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11月19日(火) ヒーターはお好き?

カテゴリー: 診察 

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       12月29日(金)、7日(土)、13日(金)、21日(土)
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百石:11月23日(土)
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國廣:11月20日(水)

 

こんばんは。獣医師の三浦です。
日に日に、寒くなってきていますね。
先、小型ヒーターを出したらごまちゃんが大喜びで
スイッチをつけると走って温まりにきます🐈💨

へそ天で大いに寛いでくれています 笑。
冬毛でフサフサになって、かわいくなる季節でもあります😍

さて、寒い季節といえば…猫さんの下部尿路疾患が増える時期です。

先日も猫のSちゃんが「尿が出ません!」と来院されました。
お話を伺うと数日前からトイレ以外のところで排尿していたのが、
だんだん出なくなってきたとのこと。
エコーで膀胱を確認してみたところ、パンパンには膨れておらず
少しずつでも出ている様子でした。
本来ならば尿検査をしたいところですが…残念ながら採尿困難な状況であり、
ひとまず膀胱炎として仮治療を開始しました。

ところが、翌日になっても尿は出ず😫
食欲も落ち、前日にはお腹を触っても平気だったのがとても痛がるようになっていました。
膀胱を圧迫すると、真っ赤な血尿が少しだけ出てきました。

検査の結果、Sちゃんは腎障害も併発していました。
おそらく尿路閉塞の結果、腎臓に負担がかかってしまったのでしょう。
急遽、入院となりました。

入院後は尿カテーテルにより排尿を促し、点滴を開始しました。
そして翌日には自分で排尿できるようになり、ご飯も食べて腎数値も改善!
入院自体のストレスも考え、早期退院となりました。
今後はご飯を変えて、再発予防をしていきます。

 

猫の病気のなかで、泌尿器のトラブルは最も多い疾患です。
特に寒い季節には増えます。
早期に気付けなければ、今回のように腎障害に進むケースも多いです。

お家で気づきやすい症状は
・トイレ以外のところで排泄する
・トイレの頻度が多い
・トイレにいる時間が長い
・排尿時に鳴く
などでしょうか。
膀胱炎になった方なら分かるかと思いますが、とっても痛いです😖

・部屋が冷えすぎないようにすること
・水分を多く与えること(ドライフードより缶詰がお勧めです)
などは予防に繋がります。
寒さだけでなく、多頭飼いや環境の変化などによるストレスも膀胱炎の原因となるので注意してください。

特に男の子は尿道が狭く、尿路閉塞になりやすいので要注意です!
予防&早期発見で、寒い季節を乗り切りましょう。

 

それでは今日はこの辺で・・・

出来ましたら、「いいね」をお願いします♪

R.Miura@U-KYO-Animal Hospital

 

 


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