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右京動物病院ブログ: 2019年11月24日(日)

11月24日(日) 病気の予防のために!

カテゴリー: 診察 

11月24日(日)

先日、紅葉狩りに行ってきました。

それもオハナとペアルックで😄笑

一緒に精進料理を食べました😋
紅葉はまだ少し早かったようですが、赤く色づいてるところはついつい見惚れてしまうほどでした😚
オハナ楽しかったね〜💕

さて、今回はいつも元気なウエルシュコーギーのSちゃんの一大事についてのお話です。
ある日、嘔吐が止まらないとの主訴で来られました。
初めは誤食や胃腸炎を疑って治療をしていましたが良くならず、詳しく検査をしていきました。
血液検査では炎症マーカーであるCRPの上昇が認められました。
また、エコー検査で子宮がえらく腫脹し液体を貯留していることがわかりました。

子宮蓄膿症が疑われます。
避妊手術をしていない高齢の女の子で非常に多く認められる病気です。
特に発情後に発症することが多く、いつもよりなかなか出血が止まらなかったりすることで気づくこともあります。
症状としては、多飲多尿が多くでみられ、発熱、元気消失、下痢、嘔吐、食欲不振が認められることがあります。
治療法は基本的には卵巣子宮摘出術を行います。
発症してからの経過が長い場合は腎不全や敗血症、多臓器不全いう重篤な状態に陥り、最悪亡くなってしまう場合もあります。
この病気の予防法はもちろん避妊手術です。
特に繁殖を考えられてない子は若いうちに避妊手術をしてしまうことをおすすめします。

Sちゃん、術前の検査では特に重篤な状態を示すほどの異常値がなかったことから、早急に手術をすることとなりました。
開腹し、卵巣子宮を取り出しました。

子宮はパンパンに膨れ上がっていました。
しっかり血管や卵管を凝固結紮して、切除しました。

子宮が大きい分傷跡も大きいですが、手術は無事終わりました。

Sちゃんよく頑張りました。
翌日食事を開始し、夜には元気に退院していってくれました。
また元気いっぱいのSちゃんに元どおりです!
よかったね〜😙

予防できる病気は予防しましょう。
避妊手術、去勢手術をすることで、女の子男の子特有の病気を予防できます。
大切な家族のために、まずはご相談を!

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A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital


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JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
 ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定

 

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