避妊・去勢手術 | 京都市右京区の右京動物病院

痛みが少なく、安全な方法をご提案いたします

腹腔鏡手術

腹腔鏡手術では従来の開腹手術と異なり、お腹に開けた3カ所の小さい穴(0.5~1cm程)からカメラや鉗子、ソノサージを挿入して手術をおこないます。
獣医療では最先端の手術方法であり、低侵襲医療の1つです。高度な技術や機器を必要をする為まだまだ実施出来る医療機関も少ないのが現状です。
動物の身体に最も負担をかけない避妊手術といえます。

極小切開術

一般的な開腹手術(3~5cm程)と比べて、大幅に傷口が小さい(0.5cm程)術式です。
専用の手術器具に加えて、高度な技術を有する為当院では特定の獣医師（OIKE院、SAGANO院のみ）が実施しております。あらかじめご確認ください。
傷口が小く痛みが少ない、回復が早い、感染のリスクが少ない、癒着が少ない、毛刈り範囲が少ない、抜糸がないというメリットがあります。

体内に縫合糸を残さないソノサージ

一般的な手術では、血管や組織を結ぶために様々な縫合糸を用いるため、稀に身体が異物(縫合糸)に反応して「縫合糸反応性肉芽腫」という病気を術後に生じる事があります。
ソノサージは超音波振動と摩擦により血管や組織を凝固、切開する事で縫合糸の使用を最小限にできます。
また全身麻酔の時間を短縮することができるため、身体の負担が少なくなります。

安定した麻酔技術を用いた避妊去勢手術

右京動物病院では1ヶ月に1回、麻酔科医を招いて麻酔の勉強会（座学・実技６時間）を実施しています。
麻酔リスク評価(ASA分類)において5段階中1に属する避妊去勢手術は、麻酔関連死亡リスクが犬で0.59％、猫で1.06%と言われています。
年間約300件以上の避妊去勢手術を実施する当グループでは死亡件数0件（昨年度実績）であり、一般と比べて安全に手術が実施できております。