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右京動物病院ブログ: 2015年9月17日(木)

9月17日(木) 17歳のおばちゃん犬、頑張りました!!

カテゴリー: 診察 
9月17日(木)
 
 先日、もう少しで17歳を迎えるおばあちゃん犬が脾臓全摘出の手術をしました
ワクチン接種に来られて身体検査をした時に偶然お腹の中に大きな塊がみつかり、
検査をしたところ脾臓に巨大な腫瘤ができていることがわかりました。
お腹の中のその爆弾が破裂してしまうかもしれない危険性を考え、
手術をすることになりました。
その子自身は元気食欲もあり、特にいつもと変わらないとのことでした。

さて、手術当日です
今日は朝からご飯もお水も抜きでどこか不安そうな様子…
高齢にも関わらず、術前の血液検査では大きな異常はありませんでした

お昼がすぎて…いざ手術です

全身麻酔で完全に眠ってしまいます。
仰向けになってお腹の毛を刈ります。

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切皮をして脾臓の塊を取り出します。
腫瘍には血管がたくさん入っているので、その血管を一つ一つ慎重に結紮していく
必要があります。
しかし当院ではソノサージという超音波凝固切開装置を使うことで血管をしっかりと結紮できるので
出血はほとんどありません。

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無事脾臓を全摘出できました。

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あっという間でしたね
閉腹して手術終了です。

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よく頑張りました

術後の経過も良く無事抜糸も終えました
今もおうちで元気に遊び回っているようです。
まだまだ長生きしてくださいねぇ〜

 病理検査の結果は良性腫瘍だったので今後の再発や転移もないでしょうとのことでした
ただお腹の中にある程度の大きさの塊があると破裂してしまったり、他の臓器を
圧迫してしまったり…と良からぬ事態になることがあります。
なので腫瘍の種類に関わらず手術は必要なケースが多いです。

 ワンちゃんネコちゃんも高齢になるといろんな病気がでてきます。
やはり早期発見、早期治療が大事になってきます。
残念ながら症状がでてきてからでは手遅れになってしまう場合もあります。
ここが痛い、しんどい…とおしゃべりしてくれるといいのですが…。
いつもと何か違う…??とか、少しでも気になることがあれば何でもご相談ください
8歳をすぎたシニア世代の子たちには定期的な健康診断をぜひおすすめします

それでは今日はこの辺で・・・ 
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A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital

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