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右京動物病院ブログ

6月26日(日) 病気のお勉強シリーズ 〜猫の黄疸〜

カテゴリー: 診察 
6月26日(日)

梅雨ですね…
雨だとワンちゃんのお散歩が大変
うちのアムロくんも雨嫌いで、雨の日のお散歩はテンション低めです 

早く梅雨があけるといいですね

さて、今回は猫ちゃんの”黄疸”についてお話しようと思います
黄疸とは胆汁中のビリルビンという色素によって、皮膚や粘膜、血液が黄色に
変色してくることです。
見てすぐ分かるものから検査をして初めて発見されるものまで、程度はさまざまです。
よく気付かれる症状にはオシッコの黄色が濃い、白眼の部分が黄色い、皮膚が黄色い
などがあります。
名称未設定黄疸 血漿

黄疸の原因は肝臓や胆嚢の病気が主に考えられます。
その中でも猫に特有の肝リピドーシスという病態があります。
これは脂質代謝異常により過剰の脂肪が肝臓に蓄積された状態です。
猫は3日間以上全く何も食べない状態が続くと肝リピドーシスを発症します。
特に中年齢の肥満猫に発症しやすい傾向があります。
他にも糖尿病や膵炎、環境の変化によるストレスなどが引き金となる場合もあります。
治療は、原因となる病気があればその治療をすると共に、とにかく栄養を補給する
必要があります。
食欲がなく自力で食べない場合は、強制的に給餌するかあるいは食道チューブなどを
設置することもあります。ある程度栄養がとれるようになると改善してきます。

先日、数日間家出をして帰ってきたネコのMちゃんが、衰弱していて食欲がないということで
来院されました。体重減少と脱水が激しくみられ、目の粘膜も黄色に変色しており
黄疸が認められました。
入院で点滴をして脱水改善と肝臓に対する治療をしながら、強制給餌を一日に何度も行いました。
Mちゃんは良い子で、強制給餌にも大人しく応じてくれました。
日に日に黄疸の数値は下がり、4日後には退院し、今ではお家でしっかりご飯を
食べてくれているとのことです

肝リピドーシス以外にも、黄疸のみられる病気はたくさんあります。
肝臓や胆嚢の病気は初期段階ではあまり症状にでないため、発見が遅れがちです。
早期発見、早期治療のためにもやはり定期的な健康診断が大事ですね



それでは今日はこの辺で・・・ 
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A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital

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