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右京動物病院ブログ

7月14日(金) 先天性横隔膜ヘルニア

カテゴリー: 診察 

7月14日(金)

*****セミナーのお知らせ(本院)***********
パピー教室:7月29日(土)、30(日)
デンタルセミナー:7月23日(日)
シニアセミナー:8月2日

*****本院からのお知らせ***************
2022年5月から夜間診療を開始しました。
平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
*****************************

こんにちは。嵐山院の田中です。😀
梅雨が明けて本格的に暑くなりましたね。🌞🎐
そして明日が祇園祭の宵々山ですね!😄
皆さんはお出かけになりますか?👘
私は人が多い場所が苦手なので、行こうか迷っています。
家族が行きたいというならがんばろうと思います。🤗


さて、今日のお話は先日診させていただいた猫ちゃん🐱のお話です。
去勢手術の予定で病院を受診されました。

術前検査として血液検査とレントゲン検査をしました。
血液検査は問題なかったのですが、レントゲン検査で


肺があるはずの胸腔右半分がまっしろになっていました!🙀
超音波検査をすると、胸の中に腸があります!🙀
よくよく聞くと、走り回った後すぐにつかれるとのことでした。
肺が半分つぶされていたら当然ですね。😿


これは「横隔膜ヘルニア」という病気で、胸とお腹を隔てる膜(横隔膜)に穴が開いてしまい、お腹の中にあるべき臓器が胸の中に入ってしまう病気です。
生まれつき起こる場合と、事故などの外傷で起こることがあります。
今回の子は先天性でした。
治療は手術で腸を本来あるべき場所のお腹の中に戻し、穴を閉じてあげます。

今回の猫ちゃんも手術を決断していただき手術させていただきました。

⚠️手術中の写真を掲載します。苦手な方はご注意ください⚠️

お腹を開けると、胃、十二指腸、空腸、回腸がほとんどありません!
また、脾臓もありませんでした。
つまり、これだけの臓器がお腹の中から出てしまい、胸の中にあるということです。
苦しかったことでしょう。
これらの臓器をもとの場所に戻して穴を縫合し無事に手術を終えました。

 

その後3日間入院してもらい無事に退院されました!
よく頑張ってくれました!!


お見舞いに来てくださった飼い主様の腕の中でご満悦な様子

これからは元気いっぱい走り回ってくれることと思います!

右京動物病院ARASHIYAMA  院長 田中


それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪ 
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