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右京動物病院ブログ: 2018年5月20日(日)

5月20日(日) 続々と来院されます〜犬の進行性脊髄軟化症〜

カテゴリー: 診察 

5月20日(日)

゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。
平野:5月26日(土)午後 
三浦:5月20日(日)
廣畑:5月31日(木)

こんばんは、院長です。

だいぶ暖かい季節になって、暑さも感じるようになりましたね。
蚊も出てきています。
フィラリア予防薬は忘れずに飲ませ始めてくださいね。

本日は診察終了後に京都の獣医師の勉強会グループで集まってBBQしました。
開業してから発足した勉強会ですが、早いもので5年以上にもなりました。
毎月1回は症例を持ち寄り発表会を実施するほか、研修医たちに向けた講演も行っています。
これからも共に頑張る同志と共に京都の獣医療界を盛り上げていきたいものです。

また5月24日には当院も開院6周年を迎えます。
6年と聞くと長く感じますが、本当に早かったです。
その間に渡って当院を応援してくださる全ての方にお礼申し上げます。
いつもありがとうございます。

さて今日も脊髄軟化症の症例をご紹介します。
今回は先月に実施した4頭の犬(ダックス、トイプードル)です。
2匹は大阪府より、1匹は高知県より、1匹は千葉県からご来院されました。

皆、脊髄軟化症の診断が下ったことにより、
安楽死を勧められたり最後を看取ることを考えなければいけない中で、
当院を探し見つけてご来院されました。

皆さんが動物を愛すべき家族と考えていらっしゃり、たとえ一生の介護が必要となっても頑張りたいという意思を持たれていらっしゃいます。
動物たちも皆生きたいという顔をしています。
プレッシャーではありますが、そんな思いに応えるべく緊急手術が続きました。

いずれの手術も4時間に及ぶ大手術となりましたが、
無事に全て成功。
そして集中管理の後は、リハビリ担当の獣医師や看護師にバトンタッチです。

こうやってチームで動物の治療に取り組めることが嬉しく、
そしてスタッフが頼もしいです。
私一人だけでは何もできませんから。

そして紆余曲折はあるものの、皆無事に退院してくれました。
本当に皆助かってよかった。
そして脊髄軟化症の子達の退院前には必ず写真を撮らせていただいています。


ご家族もご一緒に退院の記念撮影です。
この病気で来院される子は遠方の子も多く、
なかなか会えませんので、
こういう写真は私の楽しみの一つです。
こうやって元気に嬉しい顔をして帰っていただいた写真を見返すと、
ヤル気スイッチが入ります。

このように当院では多い時は月に4件、少なくても1〜2件は進行性脊髄軟化症の治療を実施しています。
全てが緊急手術となってしまうため、どうしても院長平野の外来診察が急遽キャンセルになったりしてしまいますがご理解いただきたく思います。
またCT検査も導入されたために、通常の椎間板ヘルニアの治療も非常に多くなっています。

脊髄外科疾患でお困りの友人やお知り合いがいらっしゃいましたらご紹介ください。
特に重度の椎間板ヘルニアや進行性脊髄軟化症は時間との戦いでもあるため、飼い主自身がこの病気の治療法を知っておくことが必要です。
すこしでも多くの命を助けるべく、この治療には全身全霊で当たらせていただいています。
進行性脊髄軟化症で命を落とす犬がいなくなるように・・・
ひたすら切り続けようと思います。

院長

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