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右京動物病院ブログ: 2021年10月15日(金)

10月15日(金) 臍ヘルニア

カテゴリー: 診察 

10月15日(金)

******臨時休診のお知らせ*********
三浦:10月30日(土)午後
國廣:10月17日(日)
田中:9月30日(木)~11月1日(月)
(育児休業のため長期不在となります。その他の日程においても急遽お休みをいただくこともございます。ご了承ください。)

*****セミナーのお知らせ*********
パピー教室:10月15日(金)、10月29日(金)

*****本院からのお知らせ*********
10月から”予約優先診察”となっておりますが、
ご予約されていない方でも、診察は受け入れております。
もし予約が出来なかった場合は、直接ご来院ください。
(*獣医師の指名はできませんのでご了承ください)

 

こんばんは!獣医師の二股です。
最近、電動自転車を購入し、
朝晩の通勤が快適になりました~🚲


今日は猫の臍ヘルニアのお話をしたいと思います。

臍ヘルニアとは??
臍ヘルニアとはいわゆるでべそのことです。
本来、出産後に切り離されたへその緒は成長過程で閉じるはずですが、
閉じるはずの腹膜に穴が開き、その穴から脂肪や臓器が飛び出してしまいます。
見た目としてはお臍のあたりの皮膚に柔らかい膨らみができます。
その状態を臍ヘルニアといいます。


臍ヘルニアは先天性のことがほとんどです。
自覚症状がでるのは極稀で、元気に過ごしてくれる子が多いですが、
消化管などの臓器が飛び出したことで血流障害を起こし、腸の壊死を引き起こす可能性もあります。
そういった場合は緊急の手術が必要になります⚡
穴の大きさや飛び出している内容物によって緊急性は大きく変わります。
緊急性がなければ避妊、去勢手術の際に一緒に手術を行います。

先日、去勢手術とともに臍ヘルニアの手術となった猫ちゃん。
腹膜に1cm弱ほどの穴(ヘルニア門)がありました。(写真青丸)
穴からでていたのは腹腔内の脂肪のみです。



飛び出た脂肪を腹腔内に戻します。
穴を縫合糸で塞ぎ、手術は終了です。





臍ヘルニアは先天性の病気であるため、予防は難しいですが、
特に子犬、子猫ちゃんは一度お臍をチェックしてあげてください♪

 

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、いいね!をお願いします♪ 
futamata @U-KYO-Animal Hospital


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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
 ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定

 

 

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