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右京動物病院ブログ

11月23日(火) 愛くるしいけど、、、

カテゴリー: 診察 

 

こんばんは!獣医師の細田です🍁

いきなりですが皆さん短頭種という言葉はご存知ですか?
短頭種とは、パグやブルドッグ、ペキニーズ、シー・ズー、マルチーズなどの
鼻がぺちゃっとなっているワンちゃんたちのことです。
短頭種の子たちは、なんとも言えない愛嬌溢れるお顔立ちをしていてとても可愛いですよね!
しかし、その愛くるしいお顔を持つ短頭種ならではの病気があります。
ブルドックやパグが呼吸しずらそうに「ガーガー」「フガフガ」「ブーブー」言っている姿をよく見ませんか?
短頭種は他の犬種よりも生まれつき空気の通り道である気道が狭い傾向にあります。
そのため、呼吸困難(いびき、睡眠時無呼吸症候群、異常呼吸音)などの症状が出ることがあり、
これを短頭種気道症候群と言います。
これらの症状は、具体的には鼻の穴が狭かったり(外鼻孔狭窄)、軟口蓋と呼ばれる喉の奥にあるひだが長かったり(軟口蓋過長)などの生まれつきの気道の構造異常によって生じます。
短頭種気道症候群は、生まれつきの病気なので内科的な治療で完治はしません。
しっかり治すためには外科的な治療が必要な場合があります。

こちらは、短頭種気道症候群の原因うちの1つである、外鼻孔狭窄のフレンチブルドックさんの写真です。

鼻の穴がほとんど見えず、見るからに呼吸がしづらそうですよね💦
この子は、いびきや興奮した時に「ブーブー」と鼻が鳴り呼吸がしづらそうという症状がありました。
飼い主様の希望もあり、避妊手術の際に一緒に外鼻孔を広げる手術を実施しました。
術後の写真がこちらです。

鼻の穴がはっきりと見えるようになりました。これで呼吸がしやすくなります!

短頭種気道症候群と言っても、ワンちゃんにとって症状の程度は様々です。
短頭種を飼っていらっしゃる方で、ワンちゃんのいびきや呼吸音が気になる、しんどそうという方はお気軽にご相談ください。

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