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右京動物病院ブログ

3月16日(金) 何のできもの?

カテゴリー: 診察 

3月16日(金)

゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。

院長:3月17日(土)午後、25日(日)、29日(木)午前、31日(土)午後
百石:3月18日(日)、24日(土)午後
三浦:3月18日(日)、25日(日)
國廣:3月31日(土)

右京動物病院SAGANO(分院)
分院長:3月17日(土)、18日(日)


こんばんは、獣医師の國廣です。
先週に比べ、今週はずいぶんと暖かくなり春の陽気を感じますね。
先日のお休みの日には宇治の方に出かけてきました。10円玉の平等院鳳凰堂もしっかり観光してきました。

暖かくなるとお出かけ欲が増しますよね!みなさんのお出かけ話もぜひ聞かせてください。


ではでは本日のテーマは、2歳トイプードルのPちゃんについてです。
来院された理由は、「以前から右前肢にできものができ、気にして舐めている」とのことでした。
早速その足を見せてもらうと・・・


このような1cm程のできものができていました。
こういった”できもの”に対して行う診断方法は大きく分けて2つあります。

①手術で摘出してしまい、病理検査に送る。
②針で吸引することで、細胞を採材する。(「細胞診」と言います。)

①のメリットとしては診断に信頼性があることです。一方デメリットとして手術を行うので動物に対して侵襲性が高くなります。
②のメリットとしては侵襲性が低く、物によってはその場で診断がつくことです。一方デメリットとしては”できもの”によってはなかなか診断がつかなくやや信頼性に欠けます。
もちろん確実な診断を行うために①と②どちらも行うこともあります。

今回のPちゃんは年齢が若いこともあったので、1つの腫瘍を疑いました。
それは「皮膚組織球腫」という、犬の皮膚によくできるいわゆる良性腫瘍の1つです。

特徴としては
・3歳未満で好発する
・頭部、耳介、四肢にできやすい
・好発犬種はボクサー、ダックスフンド、フレンチブルドッグなど
などがあります。
また診断は②の細胞診を行うことで他の悪性腫瘍とある程度鑑別ができます。
実際細胞診を行うと、このような細胞が採取できました。

核の形からもやはり悪性ではなさそうと判断できました。

この「皮膚組織球腫」ですが、治療法は特になく通常3ヶ月以内に自然消退します。
ただ今回のPちゃんは舐めてきにしているとのことだったので、感染を予防するために抗生剤と炎症止めのステロイドを処方しました。

すると、1週間後には

このように大きさもずいぶん小さくなり、気にすることもほとんどなくなりました。
こういったできものに対して飼い主様が注意すべき点は「大きくなっていないかを見ること」です。
やはり腫瘍の場合どんどん大きくなっていきますし、それが悪性であれば早めに取ってしまう必要があります。

みなさんも日頃からわんちゃん、猫ちゃんの体を触っておいて、何かできものがないか見てあげてください。

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KUNIHIRO@U-KYO-Animal Hospital

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