右京動物病院

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右京動物病院ブログ

2月23日(木) 痛いの痛いの飛んでいけ

カテゴリー: 診察 中医学 

*****セミナーのお知らせ(本院)********
パピー教室:2月25日(土)、26日(日)
デンタルセミナー:2月23日(木・祝)
シニアセミナ―:2月27日(月)

*****本院からのお知らせ************
2022年5月から夜間診療を開始しました。

平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
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こんばんは。獣医師の三浦です。
だんだんと日が長くなってきましたね。
早咲きの桜がもう咲いているというニュースを見て
気が早いですが、春を近くに感じてきました🌸
もう雪はこりごり…早く暖かくなって欲しいものですね。

先日、大学教授のお話を伺う機会がありました。
生理学教室の先生で、「鍼がなぜ効くのか」ということを科学的に証明する研究をされています。
実際に、微小循環の改善、炎症反応の抑制、疼痛緩和の効果などが
実験レベルでも認められていて、様々なメカニズムが分かってきています。

その中のひとつに、「ゲートコントロール理論」というのがあります。
詳しい説明には図解が必要なので、ものすごく簡単にお伝えします。

皮膚には様々な種類の神経線維が存在するのですが、
痛みを感じるもの、圧を感じるもの、と役割が異なります。
また、その感覚を伝えるスピードが異なります。
具体的には「痛覚」より「触覚、圧覚」を伝える神経の方が伝達スピードが速いです。
鍼は後者を刺激することによって、痛みの感覚を鈍らせていると言われています。

「鍼」=痛そう!
と思われる方もいるかもしれませんが、
かなり細い針での穏やかな刺激なので、痛くはないんですよね。
シニアに向けての定期的メンテナンスで来られているSちゃん。
元々大人しい子ですが、施術中はずっと寝ています🙂

マットからはみ出してしまっていますが(笑)

そしてタイトルの「痛いの痛いの飛んでいけ」
これも同じ理論によるものです。
痛いときは、放っておくより優しくさすった方が痛みが柔らぎますよね。
ただのプラセボ効果ではないんですよね。
私もよく、「辛そうなときには撫でてあげてください」とお伝えします。
痛みの元を取るには検査やお薬が効果的ですが、決してそれだけではないです。
愛犬・愛猫に普段からたくさん触れてあげてくださいね。

 

R.Miura@U -KYO-Animal Hospital

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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO・OIKE・ARASHIYAMA
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師

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