのか、どの部分の腫瘍なのか、周囲への浸潤具合やその他への転移はないかを判断するためにCT検査を実施しました。
結果、最も腫脹しているものは右内側咽頭後リンパ節という頚部にあるリンパ節であることがあかりました。
左側に比べると明らかに腫大しています。

このようにリンパ節が腫れるということはその近くに原発腫瘍があることが考えられます。
すると、右甲状腺が反対に比べてやや腫脹しているのが確認されました。
おそらく甲状腺癌が内側咽頭後リンパ節に転移したことが推測されます。
ただ、原発腫瘍に比べて転移病巣が大きくなることは非常にまれといわれています。
その他に明らかな腫瘍病変がないかを精査しましたが、現時点では確認されませんでした。
したがって、右甲状腺癌および右内側咽頭後リンパ節の切除術を実施することになりました。
仰向けの状態で毛刈り、消毒を行ないます。
 
皮膚を切開し、筋肉をよけていきます。
すると気管が確認できます。
そのすぐ側にある右甲状腺を探索し、切除していきます。
肉眼でみても、反対側に比べてやや腫大している程度でした。

その後、より腫大が顕著な内側咽頭後リンパ節を切除しました。

太い血管のすぐそばにあるので、慎重に行なっていきます。
無事切除し、手術終了です。

術後数日は入院しましたが、翌日にはご飯も食べて、数日で元気に退院できました。

術後は再発のないように抗癌剤療法を行ないます。
3~4週間に1回、半日入院で抗癌剤の点滴注射をしています。

寂しがり屋のRちゃん、今日も家族と離れて不安気な様子。

大好きな家族とまだまだずっと一緒にいるために、これからもRちゃん頑張ります!

高齢になると人と同様、わんちゃんねこちゃんも何かしらの病気が見つかる事が増えてきます。
その中でも多いのが"癌"です。
癌の治療は早期に始めるにこしたことはありません。
動物は人に比べて寿命が短い分、病期が進行するのがとても速く感じます。
人が1年かけて進行するのが、動物では数か月でみるみる腫大していくことがあります。
しっかりした診断としっかりした治療で、少しでも長く大切な家族と一緒に過ごせることが、私たちにできることだと思っています。
最近何か気になるなぁということがあれば、なんでもご相談くださいね!

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪
A.Hyakkou@U-KYO-Animal Hospital

⭐︎インスタ始めました⭐︎ 
京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
 ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定 

 

8月23日(金) 腎盂尿管移行部狭窄症の亜型

カテゴリー: 診察 

8月23日(金)

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :8月23日(金)、31日(土)

*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:8月27日(火)

 

 

 

こんばんは。分院長です。

最近雨が続いており、分院SAGANOは暇な時間が多いです。

本院のバタバタとは違うゆっくりとした時間が流れています笑

うちの子は持病があるけど、正直イマイチどんな病気か分かっていないと言う方、是非分院に説明を聞きに来て下さい。

もちろんそれ以外のご相談でもお気軽にどうぞ!

 

では病気の話を少し。

毎回新しい情報をと、ブログでアップされていない病気を探しているのですが丁度いい病気が最近なくて。。

今回は分かりずらい病気でマニアックですがお付き合いください。

結論から言うと、本日の題材は猫の腎盂尿管移行部狭窄症と言う病気に類似した、腎盂尿管移行部狭窄症の亜型(はっきりした病態が不明で正式な名称がまだついていません)と言う病気についてです。

 

オス猫のR君が一年間血尿が治らないとの事でセカンドオピニオン来院されました。

お話をお聞きすると、膀胱炎を疑い抗生剤やフード治療を一年間つずけてきたが改善がないとの事です。

しかし、現在頻尿などの症状もなく、尿が赤い事以外はいたって元気で本人も自覚していない状況です。

過去に実施したエコー検査では問題が見つからなかったとの事ですが、念のためもう一度お願いして実施させて頂きました。

  

腎臓から尿管に移行する部分(腎盂尿管移行部)の周囲の脂肪が白くなっています。

これは炎症や浮腫を示唆する初見です。

現在論文での報告があるものは、この腎盂尿管移行部がどんどん細くなっていき尿管が閉塞してしまう腎盂尿管移行部狭窄症と言う病気が数例のみです。

しかしRちゃんは問題なく排尿できており尿管の完全な閉塞はまだ起こっていなさそうです。

つまりどうやら、この腎盂尿管移行部狭窄症の前段階なのかもしれません。

これを腎盂尿管移行部狭窄症の亜型と呼んでいると言うのが現状です。

(統一見解ではありません)

しかしこの病態は未だ解明されておらず、推測の域を出ていないため、

それゆえ治療法も今後手探りで見つけていくしかありません。

ちなみに膀胱はとても綺麗で尿検査では血液の混入以外異常は見つかりませんでした。

正常な膀胱)

ひとまず細菌感染は起こしておらず、結石もないためこれまでの治療を白紙に戻し、効果がありそうなものを一つずつ試していくしかなさそうです。

 

今日はわかりにく病気になってしまいごめんなさい。

でもどこのサイトにも載ってないレアな情報ですよ?笑

もう少し分かりやすい病気を見つけますね^^:

 

 

 

 

 

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ)

taiyo@U-KYO-Animal Hospital

 LINE@はじめました ⭐︎
 獣医師の診察スケジュール、フードの日、セミナーのご案内等
    便利でお得な?情報を配信して参ります(^^)v
 フードのご注文も24時間可能です♪ 
 ID検索【ukyo-ah】

⭐︎インスタ始めました⭐︎ 
京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
 ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定

8月20日(火) 誤食に注意!

カテゴリー: 診察 お勉強 

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :8月23日(金)、31日(土)

*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:8月27日(火)

 

こんばんは。獣医師の三浦です。
先日、岩合光昭さんのこねこ展に行ってまいりました🐈

こねこって、世界どこにいても可愛がられる存在なのですね。
たまらなく癒される写真展でした😍
たくさんの猫たちと触れ合える岩合さんが羨ましい限りです。
26日まで京都駅伊勢丹で開催しているので、是非とも足をお運びください!

 

さて、本日は「誤食」についてのお話です。

犬猫は小さな子供と一緒ですね🐣
「〇〇を食べてしまいました!」という事故がとても多いです。
玉ねぎチョコレートなどの中毒性物質のこともありますし
おもちゃやボタンなど、食べ物以外のこともあります。

食べた瞬間を見た場合の対処法をお伝えします。

迷わず、すぐに病院にご連絡ください!

食べたものによって、吐かせるべきか、吐かせないべきかお伝えします。
吐かせる場合は、病院で安全を確保したうえで処置します。

よくある間違いが2つあります。

1.様子をみる
よくあるのが、夜に食べてしまって、翌朝まで様子を見ていること。
誤食したものが胃の中にあるうちは吐かすことができますが、
2時間以上たつと小腸へ移動していきます。
また、中毒性物質も時間と共に吸収されていってしまいます。
危険性の少ない異物でしたら様子を見る事もありますが、
まずは病院に問い合わせてください。
夜中でも、24時間電話相談サービスがありますのでご活用ください。

2.食塩水を飲まして吐かせる
ネットで記載されている方法ですが、これ、とっても危険です!!
確かに食塩によって胃が刺激され、吐くようです。
しかし食塩を取りすぎると神経症状を起こし、
場合によっては命を落としてしまうことがあります。
ネット情報って本当に当てにならないです⚠

 

ただ、何よりも大事なのは、誤食しない環境をつくること。
厳しいですが、こればっかりは、飼い主様の責任です😫
犬も猫も、「まさか!!」というものを食べます。

ウチの子は大丈夫と思いこまず、
危険なものは目の届かないところに閉まってくださいね。
飲み込めてしまうサイズのおもちゃも要注意です!
また、口に咥えている瞬間を見たときは
「ちょうだい」や「交換」の合図で放してもらえるよう訓練しておくことがお勧めです。
そこで飼い主さまが慌てて大声を出すと、
彼らもビックリして思わず飲み込んだり逃げちゃったりします。

そういう我が家の猫も、排水溝のネットが好物で
様々なバリケードも潜り抜け何度か食べてしまっています😥
幸い毎回、口もしくはお尻から出てきてくれていましたが
もし腸を切らなきゃいけない事態になっていたら…と思うと恐ろしいです😱
今は網目の細かい排水溝に替えて、ネットは使っていません。

皆さまも大切な家族のために、ぜひお家の環境を見直してみてくださいね。

 

それでは今日はこの辺で・・・
出来ましたら、「いいね」をお願いします♪

R.Miura@U-KYO-Animal Hospital

 
⭐︎LINE@はじめました⭐︎

 獣医師の診察スケジュール、フードの日、セミナーのご案内等
    便利でお得な?情報を配信して参ります(^^)v
 フードのご注文も24時間可能です♪
 ID検索【@ukyo-ah】

⭐︎インスタ始めました⭐︎ 
京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
 ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定

8月11日(日) オハナに事件が(>_<)

カテゴリー: 愛犬 診察 

8月11日(日)

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :8月17日(土)、23日(金)、31日(土)
デンタル教室:8月18日(日)

*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:8月27日(火)
三浦:8月18日(日)

毎日暑い日が続きますね😩
汗をあくことが好きな私は、変わらずホットヨガにハマってます😄笑
ホットヨガではびっくりするほどの大量の汗をかきます💦💦
終わった後の爽快感がたまらないんですよね😆
今年は今まで以上に体力作りをすることが目標なので、この調子で今年の暑さにも打ち勝っていくつもりです💪💥
みなさんも、わんちゃんねこちゃんたちも、夏バテ、熱中症には注意しましょう!!

さて、今回はちょっと心配な出来事をお伝えします。
少し前のある朝、私の愛犬オハナが急に吐いたと思ったらそのままふらっとなって倒れたんです😱
もう気が気じゃない私はすぐに抱き起こして、オハナ〜オハナ〜と呼びかけました。
するとたよんない目でこっちをみて、つらそうな声をあげて鳴くんです。
そう長くは続きませんでしたが、少しずつ落ち着きを取り戻し、数分後にはもとに戻りました。
初めてのことだったのでただただびっくりするばかりでした。
状態からして心臓発作が疑われます。
特にミニチュアシュナウザーは洞不全症候群(SSS)という疾患の好発犬種です。
洞不全症候群とは心臓のペースメーカーの役目をする洞房結節が原因で徐脈を起こす疾患で、普段から心拍数が少なく、運動しても上昇しないので、脳の虚血により失神発作などを生じることがあります。
この病態を診断するために、ホルター心電図というものを使って常時心電図をみる必要があります。
さっそくオハナも3日間、ホルター心電図を体に装着することにしました。

これが検査機器一式です。
心電図とそれを体に装着するためのものです。

心臓を中心に心電図計を貼り付けていきます。
オハナどことなく不安そうなお顔(^_^;)

心電図計からでるラインごとまとめて装着完了です。
これで3日間過ごして、その間の心電図をすべて記録します。
とり終わったらそのデータを解析にだして診断を待ちます。

ドキドキしながら結果を待ちました。

結果、洞不全症候群を示唆する所見はないとのことでした😆💖✨
ホッとしました😊
ただもちろん、その3日間に起こらなかっただけで、また急に起こる可能性はあります。
今回、嘔吐時に起こったことから、迷走神経反射により徐脈や低血圧が認められた結果失神が起こった可能性があります。(神経調節性失神といいます)
再発するようであれば、再度検査をする必要があるようです。

これからまだまだ長いオハナの犬生、しっかり見守っていこうと思います!
甘えんぼオハナでした😊

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪

A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital

⭐︎インスタ始めました⭐︎ 
京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
 ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定 

 

8月9日(金) 瞬間血糖値測定機!!

カテゴリー: 診察 

8月9日(金)

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :8月9日(金)、17日(土)、23日(金)、31日(土)
デンタル教室:8月18日(日)

*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:8月27日(火)
三浦:8月12日午後(月)、18日(日)

*******分院休診のお知らせ*********

8月11日(日)8月12(月)

 

こんばんは分院長です。

8月11(日)、12日(月)は臨時休診とします。

ご迷惑をおかけ致しますが、ご了承ください。

 

今日は採血方法に関してのお話です。

健康診断やフィラリアのチェックの際皆さんも採血の様子をご覧になった事があると思います。

犬は脚の外側から、猫は内側から採血する事が多いです。

一回の採血だと負担なく実施する事ができます。

しかし病気によっては1日に何回も採血が必要になる事があります。

その最たる例が糖尿病です。中でも猫での発症が多く、病院でも遭遇する機会が多い病気です。

 

飲水量と尿量が増えたと来院されたT君。

検査の結果糖尿病である事が判明しました。今後インスリン注射による治療が必要です。

実はインスリンの種類は沢山あり、T君に合うものを今後探していかなくてはなりません。

またインスリンの適正量もその子その子で違うため、これもまた調節が必要です。

体に合ったインスリンの種類と量が見つかるまでは少なくても1日に5回以上は採血を繰り返す入院生活を続けなければいけません。

しかしT君はなかなかやんちゃな性格で、検査初日は鎮静をかけなければいけないほどでした笑

採血の度に鎮静をかけるわけにもいかないので、今回は秘密兵器を使用することにしました。

百聞は一見に如かず。

皮膚に血糖値を瞬時に測定してくれるセンサーを取り付けます。

(毛を剃ってしまってごめんよ)

ここに専用の読み取り機をかざすと、1秒で血糖値を測定してくれるんです。

 

過去のデータも残っており、血糖値をグラフ表示してくれます。

これなら本人にストレスをかけることなく、何回でも血糖値を測定する事ができます。

しかも入院の必要もなく、ご自宅でインスリンの効き具合を確認する事ができます。

インスリンを投与する事で、稀に低血糖を起こし、命の危険性を伴う状況になる事がありますが、これだと安心してインスリンをご自宅で注射していただけそうです。

 

本来は血糖値だけでなくその他にも確認したい血液検査項目もあるので、入院下で採血を行いインスリンを調節していく事が望ましいのですが、T君のような子にはとてもマッチした治療法だと思います。

やはりその子に合った治療が最善の治療法ですね。

 

 

 

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪

taiyo@U-KYO-Animal Hospital

⭐︎インスタ始めました⭐︎ 
京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
 ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定 

 

 

 

 

 

 

8月4日(日) 膀胱結石に注意(圧迫排尿が必要な子達へ)

カテゴリー: 診察 

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :8月9日(金)、17日(土)、23日(金)、31日(土)
デンタル教室:8月18日(日)

*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:8月6日(火)、27日(火)
三浦:8月18日(日)

こんばんは、院長です。

梅雨もあけて本格的な暑さが始まりましたね。
ニュースなどでも熱中症の方が多いことが報道されていますが、
人間だけでなくワンチャン、猫ちゃんも注意してあげてください。
特に高齢の子などでは代謝活動も落ちているため、
エアコンの設定などもこまめに調整していくようにしましょう。

また先週、今週は院長の臨時休診が多くなってしまってすいません。
大阪での心臓外科手術や学会などが重なってしまいました。
私も休みなく動いているため少し疲れが溜まってきていますが、
体調を壊さないように注意したいと思います。

さて本日のお話は膀胱結石についてです。
膀胱結石(その中でも特にストラバイト結石と呼ばれるもの)
は最近ではフードの成分が良くなってきたことなどもあり、
犬でも猫でも少なくなってきたように感じます。

しかし慢性的に膀胱炎が繰り返し、
細菌感染が長期化しているような子ではいまだに起こり得ます。
今回の症例はダックスのワンチャンのお話です。

このワンチャンは昨年に当院で脊髄軟化症の手術を受け、
無事に命を取り止めてくれた子です。
ただし下半身の麻痺は治らないため、一生に渡っての介護も必要になります。
その中でも一番重要なケアが「排尿管理」です。
自分の力で尿を出すことができないため、
毎日定期的にお腹の中の膀胱を手で圧迫して尿を排出させてやる必要があります。(圧迫排尿)
みなさん、最初はなかなか上手にできないのですが、練習とともに上手くなります。

ただし私が口を酸っぱくしてお願いしているのが、
「定期的に尿検査をかかりつけの先生のところで受けてください」といいうことです。
上手くできているつもりであっても、尿の色や匂いが正常に感じても、
気づかないうちに残尿によって膀胱の細菌感染が生じていることがあります。
これに気づかないでいると・・・上にも記載したように膀胱結石が生じてしまいます。

今回はオーナーさんは尿検査の重要性を理解していただいていたのですが、
かかりつけの先生が「尿検査なんてしなくて大丈夫だよ」と仰られてしまい、
その指示に従っていたところ急に尿が出なくなってしまったとのことでした。
尿が出ない原因は、結石が尿道を閉塞してしまったことが原因でした。

そこで当院に来院され、緊急的に手術になりました。

幸い尿道内の結石はカテーテルによって膀胱内に押し戻すことができたため、
今回は膀胱切開による結石摘出術を実施しました。

以下少し怖い写真になりますので、ご注意ください。

まず膀胱をお腹の外に出してきます。
長期間にわたって膀胱炎が生じているせいで、
膀胱の粘膜がとても分厚く肥厚しているのが触るだけでわかります。

 
そして膀胱に切開を加えたあと、
汚い尿が腹腔内に漏れ出ないように吸引しながら、
結石を摘出してきます。
今回は写真にもあるように非常に小型の結石が多数存在しており、
これが尿道に詰まってしまったことによって尿道閉塞を起こしていました。
これだけの石があれば、何度尿道閉塞を解除しても再度詰まってしまうのも当然です。


無事に取り除けているかを確認した後は、
尿道内のカテーテルから何度も水を流して洗浄を実施します。
合わせて石の取り残しがないように注意深く内部を観察します。

その後は膀胱粘膜、筋層、漿膜をしっかりと縫合して行きます。
縫合部位から尿が漏れ出ないようにリークテストなどもしながら
確実な運針を心がけます。


そしてお腹も縫い合わせて、
無事に手術は終了しました。
痛々しい傷になってしまいましたが、とてもよく頑張ってくれました。

このように細菌感染の生じた膀胱炎を長期間放っておくと、
このようなストラバイト結石という石が形成されてしまいます。
とくに脊髄軟化症や椎間板ヘルニアの術後に圧迫排尿が必要な子達では、
尿を出し切ることができないため膀胱炎を生じる可能性が高いです。
もちろん圧迫排尿のとても上手な方では、数年間何もトラブルがないという方もいらっしゃいますが稀です。

私の愛犬小豆も生前は圧迫排尿が生涯にわたって必要でしたが、
何度も膀胱炎を生じました。
もちろん早めに気づいてあげることができれば適切な対処によって、
怖いことにななりません。

ですので、ブログ記事タイトルにもあるとおり
圧迫排尿が必要な動物を飼ってらっしゃる方は
くれぐれも気をつけていただきたいと思います。
尿検査は朝一番の尿をパッと病院に持っていくだけで完了します。
確かに毎月となると面倒かもしれませんが、
このような大事にならないように心がけていただきたいです。
かかりつけの先生が必要ないと言われても、
なんとかお願いして検査してもらうようにしましょう。

以上、院長からのお願いでした。

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪

⭐︎インスタ始めました⭐︎ 
京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
 ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定 

8月2日(金) なんとも痛々しい・・・

カテゴリー: 診察 

8月2日(金)

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :8月9日(金)、17日(土)、23日(金)、31日(土)
デンタル教室:8月18日(日)

*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:8月4日(日)、6日(火)、27日(火)
三浦:8月12日午後(月)、18日(日)

こんばんは、獣医師の國廣です。
いよいよ8月に入りましたね。今年の夏は猛暑ならぬ酷暑で、
仕事中汗がしたたってきます😅
まだ夏らしいことができていないので、海や花火など楽しみたいですね!
先日は久しぶりに父親と食事をしてきました。
旬のハモ!最高ですねー!

梅肉との組み合わせが絶妙でした😋
院長や分院長はお肉の写真でしたが、私は海鮮で対抗してみました!笑
嵯峨嵐山の駅の近くにあるお店なので、ぜひぜひ行ってみてください。


ではでは、本日のテーマはトイプードルのTちゃんのお話。
1年ほど前より口に腫瘍ができており、「悪性黒色腫(メラノーマ)」と診断がついていました。
そこから積極的な手術は望まれず、漢方治療や免疫を向上させる治療で、
余命半年から今までとても元気に過ごしていました。

しかし、最近その腫瘍があまりにも大きくなりすぎており、
ごはんが食べにくそうになってきました。
またメラノーマはとても悪臭が漂ってくるもので、
飼い主様もとても臭いが気になるとのことでした。


ほんとに痛々しく、かわいそうです。
もう1度腫瘍の切除をする提案をさせていただくと、
今回は手術をすることを決断してくださいました。

今回の手術の目的はもちろん根治ではなく、
・食事が取れるようにすること
・腫瘍の臭いをなくすこと
の2つでしたので、ギリギリのところで腫瘍を切除しました。(以下術中写真がでます。)
まずは術野の毛がり、消毒を行います。
本当に腫瘍は恐ろしいですね。

続いて、止血を行いながらゆっくりと切除していきます。

そして切除後、きれいに縫合していきます。

現在では抜糸も終えて、臭いもなくなり
食事もしっかりと食べれるようになりました。
飼い主様も大満足です。

このように手術は根治する目的だけではなく、
その動物のQOLを維持してあげるためにすることもあります。
手術と聞いて抵抗のある方も多いと思いますが、一度気軽にご相談してください。

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ)

KUNIHIRO@U-KYO-Animal Hospital


⭐︎ LINE@はじめました ⭐︎

 獣医師の診察スケジュール、フードの日、セミナーのご案内等
    便利でお得な?情報を配信して参ります(^^)v
 フードのご注文も24時間可能です♪ 
 ID検索【ukyo-ah】

⭐︎インスタ始めました⭐︎ 
京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
 ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定

 

 

7月28日(日) 誤食にはご注意を!!

カテゴリー: 診察 

7月28日(日)

お祭りの季節ですね!
特にどこかのお祭りに行ってきたわけでもなく、これから行く予定があるわけでもないんですが😅
お祭りは子どものころから好きでした😃
花火はもちろんですが、何よりも屋台が好きで、なかでも屋台の焼きそばがたまらなく好きでした😍
あの庶民的な味がなんともいえません😋
今年もどこかお祭りに行けたらな〜と思う今日この頃です。

さて、今回はなんとか命拾いしたプードルのRちゃんのお話です。
Rちゃんはある日の時間外に、吐き続けていることを主訴に来院しました。
2歳と若齢であったことと、急性発症ということから、何か変なものを誤食してしまっての中毒や腸閉塞などの可能性が考えられました。
レントゲン検査では特に異常所見は認められず、血液検査では炎症の数値が中等度に上昇していました。
エコー検査では胃の内容物が滞留しているのが確認でき、十二指腸あたりにエコーを通さない、異物を疑うような病変が確認されました。

翌日再度確認しても、変わりませんでした。
やはり異物がかなり疑われたため、内視鏡検査をすることになりました。
すると、空腸あたりに腸を閉塞している塊を発見しました。

把持鉗子でつかもうとしますが、塊が大き過ぎて動かすことができません。
したがって、開腹手術で腸切開をし、異物を取り出すことになりました。
実際に腸を見てみると、黒く変色し炎症が激しく、一部壊死しかかっているような箇所もありました。

異物がある箇所の腸を切開し、異物を取り出します。

その後は腸をしっかり縫合していきます。
破れたり隙間があいていたら、腸の内容物がお腹の中に漏れ出てしまい、腹膜炎を引き起こして、最悪亡くなってしまうこともあります。
慎重に縫合し、最後に漏れがないかの確認をします。

問題なければ閉腹です。

術後はRちゃん心持ち楽そうな顔つきになっていました。
飼い主様とのご面会の時も尻尾を振ってくれていました!

腸を切っているため術後3日間は絶食になります。
徐々に元気に回復してくれて、約1週間後に退院できました。

異物の誤食は若齢の子で多くみられます。
それも一度する子は二度三度、、、常連さんが多いです。
口に加えて遊んだりするのが習慣づいてしまっているのでしょう。
腸閉塞は手遅れになると命を落としてしまうこともあります。
そうならないように大切な家族を守ってあげましょう!

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪

A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital

⭐︎インスタ始めました⭐︎ 
京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
 ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定 

2024年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930