右京動物病院

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右京動物病院ブログ: 2019年2月12日(火)

2月12日(火) 動かすって大切!

カテゴリー: 診察 

2月12日(火)

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室:2月15日(金)、23日(土)
デンタルセミナー:2月17日(日)

*******獣医師の臨時休診について*********
院長:2月12日(火)〜16日(土)、21日(木)、26日(火)
廣畑:2月27日(水)
三浦:2月24日(日)

*******分院臨時休診について*********
分院SAGANO は2月11日(月)~2月16日(土)の間臨時休診となります。
ご不便おかけしますが、本院へご来院ください。

こんばんは。獣医師の三浦です。

早速ですが、「リハビリ」の意味をご存知でしょうか?

正式名称はリハビリテーション(rehabilitation)で、
“re(再び)” “habilis(適した)” “action(動き)”に戻すという意味があります。
その方法には運動療法やマッサージ療法、物理療法など様々な方法があり
それぞれに異なる作用があるため、症状に応じてメニューを組み立てます。
失った機能を回復することが主な目的のように思われますが、
今ある機能を維持して生活の質(QOL)の向上や維持、もしくはQOL低下のスピードを緩めることも大切な目的です。
何らかのトラブルがあった時、もちろん急性期は無理して動かさず安静が第一なのですが
いつまでも動かさないでいたら、必要異常に力が落ち、弱ってしまいます。
急性期が落ち着いたら、できる限り動かして機能を維持することが大切なのです。

さて、本日はそんなリハビリをずっと頑張っているMちゃんを紹介します。


Instagramをご覧の方は、ご存知かもしれませんね。
とっても素敵な笑顔で、去年の秋頃から通ってくれています😊

Mちゃんの問題は、先天性の脊椎奇形と股関節形成不全、膝蓋骨脱臼。


一つ一つの椎体(背骨)が不均等なの分かるでしょうか?


股関節も、異常に浅い状態です。

初診時は椎間板ヘルニアも併発してたのでしょう。
歩けはするけど、後肢の反射がにぶくフラフラ…という状況でした💦
残念ながら手術で治る問題ではありません。
そのため、リハビリを始めることにしました。
主には運動療法と鍼灸治療ですが、ここで一番大切なのは、ご自宅で毎日行うトレーニング。
Mちゃんのお母様にも早速頑張っていただいて、1週~2週に1回くらいの頻度で通っていただきました。

最初はトレッドミル上ではバランスが取れず、後肢の支えが必要だったMちゃん。
リハビリ効果か、2回目には、支えがなくても歩けるようになりました!
そして5ヶ月経った最近では、腰の安定感も増してきました。

努力の賜物ですね🤗

Mちゃんはとにかく、人が大好き!おやつが大好き!

トレッドミルはいつもやる気満々で、自分から乗って楽しそうに歩いてくれます🐕

リハビリが他の子と一緒になった日は、待ち時間に部屋を自由に歩き回ってもらうのですが
Mちゃんはおやつ狙ってお座りばかり 笑

スタッフ一同、Mちゃんとの時間をとっても楽しんでいます😊
いつまでも楽しく歩けるように、頑張ろうね!

私も、今年の目標は「運動すること」です🏋
休みの日にボルダリングやヨガ、ピラティスなど色々やってみています。
マッサージをしても全く効果がないような慢性的な肩凝りがあるのですが、
意識して体を動かすだけでかなり楽になるんです👀
分かってはいるけど、続けられない…が悩みなので、
リハビリを頑張る皆さまを見習って、私も頑張って続けていきます💪

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪

R.Miura@U-KYO-Animal Hospital

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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
 ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定

 

 

 

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