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9月22日(日) 驚異的な回復力🌟

カテゴリー: 診察 

9月22日(日)

*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :9月27日(金)
                              10月4日(金)、12日(土)、18日(金)、26日(土)

先日、平安神宮までオハナとお出かけして来ました😊
思ったより人が少なく、ゆっくりお参りができました。
実は大切な方のわんちゃんに病気が発覚し、その回復を祈願してわんちゃん用の可愛いお守りをゲットしてきました!
このお守り、今は亡き私の愛犬アムロにも頂いたもので、とっても効くんです😁
まだまだ元気でいられるようにい〜っぱいお願いしてきました🙏
今度は一緒にお出かけしようね!
オハナも一緒に〜💕


さて、今回は驚異の回復力をみせてくれた猫のMちゃんのお話です。
Mちゃんは1週間前から食欲がないという主訴で来院されました。
血液検査で腎数値が上昇し、黄疸が認められました。
腎不全により食欲が落ちて全く食べなくなり、その結果肝リピドーシスになり黄疸が認められたのでしょう。
肝リピドーシスとはつまり脂肪肝のことです。
肝臓に過剰な脂肪が蓄積することで肝機能障害を起こす疾患です。
特にもともと肥満の猫が食べなくなると、体の中の脂肪が分解されて肝臓に急激に蓄積するために起こります。
Mちゃんももともとふくよかな体型だったためか、急に食べなくなったことで肝リピドーシスを発症してしまいました。
とにかく根本の原因である腎不全を治療するために、入院して静脈点滴を開始しました。
腎不全になると体が脱水し、それが余計に腎不全を悪化させてしまいます。
点滴をすることで脱水を改善させます。
肝リピドーシスに関してはとにかく食べることが大事です。
もちろん自分では食べないので、シリンジを使って強制的に口の中にご飯を持っていきます。
Mちゃん嫌々ながらもなんとか飲み込んでくれました。
数日治療を続けますが、なかなか改善しません。
それどころか黄疸の数値がどんどん上がってきました。
Mちゃんの様子もいささか動きも鈍くなり、ぐったりした様子でした。
体中黄色くて黄疸がどんどん進んでいました。

治療に対する反応が悪ければ、残念ながら予後が厳しいということになります。
飼い主さんと相談した結果、お家でみますということで、退院することになりました。
退院してから数日後、再診で病院に来られました。
なんと、少し元気そうでなんとか強制的にご飯は食べているということでした。
再診を重ねるごとに、顔つきもよくなり、食べれるご飯の量も増えてきました。
何よりも、気になっていた黄疸がみるみる治ってきていました。
家の力ってすごいなぁと再認識しました。
飼い主さんも大喜びで、今も頑張って点滴に通ってくれています。
もうダメかと思った矢先の驚異の回復力に感激しました!
Mちゃん、しっかり食べて、点滴頑張っていこうね!

それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪
A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital


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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
 ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定 

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