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右京動物病院ブログ: 2019年11月01日(金)

11月1日(金) 皮膚皮弁法part2 ※術中写真が出ます

カテゴリー: 診察 

11月01日(金)

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :11月2日(土)、8日(金)、16日(土)、22日(金)
デンタル教室:11月17日(日)

*******獣医師臨時休診のお知らせ******
平野:11月3日(日)、4日(月)、5日(火)、12日(火)、17日(日)、19日(火)
百石:11月5日(火)、23日(土)
三浦:11月3日(土)、20日(水)pm出勤
國廣:11月5日(火)出勤、20日(水)

 

 

こんばんは分院長です。

早速症例の話を。

今回も前回に引きつずき皮膚移植の皮弁法についてのお話しです。

似た話になってしまい申し訳ありませんがお付き合いください。

前回と同じく回転皮弁の話ですが、今回は皮膚欠損がより広範囲に及んだ場合の方法です。

移植片が大きくなればなるほど、全域に血液を供給するため、より太い血管が含まれた皮膚を移植する必要があります。

好き勝手に皮膚を持ってくると、血流が十分でない場合、その皮膚は定着せず腐り落ちてしまいます。

 

今回は太ももに大きな腫瘍ができてしまったケースです。

腫瘤自体も大きく、さらにマージン確保のために広範囲な切除が必要となるケースでした。

無事切除はできましたが、予想通り欠損範囲が大きいです。

大腿部に広範囲な皮膚移植をする場合乳腺部の皮膚を持ってくると血行も維持できて皮膚の脱落を防ぐことができます。

 痛々しいですが、乳腺部の皮膚を回転して大腿部に移植してきます。

時計の針を12時から5時に進めるイメージです。

傷は大きくなりましたが、無事皮膚を縫合できました。

術創は前回お話しした一期癒合になるので治りは早いです。

とはいえ大きく切ってしまってごめんよ。。

 

次回こそ違うテイストのお話ができればと思います。

 

 

 

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