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右京動物病院ブログ

6月13日(火) ご長寿うさぎさん

カテゴリー: 診察 
6月13日(火)

゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
 平野:24日(土)午後
 百石:17日(土)午後

こんばんは
昼間はだんだん暑くなってきましたが、朝晩は肌寒い日もありますね。
油断して薄着で外出して後悔することが多いです…。
皆様、この温度差で風邪をひかないよう、お気をつけください

さて、本日はうさぎのSちゃんについてご紹介します

Sちゃんは突然、重度の斜頚が起こり来院されました。

斜頚は、耳の奥にある内耳神経の一部である前庭神経に異常が起きて生じ、
罹患側に頭が傾きます。
症状が重度の場合はショックから食欲不振になってしまったり、
食欲があっても物理的に採食や飲水が出来ず、二次的な疾患に陥ることもあります。
原因としては、内耳炎、中枢神経系の細菌感染・腫瘍、中毒、脊椎疾患などが考えられます。
また、うさぎの場合、エンセファリトゾーン症も注意しなければならない病気です。

この「エンセファリトゾーン症」とは、寄生虫の感染症です。
母親の胎内で感染、もしくは感染したうさぎの排泄物の摂取により感染します。
感染しても多くは無症状ですが、
ストレスや年齢により免疫力が低下すると発症すると言われています。

Sちゃんは、斜頚の他に食欲不振もあったため、
血液検査で二次的なトラブルがないことを確認し、
エンセファリトゾーン症についても専門機関に血液を送り検査しました。
結果は残念ながらグレーゾーンで、数週間後の再検査が必要でしたが
試験的に駆虫薬を開始し、抗生物質やビタミン剤などの内科治療を開始しました。

CIMG8412



少し状態が良くなってきた頃のSちゃんです。
まだ左側に少し傾いています。
一番症状がひどかった頃は、起き上がることもできず
寝かせておくとローリングしてしまうので、ケージから出すことも出来ませんでした
なので、こうやって自力で立てているだけでもすごい回復です

そして一ヶ月の治療後…
IMG_5455




傾きがほとんどなくなりました。
飼い主様に抑えていただかないと写真が撮れないほど、すっかり元気になったSちゃん
診察室を動き回る姿が見れて嬉しいです。

そしてSちゃんの一番驚くべきところは…
なんと、10歳なのです
うさぎの平均寿命はだいたい5〜7歳ほどです。
問診票を拝見したときに一体どんなこが…と内心ドキドキしていたのですが
とても毛艶が良く若々しい姿にビックリいたしました。
Sちゃん、これからも元気で長生きしてね


それでは今日はこの辺で・・・ 

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R. Miura@U-KYO-Animal Hospital

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