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右京動物病院ブログ: 2018年10月30日(火)

10月30日(火) 眼をショボショボ

カテゴリー: 診察 

10月30日(火)

゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。
平野:11月1日(木)、3(土)午後、8(木)、13(火)、17(土)午後、18(日)
百石:10(土)午後、23(金)、24(土)午後
三浦:11(日)
國廣:4(日)、17(土)

皆さんこんにちは。獣医師の廣畑です。
今回は眼に傷ができてしまったワンちゃんのお話です。

このわんちゃんは朝から眼を細めて開けづらそうに
しているということで来院されました。
眼の検査を行ったところ、眼の真ん中付近に傷が認められました。



眼の中に緑色に染まる領域が確認できます。
これが眼にできてしまった角膜潰瘍とよばれる部分になります。
角膜は眼の表面を覆う組織で、上皮・実質・デスメ膜・内皮という層から成ります。
この角膜の部分に何らかの理由で傷ができた状態が角膜潰瘍です。

角膜潰瘍ができる原因として外傷、感染症、乾性角結膜炎(KCS)、眼瞼の異常、睫毛の異常
角膜や結膜内の異物などが挙げられます。
シーズー・パグ・ペキニーズなどの短頭種は角膜に傷ができやすいので注意してください。

角膜潰瘍ができた場合に見られる症状としては、
・眼をショボショボして開けづらそうにしている
・眼を頻繁に気にする
・目ヤニが出る
・涙がよく出る
などが有ります。

治療としては点眼薬が基本になります。
先程の写真のワンちゃんも点眼薬のみで上手く治癒しました。
しかし中には点眼薬のみでは治癒せず、外科的治療が必要になってくる場合もあります。
最悪の場合は眼球を摘出しなければなりません。

眼に限ったことでは有りませんが、やはり早めの治療が重要になってきます。
先程述べた症状が見られたら、早めにご来院下さい!

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K.Hirohata@U-KYO-Animal Hospital

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