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右京動物病院ブログ

11月12日(日) 本当によく頑張りました。

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11月12日(日)

゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。
 平野:11月19日(日)・25日(土)午後・30日(木)午後
 百石:11月18日(土)午後
 三浦:11月12日(日)19日(日)

こんばんは、院長です。
毎日寒い日が続きますね。
皆さんは風邪をひかないように、
体調を崩さないように心がけている習慣などはありますか?
私は最近は豆乳を毎日飲んで、寝る前にマヌカハニーを舐めるようにしています。
やはり食生活は健康の基本ですから、これからも気をつけたいところです。
またオススメの健康法などがありましたら、ぜひ教えてください。

さて今回のお話は、、、
寂しいお話になってしまいますが、先日虹の橋へと旅立ったワンちゃんのお話です。


柴犬の女の子、Oちゃんです。
彼女を初めて診たのは、2016年4月のよく晴れた日でした。

来院前に先に問い合わせの電話がありました。
「末期の腎不全で病院に行くのも嫌がるため、なかなかできることがない。
何とか往診で楽に最後を迎えさせてもらえないか。」
という内容だったように思います。

その際に聞いた血液検査の結果では、Cre(クレアチニン)値が10以上・・・
正直、それを聞いて私も「むしろ今よく生きているな」と思ったほどでした。
猫ちゃんに比べ、ワンちゃんでこの数値はありえません。
私も会う前は「もう先は長くないだろうから、何とか楽になる方法を考えよう」と思ったほどでした。

そして対面の日、往診バッグと助手の先生を連れて、お宅にお邪魔しました。
すると、なんと自分から私の方へと寄ってきてくれたのです。
初めて診た瞬間、私の中で「???」が沸きました。
なぜこれだけ悪い血液検査の数値なのに、この子は頑張れているのだろう?

その瞬間に私には「まだまだこの子は頑張れるはず、生きてくれるはず」という直感がありました。
そしてお母さんに「何とか数日病院で入院して積極的に治療させてください。」とお願いし、往診車に乗せて一緒に病院まで戻ってきました。スタッフもお母さんも驚かれていたように思います。

そして数日間の入院治療が始まりました。
入院は難しいと聞いていたものの、スタッフたちの献身的な介護の甲斐もあってか、本人も治療にも非常に協力的でした。
もちろん嫌なことには歯を向いてしまう柴犬らしい一面もありましたが(笑)

そしてどんどんクレアチニン値は下がり、奇跡の復活を果たしてくれました。
しかし慢性腎臓病は治るものではありません。
病態を維持するためには、毎日の点滴やが必要になります。
また持病のため抗血栓剤も投与する必要があるため、毎日来院してもらう必要がありました。

そこから彼女と家族の毎日の通院生活が始まりました。

点滴や注射の際は口がでてしまうこともあるため、診察室に入ってきたらまずは口輪を装着です(笑)
しかし点滴中にはスタッフに寄り添って、甘えてじっとしてくれます。
終わればおやつももらえるため、必死に頑張っています。

この注射と点滴は毎日欠かすことができません。
そのため、晴れの日も雨の日も。
大雪の日でも、盆正月でも、毎日毎日。
お父さん、お母さんと一緒に病院に通ってくれました。
どのスタッフよりも病院に毎日来てくれました。
そして凄いのは、一度も嫌がることがなかったということ。
今まで病院は大嫌いだったようですが、当院には自分から毎朝行こうと催促してくれていたようです。
本当に偉い子でした。


時には誕生日を祝ってもらったり、
諦めていた翌年の桜を眺めたり。
もちろん常に元気というわけでもなく、波はありましたが、
いつも大きな声で私に挨拶してくれたのを覚えています。
しかし
年齢の影響もあるのか、徐々に体調が悪くなる時もありました。
最後の方は発作や足の麻痺が出てしまって、介護が大変な時もありました。
それでも
リハビリ治療やレーザー治療を最後まで頑張って行って、自分の足で歩こうとしてくれました。


スタッフも皆が彼女のことを応援していました。
ご家族も彼女のことを本当によく介護されました。
投薬が難しかったため、あの手この手で一緒にレシピを考えました。
もうダメか、と思うたびに何度も奇跡を起こしてくれました。

正直、私の獣医師としての感覚を変えてくれました。
諦めていれば、もっと早くになくなってしまっていたでしょう。
しかしご家族の頑張りと、本人の頑張りで、こんなにも病気に打ち勝つことができるんだと。
改めて病気との戦いには獣医師一人の力ではなく、本人、周りの支えが必要なことに気づかされたように思います。

最後の瞬間を私が見てあげることができなかったのが唯一の心残りですが、恐らくご家族に見守られながら幸せに旅立っていったことでしょう。
そう信じています。

Oちゃん、本当に本当によく頑張りました。
そしてお父さん、お母さんもよく頑張られました。
彼女との思い出を忘れずに、これからの診療に励みたいと思います。
今まで診させていただいてありがとうございました。

いつか虹の橋で会えるその日を楽しみにして、彼女とのお別れを悼みます。
本当にいままでありがとう。

院長

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