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8月18日(木) 継続は力なり?

カテゴリー: 予防について 

*****セミナーのお知らせ*********

パピー教室:8月20日(土)、21日(日)、27日(土)
シニアセミナー:8月30日(火)

*****本院からのお知らせ*********
5月から夜間診療を開始しました。
平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
***********************


こんばんは
😃獣医師の鈴木です。
お盆も終わり、少しずつ秋が近づいてきていますね🍁
今月もご自宅のわんちゃん・猫ちゃんに毎月の予防薬を継続されていますでしょうか?
今回は「フィラリア予防、ノミ・ダニ予防」をテーマにお話します。
過去のブログでもいくつか記事があるかと思いますが、
重要ですので改めてお伝えしますね🤲

「毎月飲ませるのは大変だし費用もかかるからここ数年予防していない
「我が家の子は外に出ないから予防はいらないと思う」
「なんとなく毎月予防薬を飲ませているけど、実は必要性がよくわからない
という方は結構いらっしゃるのではないかな?と思います。
予防薬の種類は多く、予防の時期もややこしいですよね。
まず必要な予防のおさらいからいたしましょう!

わんちゃんは四大予防(狂犬病ワクチン、混合ワクチン、フィラリア予防、ノミ・ダニ予防)
ねこちゃんは三大予防(混合ワクチン、フィラリア予防、ノミ・ダニ予防)

が推奨されています。
そうです。どちらもフィラリア予防、ノミ・ダニ予防は重要です!
ペットホテルやトリミング、手術等でお預かりする際には必ず予防歴を確認させていただいております。


ではまずフィラリアのお話から始めます。
フィラリアは、そうめんのような白く長細い寄生虫🪱で、蚊🦟が運んでくることによって感染します。
フィラリアを持った蚊に刺されると、フィラリアの幼虫が体内に入り、一定の時間をかけて成虫へと成長します。
予防薬は、フィラリアの幼虫を退治できるお薬なのです。
もし飲み忘れたタイミングで感染していたらこの幼虫は退治される事なく成長し、その後予防薬を投与しても効果がなくなってしまいます

フィラリア症の症状は様々ですが、心臓の血管に寄生し、全身の循環に影響するため、ショック状態になり、すぐに治療しないと命を落とす事もある恐ろしい疾患です。
治療法はありますが、大がかりなものであったり、リスクを伴います。
その為、予防が最善の方法になるのです。

昔は多くのわんちゃんがフィラリア症で命を落としていました。(渋谷駅の忠犬ハチ公の心臓にも、大量のフィラリアが寄生していた事が知られており、死因の一つだったと考えられています。)
現在は多くのオーナー様が予防してくださっており、発生件数は少なくなっています。しかし、まだ0になったわけではありません。
今年の春にも、当院で1件感染が確認されました。

蚊のいない環境ならば予防は必要ないのですが
室内でも気づいたら刺されている!という事があるように、蚊を防ぐことは困難ですし、刺されてしまえば感染自体はしてしまいます。予防薬は、感染後に成長を防ぐためのものです。
毎月欠かさず予防を続ければ、万が一感染しても退治できるから安心!となるわけです。

蚊は冬は飛びませんので、⚠️京都では512月の確実な予防を推奨⚠️しています。
蚊が出始めて(4月)から1ヶ月後に予防開始(5月〜)
蚊が出終わって(11月)から1ヶ月後まで予防継続(〜12月)
フィラリアに感染しても1ヶ月以内なら退治できる、という理由で、蚊の出現時期から1ヶ月遅らせて予防薬を投与する事が推奨されています。

もし、12月は蚊を見なくなったから予防いらない、とやめてしまうと、11月に蚊に刺されフィラリアに感染していたら、そのフィラリアは退治される事なく成長してしまいます。
それまで継続して投与していた努力が水の泡となってしまいます
…。
毎月投与に加え、期間にもご注意ください!

この投与期間は地域によって差がある為、京都以外からご覧の方はかかりつけの動物病院さんで確認してみてください。
注射薬の場合は年に一度の予防で問題ありません

また、フィラリアに感染した状態で予防薬を投与すると、体内で激しいアレルギー反応を起こす事があり、非常に危険です!
⚠️毎年飲み始める前に、必ず血液検査を行いましょう⚠️

 

次にノミ・ダニ予防についてのお話です。
どちらも身近な虫ですが、蚊とは異なり、季節に関係なく1年中接触する可能性があります。
もちろん春・秋に数が多いのですが、冬場でも、室内など気温が高めの場所では存在します。
人が移動すれば一緒についてくる事もあり、外出先から家に持ち込んでしまうということもあります。
ノミとダニは皮膚から血を吸いますが、その際強い痒みを引き起こします。アレルギーの原因としても重要な存在です。
また大量に寄生すれば貧血なんてこともありえます。

このようにノミ・ダニそのものによる健康被害もありますが、彼らがまた別の寄生虫や細菌を運んでくることがあります。その病原体の数はとても多く、人にも動物にも感染するものが多いです。
例えば、日本紅斑熱、発疹チフス、ツツガムシ病、野兎病、猫ひっかき病、Q熱、瓜実条虫など
挙げれば沢山ありますが、ノミ・ダニ予防を行うことで、動物もオーナー様もこれらの感染症を防ぐ事ができます。
フィラリア予防の蚊と同じく、どこで寄生されるかわからない為、毎月予防が重要になってきます。


以上、予防をまとめますと…

14月  :ノミ・ダニ予防 
512月:ノミ・ダニ予防、フィラリア予防

この期間を守り、毎月欠かさず続けていく事が大切!なのでした。
継続は力なり?ですね。
私もコツコツと勉強を続けなければと思います😀

🌟最後に…
わんちゃんの予防薬の種類はおやつ・錠剤・滴下剤とあります。
また、5−12月は2種類の予防が必要な為、
1つにまとめられた総合予防薬というものがあります。
猫ちゃんは当院では滴下タイプのみになります!

いずれも体重によって料金が変わってきますし、その子の性格に合わせて投与しやすいものを選んでいただければと思うので、診察時にご相談くださいね!
ご不明点等あればご質問もお待ちしております。

まだ暑い日が続きますが、熱中症とコロナに気をつけ乗り越えていきましょう💪

長くなってしまいましたが、今日はこの辺で・・・ 

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MitsukiSuzuki@U-KYO-Animal Hospital

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