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右京動物病院ブログ: 2018年6月24日(日)

6月24日(日) 変なもの食べちゃった・・・

カテゴリー: 診察 

6月24日(日)

゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。 
平野:6月30日(土)午後

早く梅雨あけないかな~と思う毎日が続きます。
ムシムシはしますが夜になるとまだ気温が下がるので、体調の管理が難しいですね😷
みなさまも体調にはどうぞお気をつけください!
最近のオハナはというと・・・

こんな感じです😅
なんとも大胆な格好で爆睡しております☺
随分と慣れてはくれたようです。
今年の夏はオハナといろんなとこにお出かけできたらな~と思っています😊
どこかおすすめのところがあればぜひお教えいただきたいです!

さて、今回は誤食によって急性腎不全になってしまった、もうすぐ2歳になる猫のSちゃんのお話です。
Sちゃんはもともと誤食癖があり、家の中のいろんなものを食べてしまうらしいんです。
そんなある日、Sちゃんの食欲がなく、また何か食べてしまったかもしれないということで来院されました。
血液検査をすると、腎臓の数値がえらく上昇していました。
急性腎不全です。
猫はたしかに年をとると腎不全になることが多いです。
徐々に腎機能が落ちていくので、慢性腎不全になります。
ただ、今回のSちゃんのような若い子が急に腎不全になる場合というのは、中毒などによって急性に腎機能が悪化するケースが考えられます。
Sちゃんが食べたなかにそういったものが含まれていたのかもしれません。
猫が食べてしまうと危険なものにはユリ科の植物、ネギ、チョコ、ブドウ…などがあります。
なかでもユリ科の植物は急性腎不全を引き起こします。
実際Sちゃんが食べたものはわかりませんが、とにかく腎不全を改善させるために、すぐさま入院で静脈点滴を開始しました。
なかなか数値はすっとは下がってはくれませんでしたが、食欲はなんとか改善してくれて、5日間ほどで退院となりました。
ただ、もちろんこれで治療が終了するわけではありません。
今後は腎機能を維持するために定期的な皮下点滴が必要です。
入院で病院に少しは慣れてくれたとはいえ、やっぱり点滴をされるのはSちゃんとても嫌いです。
Sちゃんはにゃーにゃーと嫌がりながらも、お気に入りのキャリーの中で大人しく点滴をさせてくれます。

そんな頑張っている姿を見ると、心から愛おしく感じられ、なんとかしてあげたいという気持ちに掻き立てられます😖
実は今日も点滴に来てくれていました。
同居猫さんのCちゃんも一緒です☺
実はTちゃんも一緒になっていろんなものを食べてしまったらしいのですが、体の大きなTちゃんはそこまで状態が悪化せずにすみました。
それでもしばらくは一緒に点滴をしています。

まだまだ若いSちゃんCちゃん。猫生まだまだこれからです!
オーナーさんと二人三脚で、全力でサポートしていくつもりです!!
一緒に頑張っていこうね😃

 

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A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital

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