7月31日(日) 膝蓋骨脱臼 〜努力の甲斐あって…(^o^)/〜
カテゴリー: 診察
7月31日(日)
今日で7月も終わり
夏もあと1ヶ月ですね

みなさんは夏らしい所に行かれましたか?
海に行ったり、プールに行ったり、花火をみたり・・・
私は…どこへも…
残り1ヶ月の間にはどこかに行けたらなぁと思っております
さてさて今回は、右京動物病院では有名なSさんところのアイドル姉妹のうちの
Pちゃんの一大事のお話です。

ある時、急に足を挙げて痛がるということで来院されました。
検査でお膝の骨の脱臼が認められ、薬を飲んでもあまり痛みがおさまる様子がなかったため、
膝蓋骨脱臼整復の手術を実施することになりました。
生まれつき膝蓋骨を収める溝の部分が浅かったり、骨自体が湾曲していたりすると、
脱臼しやすくなります。
特に小型犬のトイプードルさんやチワワさんなどで多くみられます。
お散歩で走っている時に変に膝に力がかかってしまったり、体重の重い子で慢性的に
膝に負担がかかりすぎてしまったりすることで発症します。
6歳のPちゃんはいささか体重が重くぽっちゃりさんだったのもあり、お家の中で
ボール遊びをしていた時に急に脱臼してしまったようです。
来院時のレントゲン検査です。
赤丸の部分が脱臼している膝の骨です。完全に膝のお皿からズレてしまっていますね
いよいよ手術です。
毛刈り、消毒をします。

浅い膝のお皿を深く掘り下げます。


これでしっかり溝ができました。


次に骨の一部に切れ込みを入れて、軸をまっすぐにしてピンで固定します。

これでがっちり固定されました。後は縫合をして終わりです。
術後はしばらく安静のため入院し、数日後には足もついてPちゃんは無事退院しました
またPちゃんはもう一つの戦いにも挑んでいました

ダイエットです


手術前のPちゃんの後ろ姿です。大っきな背中ですね

足を痛めて手術を決断してからは、Pちゃんのダイエット生活の始まりでした。
膝のためには安静が必要なため運動ができないので、食事管理を第一にして
カロリーの少ないダイエットフードを食べることになりました。
我慢強いPちゃんの努力と、強いアピールにも負けない飼い主様の努力の甲斐あって、
Pちゃんの体重はみるみると減り、何ともスマートなボディを手に入れました


術後3週間くらいしてからの再診です。もうぽっちゃりとは言わせませんね


いつも一緒のRちゃんも点滴を受けながらPちゃんの応援です

二人の目力にいつも胸キュンしっぱなしの今日この頃です
また二人で仲良く遊びに来てくださいね
それでは今日はこの辺で・・・
出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ)
A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital

京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
動物の総合健康管理施設
右京動物病院 HEALTH CARE CENTER
今日で7月も終わり

夏もあと1ヶ月ですね


みなさんは夏らしい所に行かれましたか?
海に行ったり、プールに行ったり、花火をみたり・・・
私は…どこへも…

残り1ヶ月の間にはどこかに行けたらなぁと思っております


さてさて今回は、右京動物病院では有名なSさんところのアイドル姉妹のうちの
Pちゃんの一大事のお話です。

ある時、急に足を挙げて痛がるということで来院されました。
検査でお膝の骨の脱臼が認められ、薬を飲んでもあまり痛みがおさまる様子がなかったため、
膝蓋骨脱臼整復の手術を実施することになりました。
生まれつき膝蓋骨を収める溝の部分が浅かったり、骨自体が湾曲していたりすると、
脱臼しやすくなります。
特に小型犬のトイプードルさんやチワワさんなどで多くみられます。
お散歩で走っている時に変に膝に力がかかってしまったり、体重の重い子で慢性的に
膝に負担がかかりすぎてしまったりすることで発症します。
6歳のPちゃんはいささか体重が重くぽっちゃりさんだったのもあり、お家の中で
ボール遊びをしていた時に急に脱臼してしまったようです。
来院時のレントゲン検査です。

赤丸の部分が脱臼している膝の骨です。完全に膝のお皿からズレてしまっていますね

いよいよ手術です。

毛刈り、消毒をします。

浅い膝のお皿を深く掘り下げます。


これでしっかり溝ができました。


次に骨の一部に切れ込みを入れて、軸をまっすぐにしてピンで固定します。

これでがっちり固定されました。後は縫合をして終わりです。
術後はしばらく安静のため入院し、数日後には足もついてPちゃんは無事退院しました

またPちゃんはもう一つの戦いにも挑んでいました


ダイエットです



手術前のPちゃんの後ろ姿です。大っきな背中ですね


足を痛めて手術を決断してからは、Pちゃんのダイエット生活の始まりでした。
膝のためには安静が必要なため運動ができないので、食事管理を第一にして
カロリーの少ないダイエットフードを食べることになりました。
我慢強いPちゃんの努力と、強いアピールにも負けない飼い主様の努力の甲斐あって、
Pちゃんの体重はみるみると減り、何ともスマートなボディを手に入れました



術後3週間くらいしてからの再診です。もうぽっちゃりとは言わせませんね



いつも一緒のRちゃんも点滴を受けながらPちゃんの応援です


二人の目力にいつも胸キュンしっぱなしの今日この頃です

また二人で仲良く遊びに来てくださいね

それでは今日はこの辺で・・・
出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ)
A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital

京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
動物の総合健康管理施設
右京動物病院 HEALTH CARE CENTER