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右京動物病院ブログ: 中医学

9月17日(火) 一歩ずつ前へ

カテゴリー: 診察 中医学 

*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
三浦:9月18日(水)、22日(日)

*******臨時休診のお知らせ*******
9月20日(金)午後は獣医師セミナー参加のため、休診となります。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :9月21日(土)、27日(金)
                              10月4日(金)、12日(土)、18日(金)、26日(土)

こんばんは。獣医師の三浦です。
先日、学生時代の友人達と久しぶりに集まったのですが
独身者も数人いる中、大人と子供がほぼ同じ人数という状況😳
いつの間にこんなに増えたのか!?とビックリしてしまいました。
私たちも大人になったな…とつくづく感じた瞬間でした。
それにしても、小さな子供がたくさん集まるのは大変💦
だけど突拍子もない動きをしてくれるので、たくさん楽しませてもらいました😊


さて、本日は毎日リハビリを頑張っているCちゃんのお話です。
Cちゃんは他院で手術を受け退院された後、
鍼灸治療とリハビリのため、当院へ紹介されやって来ました。

椎間板ヘルニアで最も悪いグレード5であったCちゃん。
早期外科手術後に元のように歩けるようになる確率は、50%ほどと言われています。
術後3週間ほどで初めて来院された時は、
自力で立ち上がることは出来ないけれど
後ろ足を支えると数秒は立った姿勢を維持できるぐらいの状態でした。

元々ご自宅でのリハビリも頑張ってらしたCちゃんですが
少しメニューを追加して、
週1回の鍼治療も開始しました。

なんだか不思議な表情ですが…
施術中は嫌がらずに大人しくしてくれています☺

すると、新しく始めたことが良く合っていたのか、
なんと、その2日後に自力で立ち上がってくれました!

その後は来院のたびに成長を見せてくれ、
1ヶ月経った今ではふらつきながらも数歩続けて歩き、
起立姿勢は10秒以上もキープできるようになってきました。

ちょっと前のめりですが😅
大きな成長です👏

リハビリの目的は大きく2つあります。

1つ目は、失った機能を取り戻すこと。
2つ目は、今ある機能を失わせないこと。

この2つ目がとっても重要で、
ご自身で思うところがある方も多いかと思いますが
サボって動かないと、筋肉はどんどん落ちていきます💨
そして姿勢が悪い状態が続くと、体はどんどん歪んでいきます💦

だからリハビリは、動いても良い状態になったら早くに始めることが重要です!
そして動けないからといって諦めずに、細くても長く続けること。
後肢が動かないからといって何もしないでいると
前肢も上手く使えなくなって、
いざ車椅子!となっても上手に歩けなくなってしまいますよ。


お父さんを追いかけ回すCちゃん😊
自分で動けるようになって、とっても嬉しそうです。
まだまだこれからですが、一緒に頑張っていきましょうね💪

 

それでは今日はこの辺で・・・
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6月18日(火) 出ました!

カテゴリー: 中医学 

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室:6月21日(金)、29日(土)
      7月6日(土)、12日(金)、20日(土)、26日(金)
デンタル教室:7月21日(日)

*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:6月29日(土)

 

こんばんは。獣医師の三浦です。

先日はお休みをいただき、台湾へ行ってまいりました。
動物の食養生やマッサージの講師をされている先生に連れて行っていただいたのですが、
何度も足を運ばれている方だけあって、美味しいところどり!でディープな経験をさせていただきました。
台湾では食養生の考えが日常にあって、街の中にも食材の効能があちこちに書かれています。

先生に厳選されたバランスの良い食事をとって、
3日間フル活動の旅でしたがほとんど疲れが出ませんでした。
特に美味しかったのが、火鍋!

生薬たっぷりで、一気に元気が出ました☺
食事って本当に大事!!と実感した旅でした。

 

さて、本日は便秘で悩む9歳の猫、Mちゃんを紹介します。
以前にも紹介されたことがあるかもしれません。
Mちゃんは、4歳の頃からたびたび便秘になっていました。
食餌の変更でなんとか落ち着いていたものの、4月頃から再び便秘。
レントゲンで見るとこのような状況。

下側に見える白みの強い大きな塊が全て便です。
これは異常な量と大きさで、かなり苦しいだろうと想像されます😖
Mちゃんは力を入れて頑張ってもなかなが排便できず、途中で力尽きてしまう状態でした💦
これまでと同様に浣腸や下剤による治療を試みましたが今回はなかなか改善ません…。
そこで、中医学的なアプローチをしてみることにしました。

中医学では、便秘は大きく2つに分けられます。
一つ目は「実秘」といい、過剰な飲食やストレスにより熱がこもった状態
二つ目は「虚秘」といい、過労や加齢など、何らかの原因で腸の潤いが足りなくなった状態
そしてそれぞれはさらに、状態により細かく分類されていきます。

Mちゃんの場合、毛艶があまり良くなく、肉球もかさつき血色が悪い。
普段から大人しい様子などから、腸の潤いが足りない虚秘と判断されます。
腸の働きは、中医学での五臓六腑では「」に当てはまります。
脾は体のエネルギーである気を作る場所。
脾が弱り気が足りなくなると、
体が疲れやすい、胃や腸がたるみ下痢や便秘になる、毛艶が悪くなるなどの症状が現れます。
さらに病態が進むと、血が足りなくなり、体の潤いがなくなってきます。
Mちゃんはまさにこの状態!

そこで、健脾作用のある漢方と潤いを与える漢方を開始し、
さらに巡りを良くするために鍼灸治療を併用しました。

治療の反応は比較的すぐに現れて、まずは食欲が改善し
施術3日後には自力で排便できるようになりました!
大きい塊も出たそうです🤗
治療開始前と開始後の肉球ですが、3週間で変化がみられました。


1枚目はかさついて血色が悪いのに、2枚目は艶があってピンク色なの、分かるでしょうか?
体が潤ってきた証拠です。

施術中、ちょっと気だるそうだけどされるがままのMちゃん

鍼灸治療は時間がかかるのですが、スタッフにとって癒しの時間でもあります🐈♡
スッキリ快便のために、頑張りましょうね☺

それでは今日はこの辺で・・・
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4月23日(火) 皮膚のトラブルは何が原因?

カテゴリー: 愛犬 中医学 

4月23日(火)

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :4月27日(土)
       5月11日(土)、17日(金)、25日(土)、31日(金)
デンタル教室:4月28日(日)

こんばんは。獣医師の三浦です。
先日は我が家の愛猫、ごまつぶの誕生日でした。

つぶちゃんはおねだり顔が不細工です。笑
犬用の骨型ぬいぐるみを買ってあげたのですが、
結構気に入ってくれたようで、毎日帰宅すると色んな場所に移動しています💨
ごま3歳、つぶ1歳、ずっと元気でありますように🙂


さて、本日は久しぶりに中医学のお話です。
暖かくなってきたので、これからの季節に多い皮膚病について。
皮膚病は年中多い病気ではあるのですが、
暖かくなり、湿り気が増してくると細菌感染や真菌感染が増え、
皮膚状態が悪化しやすくなります。

中医学では、皮毛は、五臓六腑のうちのが担っていると考えられています。
中医学での「肺」は西洋医学でいうと、「呼吸器」全般を指します。
肺は、(消化器)で作られたり呼吸によって作られた「気」や「津液」を体表へ送り、皮膚や体毛を潤します。
また、発汗作用などにより体温を調節し、外からくる邪気への抵抗力を高めます。
そのため、肺が弱まると皮毛の潤いがなくなり、邪気の侵入を許し皮膚トラブルが増えてしまいます。
を助けている立場なので、脾が弱まっても肺は弱まります。
この時期に多い花粉症は、まさに脾と肺の弱りが原因です!
また、春は気が強まる季節。
中医学ではバランスが大事なので、強すぎることも問題です。
の力は、気が強まりすぎると抑えつけられてしまう性質があります。

さて、1歳のフレンチブルドッグのKちゃん。
数か月前に引き取られたばかりなのですが、その時すでにひどい皮膚病でした。

顎から胸辺りまで赤くべたつき、腹部は赤黒く色素沈着がみられます。
皮膚検査の結果、強い細菌感染が認められました。

青い小さい丸が、全て細菌です。
早速抗生物質の服用を始め、途中で真菌の感染も認められたため抗真菌薬も追加されました。
1か月後、べたつきは落ち着き、だいぶ状態は良くなってきました。

でもまだまだ毛はうすくフケもたくさん出ます。
そして体を触ると、とっても熱い!

フレンチブルドッグは、現代医学でも呼吸器疾患や皮膚疾患が多いとされていますが、
Kちゃんも同様にの力が弱い、と見て取れます。
以前飼われていたの環境がどのようだったか分かりませんが、
それでもまだとても若いのに、ここまで慢性的な症状が出るのは
生まれつきの体質があるのでしょう。
現状では、体の中の熱を上手に外に出せていません。
このまま放っておくと、永遠に感染症を繰り返しお薬は増える一方。
さらに中医学の考えでは、全ての病気は単一で起こるのではなく繋がっていきます。
身体の中の巡りが悪いと、皮膚病だけに留まらず
滞ったところに塊ができ腫瘍化することもあり得ます。

Kちゃんには、体質改善のための治療をおすすめしました。
まずは体に溜まった熱を外へ出してあげることが必要です。
今までの治療にプラスして、清熱・利湿作用の強い漢方薬を開始しました。
それから3週間、お腹に産毛が生えてきて体表の熱さも軽減されてきました。
もう少し熱が取れたら、状態に合わせてお薬を変更していきます。
まだまだ時間はかかりそうですが、焦らずゆっくり、頑張っていきましょうね。

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1月15日(火) 鍼灸外来スタート

カテゴリー: 診察 中医学 

1月15日(火)

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室:1月19日(土)、25日(金)、2月1日(金)座学、9日(土)
デンタルセミナー:1月27日(日)

*******獣医師の臨時休診について*********
院長:1月22日(火)
百石:1月26日(土)、27日(日)
國廣:1月20日(日)、25日(金)、26日(土)

こんばんは。獣医師の三浦です。

もう年が明けて半月も経つのですが、
ブログは年明け初めてですので…明けましておめでとうございます😊
年々日が経つのが速くなり、気が付けば獣医師になって〇年…
こんなにも経っていたらもっと何でもできる人間になっているだろうと
卒業したての頃は思っていたのですが
まだまだ学ぶべき事がたくさんあります💦
というよりは、一生かかっても学びきれないのでしょうね。
日進月歩で励んでまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

さて、タイトルにある通り、1月から鍼灸専門外来がスタートしました!
今までの日中のお預かりもしくは夕方の予約診察時間にプラスして、
土曜日の午前中にも鍼灸治療を受けていただくことが出来るようになりました。
この時間は、飼い主様がそばについた状態で施術を受けて頂きますので
飼い主様と離れるのが不安な子や、施術の様子をご覧になりたい方は是非ご利用くださいね。
完全予約制なので、ご希望の方はお問合せください☎

また、一般診療で土曜日午前中に私の診察を希望される場合は
恐れ入りますが一度お問い合わせのうえ、ご来院ください。
*土曜日午後および他の曜日は今まで通り一般診療を行っております。

専門外来が始まってから、「鍼ってどんなの??」というご質問をよく受けます。
そこで今回は、鍼治療について、少し紹介させていただきます。

まず、使用する針について。
通常の注射針に比べてかなり細く、先細りの針を使用します。

左側が鍼治療の針、右側が採血や投薬で使う針です。
右側の針でも平気な子が多いので、左側ではほとんど痛みはないようです。
ただ、針がツボに刺さったときに「得気」や「ひびき」といわれる鈍痛のようなものが感じられ
特に敏感なところだと、それを不快と感じることはあります。
私自身も、場所によってはちょっと苦手です😅
嫌がる子に無理やりする行為でもないと考えていますので
あまりにも嫌がる場合はツボを変えたり、さらに細い針を使用したり、時には中断することもあります。

つぎに、「ツボ」について。
身体には経絡(けいらく)と言われる「気」や「血」の通り道があり、全身を巡っています。
経絡の途中にある駅のようなものがツボ(=経穴(けいけつ))です。
気・血が駅である経穴で渋滞してしまうと、循環が悪くなり不調を起こしてしまいます。
鍼治療では経穴を刺激し、気・血の巡りを改善することで身体全体の調子を整えます。

例えば、親指と人差し指の間の「合谷(ごうこく)」というツボ。
これは「大腸経」という経絡上のツボです。
つぶちゃんで示すと赤線のような通り道です🐈

前肢から肩、顔につながっています。
実は経絡は身体の中の臓器にも繋がっていて、肺や大腸も通っています。
そのため、合谷は肩の痛みの他、歯の痛み、顔面麻痺、下痢、便秘など様々な症状に用いられます。
動物では嫌がる子が多いのであまり使えないのですが…
指で刺激するだけでも効果はあるので、不調を感じた際は
ご自身の合谷を押してみてくださいね👆

そして、施術中の様子について。
最近では専用の施術台に乗ってもらうことが多いです。

足がブラブラするので、嫌がる子は床や診察台で行います。
この子は初めてだったので、嫌がるかなぁと思いカラーをしているのですが
すっかり寛いだ様子で、全身脱力状態でした💤

ちなみのこの子は関節炎のケアで、月1回のトリミングの時に施術しています。

最後に、身体を健康に保つためには、ご自宅でのケアがとっても大事です💨
特にリハビリなどは週1回だけ1時間頑張るよりも
数分だけでも毎日ケアする方がよっぽど効果があります。
そして安心できるご家族の方と一緒にできると尚良いです!
専門外来では、毎日のケアについても時間をとってお伝えしていきますので
是非、ご利用ください😊

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12月18日(火) 発作を中医学で考えると?

カテゴリー: 診察 中医学 

12月18日(火)

*******年末年始の診療について*********
12月31日~1月3日も診療しておりますが、
救急・予約対応の午前診察のみとなります。
来院される場合は事前にお電話ください。
(フード・お薬飲みの受け渡しも上記期間はご遠慮ください。)

31日(月) 1日(火) 2日(水) 3日(木)
太陽・國廣 院長・廣畑 三浦 百石


゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。
平野:12月29日(土)午後
百石:12月22日(土)午後
三浦:12月30日(日)

゜゚・*:.。..。.:*・゜セミナーのお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
パピー教室:12月22日(土)
      1月5日(土)座学、11日(金)、19日(土)、25日(金)

こんばんは。獣医師の三浦です。
先日、「人魚の眠る家」を観てきました。

普段、明らかに人が死ぬだろうという映画は見ないのですが
この映画はずっと気になっておりまして…
案の定とーっても重い内容で、観た後ものすごく疲れましたが
誰もが遭遇する可能性のある話で、皆さんにお勧めしたいです。
個人的には、最後の医師の一言で救われました。
ただ、本当に疲れますので、ご覚悟を。


さて、本日は、ミニチュアダックスフンドのKくんのお話です。
先日、突然のけいれん発作で来院されました。
その数日前の診察ではとっても元気で、トリミングを受けたところでした。

最初は夜中に発作が起こり、大きな発作はすぐに落ち着いたものの
翌朝まで意識は戻らず、小刻みな痙攣が続き、来院されました。

すぐさま入院し、静脈注射での抗痙攣薬の投与を開始、
脳圧が上がっている可能性も考慮し、降圧剤も投与しました。
Kくんは強い刺激にわずかに反応するのみ…混迷状態がまる1日続きました。
それでも少しずつ意識は戻り、2日目には水を少し飲み、
入院4日目には何とかご飯を食べてくれるように!

そして1週間後、自分の力でご飯を食べれるようになり、退院の日を迎えました😊

実はKくん、17歳のおじいちゃん!
発作の原因として、血液検査で腎臓と肝臓の数値が上昇していたため
何らかの中毒も疑っていたのですが、
その後の経過から、やはり脳のトラブルではないかと考えています。
そして高齢の脳疾患として疑わしいものの一つは、脳腫瘍。

犬の脳腫瘍で最も多いのは髄膜腫というもので、
治療には手術や放射線療法が適応となる場合があります。
ただ、17歳でそれらの治療の負担に耐えられるか、ということを考えると
たとえ腫瘍があったとしてもKくんにはあまり勧められません。
手術や放射線療法を選択しない場合、他の疾患と同様に内科療法を行うことになります。
そのため、確定診断のためのCTやMRIなどは撮らず、発作が起こらないよう抗痙攣薬を始めました。

抗痙攣薬は多すぎると体がフラフラになります。
今後は発作が起こらないギリギリの量を調整していくことになります。
でもいつかは限界がきて、発作を抑えきれなくなるかもしれません。
ここまでが、西洋医学の話。

ここで、東洋医学ではこの状態をどう考えるでしょうか?

東洋医学では、五臓六腑のうちの「肝」のトラブルが発作の原因と考えられています。
肝は気を巡らせる働きがあるのですが、
そこが弱ってくると気が体中に巡らず停滞し、体の上部に溜まってしまいます。
どんどん溜まってくると熱を持つようになり、頭痛やめまい、発作などを起こします。

また、東洋医学では「肝」は「腎」と親子のような関係なので、
親である「腎」の弱りが「肝」のトラブルの原因ともなります。
腎は冬に弱く、また、年齢とともに弱ってくる臓器です。
そのため、鍼灸や漢方で溜まったものを流す治療とともに、補腎していくことが大切です。

このように、副作用を恐れながら薬を増やすのではなく、
その子の体質に足りないものを補ったり助ける治療を行うのが東洋医学です。

Kくんも今後長く続く闘病生活のことを考え、漢方薬を開始しました。
抗痙攣薬も必要ですが、少しずつ体力が出てきて歩けるようになってきました。

どんどん前に進むので、隅っこに嵌ってしまいました💦
そんな所も高齢ワンちゃんの愛おしいところですね☺
自分で動けるようになってくると、Kくんの顔にもだんだん覇気が出てきたように思います。
頑張って冬を乗り越えましょうね!

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11月20日(火) 冬支度は大丈夫ですか?

カテゴリー: 中医学 

11月20日(火)

゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。
百石:11月23(金)、24(土)午後

゜゚・*:.。..。.:*・゜セミナーのお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
パピー教室:12月1日(土:座学)、8日(土)、14日(金)、22日(土)
(一部変更になりました。ご注意ください。)
デンタルセミナー:11月25日(日)、12月16日(日)

こんばんは。獣医師の三浦です。
丸太町通りの銀杏並木が少しずつ色づき、秋めいてきましたね🍁
我が家では既に小型ヒーターが活躍しています。
意外と寒がりのごまは、ヒーターがつくと走ってやってきます🐈💨

あまりにも気に入っているようなので、
そんなに寒くなくても付けてしまいます。甘いですね。笑

さて、体感としては秋であっても、暦の上では今は冬の季節です⛄
これからどんどん寒くなり、
冷えによる泌尿器疾患や骨関節疾患が増えてきます。
これは中医学的には「腎」の弱りからくるものとされています。
腎が弱ると一気に加齢が進み、
足腰が弱くなり、毛質が悪化、尿漏れ、難聴などの症状も出てきてしまいます。

そこで本日は、冷えに効く「ツボ」をいくつかご紹介します👉👉👉

何度かご紹介しているツボでもありますが、1番は「腎兪」。
腎の疾患の主治穴であり、若返りのツボとも言われています。
場所は、2番目の腰椎のすぐ横で、左右2箇所にあります。

最後に触れる肋骨のすぐ後ろぐらいです。
冬に大活躍のカイロも、この辺りに貼ると体全体が温かくなりますよね。
ただ、カイロは熱が強すぎて体が疲れてしまう場合もあるので、
温めるには、じんわり優しいお灸や小豆パックなどがオススメです。

次は、腎とは関係ないですが、首元のツボ。
首には「風池」「風門」「風府」など、「風」とつくツボが多くあります。
これらは全て、風の邪気…風邪(ふうじゃ)の入ってくるところと言われています。
ざっくりとですみません💦場所は写真のようなところ。

首の付け根と、肩甲骨の一番高いところあたりです。
ここは人間では特に外気にさらされやすい場所なので注意です!
風邪をひきやすい人は、マフラーをしっかり巻いて首を守ってくださいね。

これからの季節、院内で鍼灸治療を行うときはこのようなツボを中心に、
それぞれの体調に合わせて取穴していきます。
お灸は、道具さえあればご自宅でも簡単にできますので
特に高齢の子で、気になるなぁという方は是非ご質問くださいね☺

中医学の根本は「治療」よりも「養生」。
元気なうちから、本格的に体調を崩さないようケアしていきましょう💪

余談ですが、ブログ作成中に下に集まってきた猫たち…

ブランケットを勝手に引っ張り出してきたようです。
もう少しひっついてくれると嬉しい飼い主です 笑。


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8月14日(火) 一日でも長く、一歩でも多く

カテゴリー: 診察 中医学 

8月14日(火)

お盆も休みなく診察しておりますが、
下記の日程で獣医師の臨時休みをいただきます。

゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。 

平野:8月19日(日)、25日(土)午後、26日(日)
百石:8月18日(土)午後 
三浦:8月19日(日)
國廣:8月18日(土)

こんばんは。獣医師の三浦です。

早速ですが、本日は鍼治療についてお話します🐾
最近少しずつ、施術を受ける方が増えてきています。
鍼治療は、数千年も前から中国に伝わる医療の一つです。
CTまであるような最新医療バリバリの病院で、鍼🙄??
なんて思われるかもしれませんが、
西洋医学と東洋医学は全く異なるアプローチ。
併用することによって相乗効果を示すこともあれば、
西洋医学で対応できない痒いところにも手が届くことがあります👐

さて、実際に鍼治療を行ったPちゃんを紹介します🐕

PちゃんはミニチュアダックスフンドとミニチュアシュナウザーのMIX犬です。
今年の始め、突然の後肢麻痺になり、腰部椎間板ヘルニアが疑われました。
このような時、通常では麻痺の程度や治療への反応をみて、
内科治療での改善率が低いと判断した場合は外科治療が推奨されます。
Pちゃんも、通常では外科治療が適応となる状態でした😖
しかし、麻酔のリスクもゼロではなく、年齢的なところからも飼い主様は内科治療を強く希望されました。
1ヶ月間ステロイド投薬とレーザー治療を試みた結果、麻痺は改善されず歩けないまま…
そんな時に、かかりつけの先生から当院へご紹介いただきました。

初診時のPちゃんの後ろ足は、強い刺激には反応するものの、起立を維持することは困難でした。

放置すると、お尻歩きの状態…。

鍼治療に対する反応は、個々の病態によって異なります。
すぐに反応がある場合もあれば、全く変わらない場合もあります。
相談のうえ、週1回の鍼治療と、ご自宅での毎日のリハビリを開始しました。


鍼の間は、写真のように、看護師さんに持ってもらいながら
15分〜30分ほど電気を流します。
過度に嫌がってしまう子は施術ができないのですが、
Pちゃんを治療を受け入れてくれたようです☺

1週間後…

「立てました!」との嬉しいお言葉😳
ご飯の時に支えてあげると、そのまま立って維持できていたとのこと!

その後は少しずつ、反応がよくなってきて…

2ヶ月後には、少しだけ引きずりはするものの、自分でしっかり歩けるようになりました。


待合室で立っている姿を見つけたときは、本当に嬉しかったです😊

その後は通院間隔を少しずつ開けていますが、
飼い主様によるリハビリの効果もあり、元気に歩ける状態を維持しています🐾
Instagramにも登場してくれてるので、ぜひ動画で確認してみてください👀🎥


鍼治療では、体のいたるところにある経穴(ツボ)に鍼を刺すことにより
感覚器が刺激されたり、微小循環が改善され、効果を表すといわれています。
私が鍼を勉強したい!と思ったのは、
椎間板ヘルニアの手術後、麻痺が戻らなかった子が
鍼治療で歩けるように戻ったのを目の当たりにしたときです。
なんで効くのか不思議でならなかったのですが、確かに効くんだと実感しました。
また、単純に麻痺を治すだけではなく、東洋医学の特徴でもあるように、
体全体のバランスを整えてくれるのも良いところです。
たとえば腰にある「腎兪」というツボは「若返りのツボ」とも言われ
後肢麻痺にも効きますが、精力や気力をあげてくれる効果もあるといわれます。
老化防止のためのメンテナンスとしても、
慢性疾患の治療を助けるための補助療法としても活用できます。
もちろん、鍼を怖がってしまう子もいますし、適応できない場合もあります。
これだけ効果があると言っても、急性で重度の椎間板ヘルニアにはやはり手術を勧めますし、
診断のためのMRI検査も可能な限り撮っていただきたいです。
ただ、治療の選択肢として、また、補助療法として、
こんなものもあるんだな~と知っていただければ何よりです。

ウチの子はどうかな?と思われた方は、ぜひ一度、ご相談くださいね。

 

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ) 

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