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右京動物病院ブログ

6月19日(金) 梅雨にも負けず

カテゴリー: 診察 お勉強 

6月19日(金)

*******臨時休診のお知らせ*********
院長(平野)は完全予約制となりますので、ご注意ください



こんばんは、獣医師の二股です。
今日は犬の外耳炎についてお話したいと思います🐕
外耳炎は鼓膜より外側の外耳で起こり、特に今のような湿度の高い時期には頻発する病気です。
外耳炎の原因には異物、腫瘍性病変、寄生虫、アレルギー疾患…など挙げられますが
二次的要因として細菌感染、マラセチア(真菌)感染が絡んでいることがとても多いです。
炎症の程度にもよりますが、痒みを感じているサインとして耳を掻くのはもちろん、頭を振ったり地面に耳をこすりつけりすることもあります。
耳が匂うのは感染、炎症のサインです。

先日トリミングで来院していたわんちゃん、とても耳を痒がるそうで…
耳垢が溜まっていた&耳垢検査をすると顕微鏡でマラセチア(真菌)が沢山認められました。
(写真のダルマ型に見えるのがマラセチア 少し小さくてごめんなさい…)



マラセチアは犬の皮膚の常在菌なのでいること自体に問題はないのですが、

マラセチアが栄養源とする耳垢が増えてしまったり、アトピーその他皮膚炎で皮膚の抵抗力が落ちてしまうと異常繁殖し、炎症が起きて痒みを生じてしまいます。
特に多湿な梅雨時期には悪化することがあるので注意です!
菌がさらに内部に入り込み中耳炎、内耳炎に進行することもあるので放置せず早期に治療をしましょう。
治療として点耳薬で炎症を抑えることももちろん大切なのですが、
まずは細菌やマラセチアの増殖要因となる耳垢をしっかり洗浄して取り除くことが重要です!!
(そもそも外耳炎を招いてしまった基礎疾患を治すのも大切です)



犬の耳はこのように私たちの耳とは違い、外耳道が屈折した構造をしているため
洗浄液で奥の方から汚れを浮かせてくる必要があります。
(綿棒での耳掃除は耳道壁を傷つけ、耳垢を奥に押し込むことになるのでやめましょう)
治療のみならず、しっかり耳を洗浄することで外耳炎の予防にもなります。
自宅での耳掃除が厳しい方は病院でももちろんできますので是非ご来院ください☘

ちなみに猫ちゃんでは…🐈
洗浄液が溜まることで耳内部に影響を与え、斜頸という神経症状がみられることがあるので
洗浄液を含んだ乾綿で拭きとる程度にしましょう。
梅雨時期も元気に過ごせますように…🌼



それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪ 

futamata@U-KYO-Animal Hospital

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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼

 

 

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