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右京動物病院ブログ

4月23日(火) 皮膚のトラブルは何が原因?

カテゴリー: 愛犬 中医学 

4月23日(火)

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こんばんは。獣医師の三浦です。
先日は我が家の愛猫、ごまつぶの誕生日でした。

つぶちゃんはおねだり顔が不細工です。笑
犬用の骨型ぬいぐるみを買ってあげたのですが、
結構気に入ってくれたようで、毎日帰宅すると色んな場所に移動しています💨
ごま3歳、つぶ1歳、ずっと元気でありますように🙂


さて、本日は久しぶりに中医学のお話です。
暖かくなってきたので、これからの季節に多い皮膚病について。
皮膚病は年中多い病気ではあるのですが、
暖かくなり、湿り気が増してくると細菌感染や真菌感染が増え、
皮膚状態が悪化しやすくなります。

中医学では、皮毛は、五臓六腑のうちのが担っていると考えられています。
中医学での「肺」は西洋医学でいうと、「呼吸器」全般を指します。
肺は、(消化器)で作られたり呼吸によって作られた「気」や「津液」を体表へ送り、皮膚や体毛を潤します。
また、発汗作用などにより体温を調節し、外からくる邪気への抵抗力を高めます。
そのため、肺が弱まると皮毛の潤いがなくなり、邪気の侵入を許し皮膚トラブルが増えてしまいます。
を助けている立場なので、脾が弱まっても肺は弱まります。
この時期に多い花粉症は、まさに脾と肺の弱りが原因です!
また、春は気が強まる季節。
中医学ではバランスが大事なので、強すぎることも問題です。
の力は、気が強まりすぎると抑えつけられてしまう性質があります。

さて、1歳のフレンチブルドッグのKちゃん。
数か月前に引き取られたばかりなのですが、その時すでにひどい皮膚病でした。

顎から胸辺りまで赤くべたつき、腹部は赤黒く色素沈着がみられます。
皮膚検査の結果、強い細菌感染が認められました。

青い小さい丸が、全て細菌です。
早速抗生物質の服用を始め、途中で真菌の感染も認められたため抗真菌薬も追加されました。
1か月後、べたつきは落ち着き、だいぶ状態は良くなってきました。

でもまだまだ毛はうすくフケもたくさん出ます。
そして体を触ると、とっても熱い!

フレンチブルドッグは、現代医学でも呼吸器疾患や皮膚疾患が多いとされていますが、
Kちゃんも同様にの力が弱い、と見て取れます。
以前飼われていたの環境がどのようだったか分かりませんが、
それでもまだとても若いのに、ここまで慢性的な症状が出るのは
生まれつきの体質があるのでしょう。
現状では、体の中の熱を上手に外に出せていません。
このまま放っておくと、永遠に感染症を繰り返しお薬は増える一方。
さらに中医学の考えでは、全ての病気は単一で起こるのではなく繋がっていきます。
身体の中の巡りが悪いと、皮膚病だけに留まらず
滞ったところに塊ができ腫瘍化することもあり得ます。

Kちゃんには、体質改善のための治療をおすすめしました。
まずは体に溜まった熱を外へ出してあげることが必要です。
今までの治療にプラスして、清熱・利湿作用の強い漢方薬を開始しました。
それから3週間、お腹に産毛が生えてきて体表の熱さも軽減されてきました。
もう少し熱が取れたら、状態に合わせてお薬を変更していきます。
まだまだ時間はかかりそうですが、焦らずゆっくり、頑張っていきましょうね。

それでは今日はこの辺で・・・
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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
 ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定

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